凪良ゆうさんのレビュー一覧

積木の恋 小説

凪良ゆう  朝南かつみ 

切ないのにどこかほっこりするんです。

読み終わって、ラブラブハッピーエンドってイメージじゃないけど
今後もきっと二人で積み木を積み上げて行くんだろうなぁ~って
良い感じの余韻が残るお話だったと思います。

不幸な境遇から詐欺師になった受け様と凡庸な攻め様。
考えも、環境も何もかもが正反対みたいな二人の恋愛は
少しずつ進んで行きますがモヤモヤする事も無く読んでるとのめり込みます。

前半ではお互いが相手に対して秘密がある…

5

積木の恋 小説

凪良ゆう  朝南かつみ 

よくあるお話だが。

男相手の恋愛詐欺師の蓮(受け)とお坊ちゃま育ちの加賀谷(攻め、年上)。
よみはじめてすぐ、「ああ、こりゃーよくある展開にしかならないだろう、どう読ませるかだな」と作者のお手並み拝見な気分になってしまいました。
あらすじはぶきます、ほかの方が上手に書いてらっしゃるし。

読んでいって、「フツウ」な感じがして。ええ~、凪良先生だろう(期待したのに)…、と思って、途中であとがきを読むと、雑誌掲載…

4

積木の恋 小説

凪良ゆう  朝南かつみ 

凪良先生にハズレなし!!

無条件で作家買いしてます。今回もよかった・・・
発売を楽しみにしていましたが期待通りでした!

男専門の恋愛詐欺師の蓮(本名・透)が
狙った獲物の加賀谷に次第に惹かれていくという
よくある内容なんですが、そこは凪良先生。
蓮(受)の恵まれなかった生い立ちからによる人間への不信感や、
その不信感と加賀谷(攻)へ気持ちの葛藤などの心理描写が
上手いこと書かれていてしっかりと読ませてくれ…

9

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

自分も頑張らなきゃ!って思える読了感!

すごく素敵な作品でした。
心の描写が丁寧にされているし、主人公が病気を持っているのですが、ウジウジ?するのではなく、かと言って前向きでもなくて・・・。

最初あらすじを見た時に感じたお話の予想はまったく外れてしまっていたのですが・・・。どんな予想をしてたんだよ!って感じなのですが、現代のお話だとは思わなかったんですよね~♪

受けが高校生・攻めが小学生という出会いからを書かれていて二人の…

3

積木の恋 小説

凪良ゆう  朝南かつみ 

本当に積木なんです

今回の凪良作品、しみじみと心に沁み入ってきます。
主人公達は突出した派手なミラクル設定でもなく、とても人間臭いです。
その雰囲気が朝南かつみさんの表紙にも、カラー口絵にもあふれていて、イメージにぴったり。
読み終わったあとに、胸にちょっと重いものが残りながら、彼等の幸せを願わずにいられません。

キャラに萌えるー!とか、このシチュが好き!とか、本当にそういう派手さがないです。
彼等がど…

4

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

まさに2人のクロニクルでした。

まず、読み応えがあります。
18行/Pなので、1ページ目めくった瞬間これは・・・!と期待していましたが、実際この1冊で分量も内容も十分厚みがあります。
心に響くというか、読み終わった後もじーん・・・。。とくる作品でした。

小さい頃に出会って、成長して再会してくっつく話はよく見かけますが、ある程度の距離感があるなか、出会って段々お互い成長していくっていうところが新鮮でした。
こうなって欲…

3

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

ハートフルストーリーがお好きなら!

絵師さんで小説を選ぶのもいいかもしれない、と小山田さんイラストの小説を片っ端から読みたいと思ってるのですが、これは評判もとてもよかったので早いとこ読みたかった!読めて幸せ!!
しかし主人公ニーナのお相手の陽光君は11歳の子供…
雁須磨子さんの『猫が箱の中』を思い出しましたよ。
子供の方が大人びていて、大人の方が頼りなげ。タイトル通り一緒に成長していく姿を追うとこが見どころなわけだけど、子供だ…

4

初恋姫 小説

凪良ゆう  街子マドカ 

箱入り息子

とにかくコイツら名前なんとかならんのか(爆
そんな読み始まり。
箱入り、念入りに育てられたお坊ちゃん・・・大丈夫かいな
なんて思いながらの今回だったわけですが
最終的に、この坊ちゃん・花時雨がなんだかんだで可愛い一作でした。
ダメなコほど可愛いといいますが、ダメだからこそ努力している姿が
可愛いんですよね(*´∀`)b゚+.゚

>>花時雨
今回の受ですね。お坊ちゃん…

3

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

ゆっくりと時間をかけて深まるもの

凪良作品の、良いところが肩肘を張らずにぎゅっと詰まった感じのする作品でした。

作者様ご本人もあとがきでおっしゃっていますが、「自分が書きたいものを純粋培養した」ことによって、読者の心に響くようなお話になったのではないでしょうか。

私は、偏屈なニーナと真っ直ぐな心を持った陽光が、
お互いに成長しつつ、時間をかけて深めていった愛情に感動しました。

BL作品に出てくる人って、遊びまく…

2

落花流水 小説

凪良ゆう  石原理 

凪良先生のヤクザモノ!

大好きな凪良先生のヤクザモノ!と言う事で、大事にしていた新本です!
へへへ^^

凪良先生の切ない文章ってすごく好きなんです。
畳掛ける様なリズムがあって、気持ちが高まってジーン・・・と。
本作もやっぱり凪良節にやられました!

普通の人生を選択した夏生に、自分の存在が妨げになっていると思いながらも、夏生と深まっていく付き合いは止められない。
中盤までの夏生への滅私奉公ぶりは、純な…

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