麻々原絵里依さんのレビュー一覧

70%の幸福 小説

桜木知沙子  麻々原絵里依 

攻め様がダメでしたわ┓(*´゚ω`)┏

私は攻め様には厳しいので、ちょっとあまり好きになれなかったです(´・ω・`)

受け様は理学療法士の航星。
担当することになった子供の父親である御木本が攻め様。

初対面から、ちょっと、は!?
前担当がダメだったのなら、担当替えは助かるし、私だったら新しい担当に「信じてない」なんてそんなけんか腰な事言わないなぁ、とビックリ。
せめて様子みてからでしょう。
本人、後から謝罪してたけど…

0

いとしさを追いかける 小説

杉原理生  麻々原絵里依 

ちりちりとした緊張感

10年ぶりに読み返しました。
以前は紙の本を持っていましたが、生活の変化に伴い泣く泣く処分をしました。
でもずっと心に残り続け「あぁ読みたいな」としばしば思い出し、とうとう電子で購入。昔の作品を電子でまた所有できる良い時代になりました。掛井先輩の甘やかしは本当に中毒性があります。
杉原先生の作品はほぼ読んでおりますが、本書が1番好きです。
表紙のイラストがブラウン管のテレビなのですが、今の…

1

色悪作家と校正者の不貞 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

難しいようで難しくない

これは歴史・時代小説の校閲校正を仕事としている主人公がひとりの小説家と運命の出逢いを果たし、赤子からやり直すかのごとく人と人との付き合い、主に恋愛に関して、初めての経験を積み重ねていくお話。

有名女優の母から生まれ、姉も弟も芸能人、しかし母親譲りの美顔を持ちながらも受け自身の性格は地味で芸能界とは反りが合わなかった。居場所を求めておじいちゃん子となり、祖父の影響から、文学の中に生きるようにな…

0

王を統べる運命の子 4 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

萌えが続かなかった

3巻前半?くらいまでは、設定は美味しいし、展開にハラハラして楽しんで読めていました。

主人公も最初の方は頼りなげだったのが、成長していって、成長物語としても楽しんでました。

でも窮地に立たされる度に繰り返される主人公の感情描写&攻めとの衝突がしつこく感じてしまい、最後はお腹いっぱいになってしまいました…。

あとBL的な萌えも、設定のせいか上記のせいか、最後の方は無くなって…

4

鬼神様はパフェの虜につき 小説

久我有加  麻々原絵里依 

鬼神様がかわいい

久しぶりの再読です。
初読時より楽しめたかも、理由はわからないけど。
初読時は、う〜む、萌評価くらいかなと思ったのを覚えてるんですよね。
あと、なんかこれだ!ってのがなくてレビューしづらいな、と。
だから一度でも読んだきりでレビューも書けずに放置してたんだけど、久しぶりに再読してみたら記憶よりも鬼神様が可愛かった。

最初こそ、積年の恨みを今こそ!!!ってな感じで殺気だってるけど、慶太…

0

狼と駆ける大地 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依  冬斗亜紀 

おっとり平和主義なもふもふセントバーナード受け

マッドクリークに配送センターが出来て、財政が少しはマシになった後の話。

マット率いる捜索救助隊がアラスカでの地震災害に派遣される。そして隊員のジウス(セントバーナード)がティモ(ハスキー)と運命的に出会う。

ティモ達の群れは人間社会から孤立して、若者が数人街に出稼ぎに来る以外は山に隠れ住んでいる。あまり良くない生活水準と、濃くなり過ぎた血により群れの存続が危うい。そんな環境で育ったティ…

2

王を統べる運命の子 4 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

とても面白いシリーズだった

とても良かった。
最終巻。忘れられた神エラドの真相が悲しかった。やはり人間は欲深くて愚か…神の力なんて身に余るよ…と思ってしまう。

そして受けの余命を攻めがどう乗り越えるのかというお話。苦しみ呻きながら涙する攻めの姿が切ない。なにをどうしたって、大切な人との死別が楽になることなんてないというセリフが印象的でした。ただ幸せに生き切ることが相手を慰めるものになるとうい考え方も好き。

全体…

3

幾千の夜を超えて君と 小説

中原一也  麻々原絵里依 

すごい結末だった…!

本人の意思ではなく、不老不死の薬を飲み、死ねない体になってしまった司波と何故か暗闇と閉所が恐ろしい矢代が七夕の霧雨の夜に出会う。

司波はある一人の男への思いを引きずり約150年も孤独に耐えて生きていた。矢代はそんな司波を不憫に思い、司波が死ねる方法を一緒に探す決意をする。

司波が不老不死の薬を飲んでしまった経緯や、矢代が暗闇と閉所を怖がる理由が重なり、全ての謎が解ける。

あとがき…

0

王を統べる運命の子 4 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

嬉しい誤算の続きに

前巻で完結するもんだと思ってたから、続きが早く読みたくて仕方なかった!!
自分の死を受け入れてほしいリオと、何としてでも生かせたいルストのすれ違いが苦しくて苦しくて切なかった。そのすれ違いこそが、お互いへの行き過ぎた愛っていう何とももどかしいし、読者が焦らされてる感じがすごく良かった。
物語に頻繁に出てくる言葉、『生きることに意味なんてないけれど、この世界には生きる価値がある。』このリオへ向け…

2

狼と駆ける大地 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依  冬斗亜紀 

ハスキーとセントバーナード

シリーズ5作目。群れの存続に関わる深刻な問題に立ち向かう話だが、鬱々とした雰囲気はなく、さくさく読めた。
今作のメインキャラは二人ともたぶん初登場で、ストーリーは独立している。とはいえ、前作までの登場キャラが何人も専門分野で活躍しており、軽くキャラの復習をしておいた方がスムーズに読めそう。あ、お騒がせリリーは今回お休み。

メインカプは内気なジウスと野生味あふれるティモ。アラスカの小さな群れ…

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