日高ショーコさんのレビュー一覧

憂鬱な朝 3 コミック

日高ショーコ 

亀裂。憂鬱な朝3

3巻です。
冒頭から一気に「久世家当主」としての存在感を増す暁人の姿。
ということは当然、桂木とのズレが生じる。
単独で動いて森山侯爵より実業家の石崎に近づいたり、家での習慣を変えようとしたり。
また、2巻から現れた雨宮が桂木の出生の秘密を遂に突き止めてあれこれと画策している。
桂木は桂木で、どうやら暁人に情がわいてきたよう。
その心境の変化は、正直分かりづらいかな…暁人の一途さが桂木…

1

憂鬱な朝 2 コミック

日高ショーコ 

行き違う想い。憂鬱な朝2

2巻です。
冒頭は、養子として迎えられ勉学に励む少年時代の桂木。
しかし、先代久世子爵には実子のお世継ぎが誕生なされた…存在の不安定さに直面する桂木。
なら彼は後から来た暁人を憎んでいるのか?そんな憎い相手から主従をかさにきて強姦されたのか?
暁人サイドから見れば、心は桂木を恋い慕っている。そばにいたい、そばにいてほしい、それだけだったのに…
だが実際現象だけ見れば、暁人は自分が主人であ…

0

憂鬱な朝 1 コミック

日高ショーコ 

重厚系。「憂鬱な朝」

この大作もこの度完結を迎えるとの噂をきき、1作目から積んでいた本作を遂に7作目まで実読!いたします。
わくわくどきどき。
…と読み出し、はて。昨日まで読んでた「獣」シリーズ(藤崎こう先生作)と設定かぶってる。
10才の御曹司と優秀な教育係。
しかし、こちらの教育係・桂木は非常に冷たい。
幼い暁人に優しい言葉一つかけず、取りつく島の無いような態度。
暁人は反発よりも認められたい一心で彼な…

3

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

「美しい人」でなく、「美しいこと」

日高ショーコさんのイラストに惹かれ、初めて手にした木原さんの作品でした。あまりに好きで、何度読み返したか分かりません。

優しいけれど仕事の要領が悪く、垢ぬけない寛末。人の気持ちに敏く、仕事もできるイケメンの松岡。同じ会社にいながら接点のなかった二人でしたが、気晴らしに週末の女装を楽しんでいた松岡がトラブルに合ったとき、寛末が松岡を女性だと思って助けます。松岡は自分が男だと明かせないまま『葉子…

2

知らない顔 コミック

日高ショーコ 

ライトな短編集です。

日高ショーコ 初読み

3つのストーリーからなる、短編集

「顔シリーズ」
将来を有望視されている、卓球部の田辺
バレー部に所属する春山
2人は幼なじみ。かつては一緒の卓球クラブに通っていた。

まとわりつく田辺を疎ましく思い、遠ざけた春山。
今では、会話も交わさない仲に。

不意に一人居残り練習をする田辺を見かけ、
からかい半分に声をかけた春山だが、
田辺の反応に、思…

0

リスタート 新装版 コミック

日高ショーコ 

追いかけっこ

新装版です。

リスタート
全部匡さんが悪い(笑)
匡に憧れてモデルになって必死で追い付いて追い越してしまったアキ。
酔った夜に体を重ねたのに匡は何も覚えてなくて…。
アキが一途で匡をいつまでも追いかけて少しでも先に行こうとして頑張ってますね。
途中まではすれ違いでどうなるかと思いましたが、想いが通じたり、かと思えばあれ?また距離が出来てる?お互いに高め合ういい関係ですね。

き…

1

夜をわたる月の船 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

月のように鮮やかに

食品会社で営業の仕事に嫌気がさしていた河瀬は、上司・柴岡に企画部に異動したいと相談します。柴岡は見返りに体の関係を強要し、河瀬は一度だけと応じますが、企画部に異動したのは別な人間。怒った河瀬は夜道で柴岡を殴り、柴岡は車にはねられ大けがを負います。数か月後、河瀬は企画部に異動。柴岡が約束を守っていたことを知り、自分の未熟さと羞恥心に打ちのめされます。
6年後、河瀬は新商品のテストのため訪れた北海道…

5

「花は咲くか」DVD初回封入特典小冊子 特典

二人で作る二人の居場所

桜井さんが大阪に転勤して3年が過ぎた頃の話のようです。
蓉一は吉富さんの会社に籍を置きながら制作に打ち込み、大家業も頑張っています。水川邸は新しい住人やアトリエを借りる人たちで賑わうようになりました。竹生、藤本は引き続き水川邸に住み、大学生になり実家に帰ったはずの菖太も月の半分は泊まっています。新しい住人と古い住人が集う家で、自分の周りが緩やかに変化していることを感じる蓉一。
桜井と一緒に蒔い…

7

愛すること 特典

想像力って怖い

遠距離恋愛を始めた寛末と松岡の話
続きよめて幸せでした

漫画と違って、ノベルって想像だから。。。
寛末が怒ってると思って泣いちゃう松岡や
寛末の鎖骨に鼻を乗せて「一緒に住んで」とお願いする松岡とか
想像して、やばいめっちゃ可愛いって悶えました。

そして、篠崎に惚気ている松岡もたまらん好きでした
可愛い可愛い
寛末じゃなくても、思いますよね。
可愛すぎです。。。

でも…

3

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

惚れた弱み

”どんな君でも好きだよ”と言った寛末は、
大好きな葉子が、松岡だったと知って
受け止められず、松岡から距離を置くようになる
二人とも、もう会わないと思っていたのに
共通の知り合いを通じて、また出会ってしまった二人

受け止めてもらえないとわかっているのに
好きでいるのを辞めれない松岡と
同じ人だって、性別が違うだけだってわかっているはずなのに
”男”である松岡をどうしても受け入れ…

6
PAGE TOP