麻々原絵里依さんのレビュー一覧

星に願いをかけるには 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

今まで気づかなかったんですが

このシリーズのタイトル『How to』ものだったんですねーっ!
今更気づいて感心しちゃったんですよ。
このシリーズって『人のなり方』であり『犬のなり方』でもあるのだな、って。

確実に、間違いなくM/Mなんです。
でもね、どうもこのシリーズに書かれているクイックと人の、あるいはクイック同士の結びつきは『恋愛』って言うよりも『あなたを大切に思う気持ち』と言った方が、私にとってはしっくりくる…

5

狼の遠き目覚め 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

あらたな始まり

前作で人狼になったレミ。
あんなに嫌な印象だった男に、まさかこんな壮絶な過去があったとは……
そして、その壮絶さは現在も続いているという理不尽さ。

レミとスターリングの父・ダーク。
このDV殺人鬼にめっちゃ憤りました。
何人殺せば気が済むんだ!この気狂いが‼︎
いや、ほんと辛い。
スターリングが傷付けられた時には動悸が止まらなかったし、ザックが亡くなった時には涙が止まらなかった。…

1

星に願いをかけるには 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

マイロ最高

月吠えシリーズ3作目。1、2作目のカプが出てくるのと設定の説明は少ないので、できればシリーズ最初からどうぞ。犬の捉え方、犬への想いは日米共通なのかもと思った、全ての犬好きの方に読んでほしいお話でした。攻めが超どストライクではなかったので神には至らず萌2.5という気持ちです。本編360Pほど。どうやら全5巻の模様、全て日本語で読みたいので、ちょっとお高いですが皆さま読んでくださいーーー!はーマイロ可…

4

星に願いをかけるには 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

愛と勇気の物語

犬にも人間にもなれる「クイック」という種族のシリーズ第三弾。今まではクイック×人間のカップルだけだったけど今回はクイック×クイックのカップルです。

しかしその性格は対照的。攻めのジェイソンはIQの高い研究者で自分の中の「犬」を嫌って抑え込んでいるコミュ力低めの人。受けのマイロは元ホスピスのいたわり犬で犬の本能に忠実に生きている心優しい青年。コミュ力は高い。

正反対だけどお互いの良さを高…

4

この世は金しだい コミック

麻々原絵里依 

男の恨みは怖いのだ

作画が好きなので、何度も読み返しているこの作品。
読むたびに好き度が上がっていく気がします。
麻々原さんの絵ってどうしてこんなに魅力的なんでしょう。

司法修習を終えて入った弁護士事務所が2週間で閉鎖。
先輩に拾ってもらって入った弁護士事務所でゲーム会社の白石社長を調査せよと言われた内村は…。

白石社長は本当にカッコよくて、内村は小動物っぽくて可愛い。
だけどわたしの一番のお気に…

1

泡と欲望 コミック

麻々原絵里依 

大人の恋はほろ苦い

麻々原さんの作画が大変好きでして。
開始早々サンバイザーの似合う眼鏡イケメンの登場、最高です。

ビール会社に勤める先輩と後輩。
企画部の課長・杉崎(34)に想いを寄せる営業部のホープ・中村(26)の甘い妄想と、ほろ苦い現実の物語です。

ビールだけに。
ほろ苦い、っていう。

すみません、言いたかっただけです。

こんなわたしも顔負けのおやじギャグを飛ばしまくる杉崎の一挙手…

1

星に願いをかけるには 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

今回も感動した

月吠えシリーズの3作目です。
これだけでも読めますが、少し分かりにくいかもしれません。

人間に変身することができる能力を持った犬(クイック)が暮らす町、マッドクリークを舞台に繰り広げられる物語です。
訳あって町に戻ってきた科学者・ジェイソンと、新米クイックのマイロが本作の主人公になります。
シリーズで初めての、クイック×クイックのCPです!

時事を反映してるんでしょうね。
マッ…

8

狼を狩る法則 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

黒狼と白狼

とても面白かったです。
人狼×人狼の組み合わせ。しかも、その組み合わせは異例で……と、いうお話。
ただのラブストーリーではないんですよね。
ちょっとサスペンスチックで、見えない敵と闘わなければならないというドキドキもあり。

「メイト」と呼ばれる運命の相手みたいな者同士なので、惹かれ合うのは必然のチェイとキートン。
欧米の翻訳物なので、アメリカンジョークみたいなものがバシバシ飛び交いま…

0

ヒトの世界の歩きかた 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

ワクワクが止まらない町

前作よりも面白かったです。
それは、主人公のローマンが後発的なクイックだから。
いい男の無知さって最高ですよね。
いや、ほんとに。

炭酸を「シュワシュワするやつ」っていう成人男性に萌えまくりでした♡
勃起も知らず、性的な事全てが初体験。
性について質問されて恥ずか死にそうなランスに、ニヤニヤが止まりませんでした。
ランスの恥ずかしがり屋も可愛くて死ねる。

素直で、スポンジの…

5

茅島氏の優雅な生活~プロポーズ編~ コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

庭師さんの名前は謎のまま

澄人お坊ちゃまは、庭師さんが℡で法事で帰省する会話を耳にして、コッソリついて行ってしまいます。
田舎の両親が、自慢している跡取り息子の庭師さん。
妹の名前は出てきても、庭師さんの名前は相変わらず謎。お兄ちゃん、と呼ばれているだけ。
田舎で、澄人さんの紹介は、雇用主とだけ伝えます。
・・なんか、淋しい。

戻ってきたあと、クリスマスのプレゼントは、
庭師さんはエンゲージリングを用意して…

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