凪良ゆうさんのレビュー一覧

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

美しいだけでなくかわいい彼

受け様の清居のことが好きで好きで好きで、の攻め様の平良。
この設定、大好きな私なのですが、なんだろうこのもどかしさ。
清居にも、読者にも早い段階で両思いじゃんってわかってるのに、思い通りスムーズにすすまないこのじれったさ。
清居のこと、崇め奉っちゃって、恋人としての好き、とは違う方向に突き進んでいた平良。
きもうざの平良なのに、全身全霊をかけたその想いを知ってその熱量にからめとられち…

18

Chara BIRTHDAY FAIR 2015 C キャラ創刊20周年記念バースデーフェア小冊子 特典

かわいそう過ぎてもう…

『美しい彼』しか読めていないので、『かわいそうな彼』のレビューのみになってしまいますが。。

先ほど『美しい彼』のレビューでも書きましたが、どこまで行ってもぶれない平良がもうツボってツボって大変です!
大好き過ぎる清居と付き合うようになった後でも、残念過ぎる平良がむしろ愛しい(笑)
でもそんな平良のことが好きで好きでたまらない自分にムカついて仕方ない清居もある意味ぶれないね(笑)

『…

3

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

『きも』『うざ』は愛の証?!(笑)

スクールカーストっていうキーワードが若干地雷なもので、なかなか手を出せずにいたんですが、思い切って読んでみて良かったです!
さすが凪良さん。
ストーリー展開が本当に絶妙で、1日で一気に読んでしました☆

この作品の最大の魅力は前半と後半のギャップでしょうか。
ギャップといっても清居のですけど。
平良は最初から最後まで安定のキモい男ですからね(笑)

前半は完全に王様と下僕な関係。

16

愛しのいばら姫 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

好きになるってこと

365+1のスピンオフ作品として書かれたもののようですが、前作を読んでいなくても問題はないと思います!
読んだほうがスパイスが、かかってもっとこの本の旨みを、引き出してくれると思うところもあります!

本編ですが、アパレル業界の話ということで、とてもリアルで、面白かったです。大前提にBL小説というところもありますが、普通に業界の話としても、とても面白くて、前向きになれる作品でした。自分に価値…

3

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

理想のカップルです

私の求めていた理想のカップルです。
気持ち悪いくらい清居(受)が好きな平良(攻)と、プライドが高くツンツンしがちだけどいつのまにか平良が気になってる清居・・・
清居は愛に飢えているので、自分の事を好きすぎる平良に対して、盛大に引きつつも心の底ではまんざらでもなく・・・なところがもうツボすぎます。
前半は平良のいじめのシーンがあるので、すこし読むのがつらいところもあり、平良の視点なので清居の気…

11

ニアリーイコール 小説

凪良ゆう  二宮悦巳 

我慢のひとの不器用さ

凪良先生の作品を読む度に、人間とはこれほどまでに相手のことを考えられるのか、自分の感情を殺すことができるのかと、自らの浅はかさを思い知らされます。
相手のことを思いやれる人の生き方が綴られていて、こんな風に物事を捉えられたらなと望んでしまいました。

受けの仁居と攻めの国立がそれぞれに抱える痛みを吐露し、和らげ、理解していく様はなんとも切なく、二人が寄り添いあっていく所以を感じとることができ…

4

ここで待ってる 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

人情と家族愛と健気な男

小悪魔ビッチという謳い文句からのイメージは
いい意味で裏切られる、心温まる作品。
草間さんの表紙が手触りをよく伝えている。

極真空手の師範代・成田は、実はゲイ、
小悪魔ビッチ系がお好きという、彼の日頃に似合わぬお好み。
おかげでいい男なのに、いつも実りのない恋愛をしている。
ある夜、ゲイバーでドストライクの飴屋に出会い
いい雰囲気になりながらも逃げられてしまうのだが……

6

恋愛犯 Love holic 小説

凪良ゆう  サクラサクヤ 

ストーカー

どうなんだろう。記憶なくした勢田の身元を隠して引き取り、勢田の家族の連絡先はわかるのに勢田を装って嘘のメールで誤魔化す。日永のしてることは犯罪で悪いことだよね。

それを知った時の勢田の反応がどうなるのかハラハラした。

記憶がない間、勢田の不安などがほとんどなくて家族探したいとか今の状況が変だとか思わなかったんだろうか。

見知らぬ男と最初は名前もわからなかった記憶喪失の自分。
日…

2

恋愛犯 Love holic 小説

凪良ゆう  サクラサクヤ 

恋愛犯

がっつり凪良さんらしい攻だなと読み終えて思いました。
最後のまとまりがよく、ハッピーエンドおめでとうと叫びたい!

さて、今回はストーカー攻ですね。
受が好きすぎて執着しまくる攻です。大好物っ!
「うまいじゃん」何気なくかけた言葉が嬉しくて。
もらった甘酸っぱい飴玉の味が忘れられなくて。
それで世界がすべて受一色になってしまう。
自分の世界はすべて受で回ってて、どんなことでもしてあ…

2

愛しのいばら姫 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

きみに捧げるカメリア

凪良ゆうさんは、描かれる文体がとてもしっかりしているので
安心して読むことのできる作家さんのお一人です。
物語やキャラクターの設定と、表現の仕方等から
作品によっては、好みのものとそうでないものに分かれますが、
今作は個人的に見事、ハートを鷲掴みにされました。

この作品の一番の魅力は、何と言っても
メインCPのキャラクターにあるように思います。
自分のことをモデルという商品として…

7
PAGE TOP