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イーライ・イーストン 麻々原絵里依
ももはるひ
ネタバレ
◆本を読む前に~ 知っておきたかった基礎知識◆ 普通の犬があるきっかけで進化し、クイックになる。 クイック(活性)・・・人間になれる犬? 犬になったり、人間になったりも出来る。 スパーク(種火)・・・普通の犬が、人間と深い絆を得ると人間に変化するように(クイックに)なる。それをスパークを得るという。 クイックの子どもは大体クイック。 ランスの家系は、ひいひいおじいさんの代に初めてクイ…
あーちゃん2016
翻訳ものは苦手なのですが麻々原先生が挿絵みたくて購入。4冊まで出ている模様で続きの翻訳を楽しみに待ちたいと思います。くすくす笑えたしちょっと涙するし、そして何よりリアルの犬萌えで、萌2です。犬好きじゃない方はどう評価するか想像できない、ごめんなさい(涙)以下、良かった点3点です。 1.カラー口絵はないですが、冒頭にカプのキャラ紹介図が2P、モノクロ挿絵も6Pありました!裏表紙にはかっこいいラ…
ぴれーね
こちら、人狼ならぬ「人犬」が主役の新シリーズになります。 実は最初、このレーベルの人狼シリーズの新作と勘違いしちゃいまして。 だって翻訳者さんも一緒、イラストレーターさんも一緒、タイトルまでそれっぽい・・・。 作家さんの名前の方が間違ってんじゃないの?的に。 で、当然気になってチェックしたのですが、これが面白かったんですよね。 翻訳者さんがお上手と言うのもあるのですが、翻訳ものでは群…
楠田雅紀 麻々原絵里依
はるのさくら
最後まで、どう着地するんだろう?とドキドキしながら一気読みでした。 表紙の2人の攻様。 読み進めるにつれ、2人の関係性はなんとなく予想ついてきて、もしかしてコレ、ハンカチが必要になるやつ!?と涙腺気にしてたのですが…。 そうかー、そうくるのかー。 今まで私が読んだことのない、予想してなかったラストに着地でした。 以下、私にしてはなるべくネタバレを明記しないようにはレビューさせて頂…
久我有加 麻々原絵里依
木春菊
関西の方がどう感じるか分かりませんが、ずっと関東住まいの私としてはものすごく色っぽく感じる言葉でした。 作者の後書きにもありましたが、物語が大正時代の大阪のため出来るだけ古い言葉を使用した、と。 おそらく実際に耳にしても色気を感じる台詞回しだと思うのですが、字面も大変艶っぽくて! 受けの八束が「弄て、弄て・・・・・・」と言うシーンがあるのですが、読みは「いろて」です。 なにこのインパクト!…
菅野彰 麻々原絵里依
fandesu
私、このシリーズがすごく好きかもしれません! 「好きかも」という、非常にあやふやな曖昧表現なのは「ひょっとして、あたしの読み方は間違っているかも」という不安があるからです。 私、このシリーズで笑えないんです。 むしろ、泣けてくる。 それも泣けてくるなんて穏やかなものではなく、号泣しそう。 最近涙もろくなっている(加齢のためですね)のは認めますが、それだけじゃないと思うんです。 以下…
雀影
B5サイズの用紙を4分割してそこに2段組みでびっしり。 紙の大きさとしては4つ折りにして文庫本に挟み込むにはちょうどいいサイズなんだろうけど、さすがに年寄りには読むのが辛い文字サイズ。 そしてお話は、森鴎外の「高瀬舟」と「舞姫」の文学談義に絡めての、東堂の正祐の弟へのちょっとした嫉妬心やら、正祐の東堂への気持ちやらが詰め込まれた漢字ばかりのお上品な会話文で、これはこれで本編で登場したアバンギャ…
今回のこの本は、読むのに結構に苦労した。 主人公の塔野と東堂が、文学の難しい話したりしてる分には全然OKで、この二人の、というか、主に塔野の感情面での未熟さゆえのじれったさみたいなのも、そこがこの小説の核だと思うから、それをしっかりじっくり描いてあるのにもついて行けるのよ。 読むのが辛かった理由は、今回登場した当て馬キャラの方。 最初の方で、これが登場したシーンで思わず読むのやめようかと思っ…
遠野春日 麻々原絵里依
えすむら
上流階級に属する人間と庭師、身分違いの恋と聞いて、うっかり”チャタレイ夫人の恋人”を思い出しちゃう年代ですが、友人に勧められて平成最後の夏!初めて読みました。本作が長い間多くのBLファンに愛読されている理由がなんとなくわかったような気がします。 クラシカルで上品なムードが全体を貫いていて世界観が素敵です。綺麗なものしか読みたくないんです、という気分にぴったり。現実を忘れて、お紅茶を飲みながら、こ…
電子書籍で読了。挿絵、あとがきあり。 読み始めて一番最初に思ったのは「先にレビューを読んじゃって失敗したあーーーーー!」ということ。 私は下手をすれば推理小説ラストも先に読んでしまう位の『ネタばれ全然平気というか、むしろ歓迎派』なのですが、このお話はやっぱり「仕掛けを知らずに読んだ方が断然面白かっただろうな」と思うのです。 楠田さんもそれを意識して書いているし、そこがとてもとてもいい感じ…