北沢きょうさんのレビュー一覧

豪華客船の王子様 ~初恋クルーズ~ 小説

水瀬結月  北沢きょう 

コントみたいな主役二人のやりとり!!

豪華客船で巻き起こる、ひたすら甘くて可愛いドタバタ恋愛劇に、国宝「バルティアの滴」を狙う犯人、と、ハラハラドキドキさせてくれる謎解き部分ー。

と、超ゴージャスなシンデレラストーリーであり、甘々な初恋再会ものでした!(* ´ ▽ ` *)

ところでこちら、受けがかなりの天然なんですよね・・・。
王子様が超甘くて格好いいセリフで隙あらば口説きまくってるんですけど、それを斜め上の解釈で華麗…

13

獣人王の愛妻オメガ 小説

かわい恋  北沢きょう 

輪を掛けて甘々&エロエロでした

「獣人王の愛玩オメガ」の続編、タイトルからも分かる通り、甘々夫婦編になります。
今作だけでも読めるようには書かれてましたが、前作から引き続きになる主人公の成長が見所だと思うんですよね。
そんなワケで、気になった方は「獣人王の愛玩~」から読まれる事をおすすめします。

で、こちら、前作も相当でしたが、今作では更に輪を掛けて、甘々&エロエロでした。
初っぱなから甘ーーーい!
とにか…

12

ナイトローズ~囚われの寵花~ 小説

高岡ミズミ  北沢きょう 

これぞ、遊郭ものの醍醐味じゃないでしょうか!

高級会員制クラブ「ナイトローズ」を舞台とした、現代版遊郭ものです。
まだまだ青い主人公が、借金のカタに売り飛ばされ、性技を仕込まれて行くー。

元々、高岡先生は作家買いしてますが、今回は特に、発売を今か今かと待ってたんですよね。
この手のお話が個人的に大好きで、滾って仕方なくて。
だって、心とは裏腹に、容赦無く開発されて行く自分の身体ー。
客に抱かれながら、苦悩する不憫受けに萌えちゃっ…

15

この吸血鬼、ストーカーです~世界で一番おいしい関係~ 小説

朝香りく  北沢きょう 

イケメンストーカー

イケメンなのに、しれっと変態というかストーカーなところが面白かったので萌2よりの萌.ちょっと変なイケメンって大好きなんです!それでいて、最後の方は命の永いものの宿命というかせつなさといったものも少し漂わせていて、良かったです。本編210P超+あとがき。

アルバイトの帰りに女性に絡んでいる酔っ払いをなんとかしようとして、もみ合いになった海里(かいり)。酔っ払いのケガからにじんだ血を偶然口にして…

3

「この吸血鬼、ストーカーです~世界で一番おいしい関係~」コミコミ特典SSカード 特典

美味しさは競うべくもなく

本品は『この吸血鬼、ストーカーです』の
コミコミスタジオ特製イラストカードです。

特製カードは
表面が文庫本カバーのカラーイラスト、
裏面に番外SSが掲載されています。

SSは本編後、
屋敷で行われた血液の交換会のお話です。

月に1度の血液の交換会のために
ルカの屋敷にシルヴァーノとエリアが
やってきます。

埃で灰色だった屋敷が
まるで花畑のようだと茶化さ…

2

この吸血鬼、ストーカーです~世界で一番おいしい関係~ 小説

朝香りく  北沢きょう 

愛が溢れるストーカー

今回は米国の禁酒時代から生きる吸血鬼と
鬼の血に目覚めた大学生のお話です。

ストーカー呼ばわりされた攻様が
受様の大切な恋人になるまで。

受様は物心着いた頃から
両親にバイ菌に感染するから
絶対に他人の血を舐めたりするなと
言い聞かされて育ちます。

しかし
夜間アルバイトからの帰り道で、
酔っぱらいに絡まれている女性を
助けに入った受様は

自らのナイフで怪我…

4

灰と獣 小説

手嶋サカリ  北沢きょう 

拾った幼子が成長した後

先生買い。ファンタジー設定なんだけど、対立する関係をどうするかといった所に手嶋先生らしいなあという印象なお話、本編260P超+あとがき。攻め受けにきゅんしたか?と問われると否なので中立よりの萌です。年下攻めにはあんまり萌えないんだよな。

ヒトの父には逃げられ、半獣の母を亡くし、施設で大きくなった狼の半獣である一灰(いちか)。亜熱帯に属する半周諸島で、雇われバーテンダーをして生計を立てています…

1

この吸血鬼、ストーカーです~世界で一番おいしい関係~ 小説

朝香りく  北沢きょう 

溺愛好きさんに、ぜひおすすめしたいです

こちら、笑えて甘々な吸血鬼ものです。

朝香先生と言うと、受けが好きすぎて斜め上に暴走してたりする攻めがお上手なんですけど、今回もおかしな方向に暴走してますよ~。
何てったって、タイトルにもあるようにストーカー状態。
本人は自信満々に「守護者(ガーディアン)だ!」とかやってるのが笑えて仕方ないんですけど。
また、受けの至って冷静なツッコミにも笑えて仕方ないんですけど。

とまぁ、完全…

11

灰と獣 小説

手嶋サカリ  北沢きょう 

年下猛獣攻め?

現代日本の架空の島を舞台にした、年の差ケモファンタジー。

人間と狼の間に生まれた一灰は、バーの雇われ店長。中学生の頃、捨て子だった男児を保護し、楓と名付けて弟のように可愛がってきました。

一灰が生活している島の住民はほぼ半獣で、唯一島民として黙認されている人間は本土の大学に通っている楓のみ。

時の政府が島にカジノを誘致し、やんわり隷属させようとする目論見に、島民達は不満を募らせま…

1

灰と獣 小説

手嶋サカリ  北沢きょう 

狼だもの、家族の物語でもある

好きな作家さんです。
この方の書かれる『触れなば落ちんという風情でありながら実は芯のある受けさん』も良いのですが、一番好きなのはその風景描写なんです。
今作の冒頭でも西日に照らされた一灰の部屋が書かれています。
南国の強烈な夕日に照らされて、畳の毛羽立ちまで赤く見える部屋。
このたった6行しかない部屋の描写で、静かに荒んでいて寂しい一灰の世界にスルッと入り込みました。
これだよ、これ!

2
PAGE TOP