北沢きょうさんのレビュー一覧

彷徨う記憶と執愛の星 小説

戸田環紀  北沢きょう 

美しき執愛

記憶を失くしたアシュリー、自分の足元も定まらない状態で親身に気遣ってくれるレイモンドに惹かれていくのは当然だと思う。周りの見守る様子は微笑ましいけど、何かあるのではという疑念が消えない。
それはレイモンドへの愛を自覚すると更に深まっていくのでもやもやした。
やっとで想いが通じたかと思いきや、アシュリーの身の上が分かり、記憶を思い出す、その度にアシュリーには辛い現実が突きつけられて苦しかった。…

5

「溺愛ヤクザに拾われました ~強面組長と天使の家族~」コミコミスタジオ特典ペーパー 特典

初めてのクリスマス

本品は『溺愛ヤクザに拾われました~強面組長と天使の家族~』
のコミコミスタジオ特典ペーパーです。

本編後、クリスマスのお話になります。

美鶴木組の跡取りとして教育された零治にとって
幼少期や学生時代のクリスマスには
いい思い出が一つも有りません。

ですが今年は天地の初めてのクリスマスを
記念すべきものにしようと張り切っていて・・・

B5サイズ片面にて
零治がクリス…

0

溺愛ヤクザに拾われました ~強面組長と天使の家族~ 小説

朝香りく  北沢きょう 

天使は可愛いですが

今回は同級生同士のヤクザの組長と元会社員のお話です。 

続く不幸で路頭に迷いかけていた受様が
再会した攻様に救われ、彼の家族になるまで。

受様の両親は幼い頃に事故死し
受様は姉を唯一の家族として施設で長く育ちます。

姉は結婚して一児を設けたものの離婚、
新ママとして頑張っていましたが転倒事故で急死し
受様は甥を引き取ることになります。

受様は悲しんでばかりもいられず…

1

彷徨う記憶と執愛の星 小説

戸田環紀  北沢きょう 

徐々に明かされていく謎解き展開が面白い!

産業革命時代の英国をモデルに【鉄道会社のスパダリ経営者×記憶を無くした美青年】の、ほんのりミステリーなBLでした。

記憶を無くした青年・アシュリーと、アシュリーを保護した鉄道会社を経営する英国紳士のレイモンド。
優しく真摯な対応のレイモンドに次第に惹かれていくアシュリーですが、何やらレイモンドにはアシュリーに隠している秘密があるようで……⁉︎

序盤はレイモンドに惹かれていくアシュリー…

10

嫌われ神子の8年間 小説

伊達きよ  北沢きょう 

愛され神子

タイトルからどんな嫌な子が愛されキャラに変わっていくのかな~と、
主人公の人間的成長を期待して読んだので、
かなり拍子抜けしてしまいました。
嫌われる理由が読み手にも嫌われるようなものじゃなかった…。
中身は普通に良い子でした。
でももう少し自分の頭でものを考えて欲しい…と言いたくなる子。

そしていつのまにかただの溺愛ものに…。
癒されるけれども展開が平坦!もう流され神子って感じ…

0

嫌われ神子の8年間 小説

伊達きよ  北沢きょう 

一番おいしい部分に焦点を絞っているのがテクニシャン

嫌われからの愛されってどこかで見かけたので、最初「自分がお花畑で幼稚だったせいで王子に嫌われたけど更生・努力して『お前変わったな』と言ってもらって愛されるようになる」お話かなって思ったんですが、読んでたらあれっこれ違うなってなりまして、ちるちるの情報をチラッと見たら「攻めテス」って書いてあって「ああー!」ってなった私です。笑

別の方のレビューにもありますが、「神子の8年間」とあるので「8年間…

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「溺愛ヤクザに拾われました ~強面組長と天使の家族~」コミコミスタジオ特典ペーパー 特典

クリスマスツリー

本編後日談、クリスマスの零治視点のお話。天使ちゃんのことを思うと、ハッピーな気分になれたので、萌にしました。

++

零治の青春時代、クリスマスっていってもなーんにも無かったらしいです。まあヤの跡取りさんなんでねえ。

で、天地と明利と迎えるクリスマス、それはまあ組員さんたちと一緒に万全のご準備。お昼寝から目覚めた天地が「わああ♡」と大喜びする様がありありと思い浮かび、こっちまでハッ…

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溺愛ヤクザに拾われました ~強面組長と天使の家族~ 小説

朝香りく  北沢きょう 

天使お子様

きょう先生おっかけで購入。お話は王道で、攻め受けのキャラに萌えあがれなかったので中立にしました。天使お子様に癒しを求めるタイプの方なら良いのかも。本編200Pほど+あとがき。

両親を亡くし姉と二人で頑張ってきた明利。ある日、シングルマザーとして頑張っていた姉が歩道橋で足を滑らせ転落死。その上会社が倒産、甥っ子の天地と途方に暮れていたところ、債権回収に来た筋の方々の中に、中学時代の同級生だった…

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溺愛ヤクザに拾われました ~強面組長と天使の家族~ 小説

朝香りく  北沢きょう 

結末が好きじゃない

朝香りく先生の作品で初めて読んだのは「不器用社長の一途すぎる保護生活 ~こちら、猫ではありません~」だったのですが、あちらの作品の方が断然好みでした。

今回もとても読みやすい文章でした。タイトルからもシリアスなヤクザものじゃないのは分かると思いますが、零治視点もあるので彼の明利と天地に対する溺愛ぶりが分かるんです。
そして楽しかったのが美鶴木組の面々が天地を可愛がる様子でした。イカつく強面…

1

嫌いな男 小説

安西リカ  北沢きょう 

よかった!おかわり!

タイトルからケンカップル系かな?と思いましたがレビューをみるとそうでもなさそうで購入。

結果とてもよかったんですけど、物語が簡潔明瞭というか特にこれといった何かがあるわけでなく綺麗にまとまって終わりってかんじでした

受けはノンケだけど同性を好いてるってことに気づいてからの切り替えが早くてもう少し気持ちの葛藤とかなかったのかな、と
攻めが不安になるのがわかるくらいすんなり受け入れられて…

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