さあ、今から担当替えです 毎日晴天!(14)

saa ima kara tantougae desu

さあ、今から担当替えです 毎日晴天!(14)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×22
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
26
評価数
6
平均
4.3 / 5
神率
50%
著者
菅野彰 

作家さんの新作発表
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イラスト
二宮悦巳 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
毎日晴天!
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784199008993

あらすじ

毎回極悪な進行で締切りをぶっちぎり、担当編集で恋人の大河と
家族を巻き込んですったもんだの末に、ようやく原稿を書きあげる──
そんなはた迷惑な執筆の儀式を繰り返してきた、売れっ子SF作家・阿蘇芳秀。
編集と作家が同居しながら喧嘩をするのは、作品にもよくないのでは…?
これまで二人の仕事ぶりを黙認してきた編集長は、ついに大河に担当変更を言い渡し…!?

表題作さあ、今から担当替えです 毎日晴天!(14)

帯刀大河・SF雑誌編集
阿蘇芳秀・SF小説家

同時収録作品SF作家は何度でも家出する

帯刀大河・SF雑誌編集者
阿蘇芳秀・SF作家

同時収録作品夢のころ、夢の町にて。

帯刀大河・SF雑誌編集者
阿蘇芳秀・SF作家

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レビュー投稿数2

その一言が言えるまで

晴天シリーズも来年で20年との事ですが、ここへ来て、久々に秀と大河の話が、ガッツリと来ましたね。
これまでのシリーズ中では、子ども達の話(明信も一応子どもたちに含めましょう)がほとんどでしたが、この長いシリーズの大元は、何かを曖昧にしたまま離れてしまった秀と大河が、それが恋だと認める話のはずだったのに、舞台が大家族のせいか、この二人(秀だけのせいとは言わせない)の性格のせいか、二人の恋愛関係や肉体的な関係の進展にはほとんど触れられないまま、今回の大迷走へと突入。
描写はコメディでも、キリキリと痛いお話で、萌度では計り難いです。
エロ度にしても数度のキスシーンがかろうじてある程度。
でも、ようやく二人の関係が、ここまでたどり着いたのかと思うと感慨深かったです。

3

「自分は白馬の王子ではない」と告げる誠実さと無粋

電子書籍で読了。挿絵有り。

私かまだある程度若かりし頃からお付き合いをして来た帯刀家のみなさん。
コメディ要素満載で始まった作品なのに、巻を重ねるごとに読後感がどんどん寂しく感じます。これが大人になるっていう事なんでしょう。この巻は大河と秀が中心ですが、勇太と真弓、龍と明信よりも、この大人カップルが主人公になると余計そう思います。多分、主要な登場人物の中では一番の大人である彼らには、助けてくれる、あるいは助けてくれるという幻想を持たせてくれる人がいないからなのだろうと思います。欠陥を抱えつつ、そしてそれを解っていながら、自分でなんとかするしかないのです。

4つのお話が入っていますが、中心は表題作です。
編集長から担当替えが命じられ、大河は伸び悩んでいる新人作家の担当になり、秀には文芸から移ってきた『やり手』の新編集が付きます。そして、大河は秀の小説について一切の口出しをしなくなります。小説を書くことが『大河が認めてくれた自分の価値』である秀は大混乱に陥ってしまう、というお話です。

秀という人は、望んでも手に入らない状況を理解する賢さがあったばかりに、望むことすら忘れてしまった様な人ですが、その悲しさが胸を締め付けました。また、秀が初めて発見した自分というものが、自分にとって好ましくない、嫌いなものであるということも。
それでも、秀の人生=創作活動についてより良きことを提供したいと考える大河は「作品について何か言って」と言う秀の求めに決して応じません。暗に「成長しろ」って言っているんですよね。「依存ではなく」って。
いや、解るよ。それってとても大きな愛だよね。でもさ、酷だよ~ぉ。

秀が自分のささやかな願いを、大河に告げることが出来たラストで良かったー。本当に小さな一歩なのですけれども、あのシーンのカタルシスで彼らの未来を信じることが出来ます。

2

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