二宮悦巳さんのレビュー一覧

Chara BIRTHDAY FAIR 2018 C キャラ文庫創刊21周年記念バースデーフェア小冊子 特典

パブリックスクールファンには嬉しいのでは

2018年のCharaバースデーフェアーでもらえる小冊子。
(既刊のCharaレーベル小説を買うと4種類の中から購入した冊数分選べる)
こちらは以下3編(全て8Pずつ)入っています。
3が個人的に金メダル贈呈したいぐらいなお話でした。先生有難うございます(涙)

1.「毎日晴天!」番外編
   相変わらず喧嘩してます。りっぱな痴話喧嘩。
   本当に割烹着きたお母さんがお玉もって、旦那さんに怒って…

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災厄は僕を好きすぎる(6) コミック

二宮悦巳  神奈木智 

若木の過去

前巻からの続き、沖縄への修学旅行のお話から始まります。
育実と千隼がやっとちょっと近づいたかと思ったら前巻の終わりでまた離れそうになってヤキモキしましたが、育実が一歩踏み込みましたね。
こういう事に関しては千隼よりあれこれ考えなさそうな性格なのでそれが良かったのかもしれません。
主人公2人にとっては転機ともなるような思考の転換があってずっと恋愛モノっぽくなりました。
主人公2人以外には若木…

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災厄は僕を好きすぎる(5) コミック

二宮悦巳  神奈木智 

ムッツリ攻め様好きです

シリーズ5冊目で相変わらずゆっくり進んでいますが、長期作品らしく登場人物それぞれの描かれ方が丁寧で好きです。
読者には育実と千隼両方の心境が分かるので、2人のすれ違いが焦れったくてヤキモキするのですが、お互いにとても大事な存在という事が読み取れてキュンキュンします。
災厄に脇キャラ達も大いに絡んできて益々面白くなりそうです。
千隼は既に育実に対する自分の気持ちに覚悟を決めて育実を守るために自…

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災厄は僕を好きすぎる(4) コミック

二宮悦巳  神奈木智 

ゆっくり進んでます

シリーズ4冊目で主人公2人が出会ってから4ヶ月目の所まで来ました。
1巻を読んだ時に1つ目の災厄までしか過ぎなかったので、災厄が12あるということはもしかしたらこれは12巻までは必達なのか?と思いましたが…ほんとにその位のペースですね。
色々なことがゆっくりと進んでいて今回は少し停滞気味かと思いましたが、お話はやはり面白いです。
今作も色々な災厄が降りかかってくるのですが、育実が結構不注意な…

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災厄は僕を好きすぎる(3) コミック

二宮悦巳  神奈木智 

災厄のはじまり

これまでも主人公2人の先祖の記憶が断片的に現れてなんとなく両家の因縁を知り得ていたのですが、この巻ではそれが明かされることになります。
過去の2人の運命も切ないですが、現在の2人はこれからどうなるのでしょうね。
まだ明かされていない事もあるようですし、これからもまだまだ先が楽しみです。
一条の祖父の家に神楽が泊りに行ったことで2人の距離も徐々に縮まりつつあります。とてもゆっくりですけれど。

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災厄は僕を好きすぎる(2) コミック

二宮悦巳  神奈木智 

ゆっくり進んでます

シリーズ2冊目ですが、まだまだ序盤。
主人公2人の家にまつわる秘密が早く知りたい!と思うのは読者として当然なのでしょうが、まだまだこれからですね。こういうのは焦ったらダメなんでしょうね。
でも核心に向かっていることは感じられます。
この巻では新キャラも何人か登場し、これからまだまだ広がっていくんだろうこの作品の土台のプロフィール紹介的な内容でした。
第2の災厄が起こるのですが、ようやく育実…

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災厄は僕を好きすぎる(1) コミック

二宮悦巳  神奈木智 

先が楽しみなシリーズ

今まで神奈木さんの作品は何冊か読んだことがあったのですが、二宮さんの単行本としては初読みの作品となりました。
今まで読んだ神奈木さん原作の作品はピュアで心情描写が繊細な作品が多かったのですが、この作品も心情描写がよく描かれている作品だと思います。
今の時点では恋愛面よりもファンタジーの色が濃く出ていて、序盤で読者をグッと惹きつける魅力的な1冊目となっているのではないでしょうか。
色々な謎がこ…

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ノーモアベット 小説

一穂ミチ  二宮悦巳 

漫画なら分かりやすそう

舞台がカジノということで、カジノに行ったこともなくカードゲームのルールもよく分からない私には世界観が新鮮で、楽しめました。
が、やっぱり文字だけだとルールやカードを頭の中で整理しながら読まないとついていけないので、集中仕切れなくて入り込みにくかったです。
これが漫画だとイラストで補完できる分、もっと面白く読めたんじゃないかなーと思います。

恋愛面に関しては、元々両想いだった二人がくっつく…

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ニアリーイコール 小説

凪良ゆう  二宮悦巳 

グサグサ核心をついてくる

表紙の雰囲気が大好きなこの一冊。
章ごとに視点が変わり、国立も仁居もどちらの気持ちも違和感無くすんなり入ってくる感じでした。どちらか片方だけでなく、ふたりともが乗り越えたい何かを持っている組み合わせなのがすごく良かった。

仁居は過去の経験から一歩進んだと思えば半歩下がるような慎重さで、やっと少し心を開いたかと思えばすぐに自分を戒めています。当然国立との関係は深いところで全く前進しないのです…

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ニアリーイコール 小説

凪良ゆう  二宮悦巳 

愛の、才能、ないの。

抱えている気持ちは同じ、なのに出す答えがちがう。イコールにはならないものをイコールにしたくてたまらない、というお話…かなぁ。
「今日はここまで、続きはまた明日」と途中で本を閉じることが どうしても出来ず、最初から最後まで視界は ぼやけたままでした。

恋愛は二人で一緒に始めるのに、恋の終わりはどちらか片方が望むだけで訪れるんだな…と痛いくらい突きつけられる作品です。
誰かを好きになっても、…

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