日高ショーコさんのレビュー一覧

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

「美しい人」でなく、「美しいこと」

日高ショーコさんのイラストに惹かれ、初めて手にした木原さんの作品でした。あまりに好きで、何度読み返したか分かりません。

優しいけれど仕事の要領が悪く、垢ぬけない寛末。人の気持ちに敏く、仕事もできるイケメンの松岡。同じ会社にいながら接点のなかった二人でしたが、気晴らしに週末の女装を楽しんでいた松岡がトラブルに合ったとき、寛末が松岡を女性だと思って助けます。松岡は自分が男だと明かせないまま『葉子…

2

知らない顔 コミック

日高ショーコ 

ライトな短編集です。

日高ショーコ 初読み

3つのストーリーからなる、短編集

「顔シリーズ」
将来を有望視されている、卓球部の田辺
バレー部に所属する春山
2人は幼なじみ。かつては一緒の卓球クラブに通っていた。

まとわりつく田辺を疎ましく思い、遠ざけた春山。
今では、会話も交わさない仲に。

不意に一人居残り練習をする田辺を見かけ、
からかい半分に声をかけた春山だが、
田辺の反応に、思…

0

リスタート 新装版 コミック

日高ショーコ 

追いかけっこ

新装版です。

リスタート
全部匡さんが悪い(笑)
匡に憧れてモデルになって必死で追い付いて追い越してしまったアキ。
酔った夜に体を重ねたのに匡は何も覚えてなくて…。
アキが一途で匡をいつまでも追いかけて少しでも先に行こうとして頑張ってますね。
途中まではすれ違いでどうなるかと思いましたが、想いが通じたり、かと思えばあれ?また距離が出来てる?お互いに高め合ういい関係ですね。

き…

1

夜をわたる月の船 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

月のように鮮やかに

食品会社で営業の仕事に嫌気がさしていた河瀬は、上司・柴岡に企画部に異動したいと相談します。柴岡は見返りに体の関係を強要し、河瀬は一度だけと応じますが、企画部に異動したのは別な人間。怒った河瀬は夜道で柴岡を殴り、柴岡は車にはねられ大けがを負います。数か月後、河瀬は企画部に異動。柴岡が約束を守っていたことを知り、自分の未熟さと羞恥心に打ちのめされます。
6年後、河瀬は新商品のテストのため訪れた北海道…

5

「花は咲くか」DVD初回封入特典小冊子 特典

二人で作る二人の居場所

桜井さんが大阪に転勤して3年が過ぎた頃の話のようです。
蓉一は吉富さんの会社に籍を置きながら制作に打ち込み、大家業も頑張っています。水川邸は新しい住人やアトリエを借りる人たちで賑わうようになりました。竹生、藤本は引き続き水川邸に住み、大学生になり実家に帰ったはずの菖太も月の半分は泊まっています。新しい住人と古い住人が集う家で、自分の周りが緩やかに変化していることを感じる蓉一。
桜井と一緒に蒔い…

7

愛すること 特典

想像力って怖い

遠距離恋愛を始めた寛末と松岡の話
続きよめて幸せでした

漫画と違って、ノベルって想像だから。。。
寛末が怒ってると思って泣いちゃう松岡や
寛末の鎖骨に鼻を乗せて「一緒に住んで」とお願いする松岡とか
想像して、やばいめっちゃ可愛いって悶えました。

そして、篠崎に惚気ている松岡もたまらん好きでした
可愛い可愛い
寛末じゃなくても、思いますよね。
可愛すぎです。。。

でも…

3

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

惚れた弱み

”どんな君でも好きだよ”と言った寛末は、
大好きな葉子が、松岡だったと知って
受け止められず、松岡から距離を置くようになる
二人とも、もう会わないと思っていたのに
共通の知り合いを通じて、また出会ってしまった二人

受け止めてもらえないとわかっているのに
好きでいるのを辞めれない松岡と
同じ人だって、性別が違うだけだってわかっているはずなのに
”男”である松岡をどうしても受け入れ…

6

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

感情がぶつかりあう。。。二人の幸せって何だろう

女装した、営業課の松岡は、酔わされて襲われそうになる
被害者は松岡なハズなのに
襲った男は、松岡が”男”であると知ると、
『変態野郎』と罵り、彼を平手打ちにする
松岡は、その場を所持品を全て置いてがむしゃらに逃げ出して
どうしようもなく、ただ道端でしゃがみこんでしまう。。。
そして、彼にやさしく声を掛けてくれたのは
彼の今後の人生を変えるといっても過言ではない
総務課の寛末だった

2

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

ノンケ攻めってこういう事だと思う。

ノンケリーマンの頂点!!!!これぞノンケ攻め!!!!!!!!
しかも受けのほうが出来る男っていうのがまた……男としてプライドが刺激され、逃げ出すヘタレ具合に腹が立ちつつも、騙されて怒るのも正直当然だし、男としての妬みも理解できるんですよね……男として負けたくない!!!って思うのは当然だし、プライドなくなった男こそつまらない攻めはいないですからねえ。(プライドの置き所にもよりますが)
女性と付き…

6

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

評価がすごく難しい‼︎

木原さん二作目です。
箱の中でのダメージがデカかったので、最後松岡が幸せそうで本当に良かったです(☍﹏⁰)
あとがき見る限り、遠距離恋愛もそんな長い間ではないのかな??

今作は文庫でなくノベルの方で読んだんですが、美しいことーで終わらせて私も寛末に好意を持ったままで終わらせられたら良かったのに…
と少し思ったり_:(´ ཀ`」 ∠):_

本当どこが良いんだ!?
どこが良いんだよ…

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