麻生ミツ晃さんのレビュー一覧

リバース コミック

麻生ミツ晃 

なにこれ、面白いんですけどっ!

麻生先生の絵が大好きでコミックスはほぼ持っていますが、電子ということと、オメガバースはあまり好みではないので手を出しませんでした。

が。読んじゃいました。つい。
まだ(1)だけですが。
だって、絵が綺麗なんですもん。

で、攻めの吐木(刑事)と受けの化野(書いていない小説家)は同じ施設の出身でαとΩ(?)の番。
なのですが、吐木の化野への愛はだだ漏れなのに受けの化野はそうでもない。…

3

COLD THE FINAL 小説

木原音瀬  麻生ミツ晃 

じんわりと涙流れる

ファイナル!!
苦しいことたくさんあったけど本当に良かったね(涙)(涙)(涙)と顔濡らしながら拍手しました。


トップバッターは透と藤島さん。

藤島さんが甘い匂いのする甘いあの頃の彼(記憶喪失中の透)を待っていた…ってはっきりと知らされるとこう胸にくるものがありますよね…。
おまけに穏やかで微笑ましくさえあったある種の平和だった頃の二人を見せてもらい…
体を気遣ってくれる記憶喪…

5

きっと、幸せな結末 コミック

麻生ミツ晃 

素敵な作品でした

凄く重たくて、幸せな作品
タイトルの「きっと」の意味が深い作品

ママの言葉が重たくて、涙が出ます
言葉に無駄がなくて
画も繊細で、表情がたくさん語っていて
本当に素敵な作品でした

読み進めるのがもったいないと強く思いました

ストーリーは、真新しいものというより
どこかで読んだことがあるような感じのものですが、展開や心情描写が繊細で
幸せな結末がまっているのだと思うのに…

2

あの日、校舎の階段で 小説

佐田三季  麻生ミツ晃 

ダメだった

色々な意味で、本当に趣味じゃない作品でした。

まず気になったのが文章。セリフや地の文が説明調で、実際にこういう言い回し、気持ちをそのまま言うこってないよなあ、というところでつまづいた。
中学生向けのラノベとかならギリギリありかもしれないけど。。

それから、執着攻めに絆される流され受け、ならいいんですが、執着がほぼ犯罪で、気持ち悪い攻めにゾクゾクするというのを遥かに通り越して、これあか…

3

COLD HEART in NEWYORK 小説

木原音瀬  麻生ミツ晃 

心が痛い痛い

けれども読むのをやめられないどころか物凄いスピードでページをめくっていました。
読み終えて改めて表紙を見ると胸がギューーーーっとなりますね。

人の本質はそう簡単に変わらない…だからこそ秋沢が秋沢のままでいる限り彼の望む未来も絶望的かと思っていましたが……この終わり方で本当に良かったです。


あとがきでは木原先生が辛口と称していますが、in TOKYOが可愛すぎましたね…
NEWY…

2

COLD HEART in TOKYO 小説

木原音瀬  麻生ミツ晃 

心では結ばれていない恋人のような二人

COLDシリーズスピンオフ、楠田編。

そのお相手秋沢はまるで子どものように純粋な男。
でも無垢で可愛げあるプラスなかんじではなく…その素直さも悪く言えば大人なのに中身はめんどくさい子どもそのもの。
社会人としての心構えは薄く我儘言うわ機嫌が悪くなると怒るわ暴れるわ。
大人としてどうなんだ?な秋沢に振り回される楠田。

そんな二人も関係が続くうちに秋沢は楠田に懐いていきます。

1

同窓会~COLD SLEEP~ コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

これからの2人…

小説『COLD SLEEP』収録の短編「同窓会」のコミカライズです。

物語は、タイトル通り高校の同窓会から始まります…

谷口と黒川は高校の同級生であり、
優等生の黒川は周りから疎まれる存在だった。
意外とモテる黒川に密かに嫉妬していた谷口だったが、
久しぶりに再会した黒川は、
「ずっと谷口に言いたいことがあった」と言い出し…

アイロンウォークで倒れた黒川を介抱する谷口に、…

5

COLD FEVER コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

ようやくスタートライン

神以外の評価かみつかりません。
とても辛く苦しいシリーズ最終章でした。

記憶が戻った透が余りにも自分勝手で乱暴で……
そうなってしまったのは壮絶な過去があったからであって、
決して透が悪かったわけではないと思います。
だけど、藤島への憎悪と恐怖と依存が恐ろしかった……
虐待は繰り返すと言いますが、
まさにそんな感じでした。

そして、あんなに大切にしていた透に怯える藤島が切な…

1

彼が眼鏡を外すとき コミック

麻生ミツ晃 

自分の負の感情も認められる男子達

 同じ世界線の中で、2つの恋が収録されています。最初に収録されている芹沢と土屋の話は、悪くはないけれど、土屋の学校でのシャイっぷりがあまりにも酷かったので、少し乗り切れず。え、そんなにあからさまに芹沢を拒む?と、驚くシーンが多かったかな。ただ、これは好みの問題だと思うので、なかなか自分の望むように行動できない不安定で多感な男子高校生を読みたい、という気分の方には合うと思います。

 個人的には…

0

彼が眼鏡を外すとき コミック

麻生ミツ晃 

タイトルの意味がわかった時の切なさやもどかしさを味わってほしい

一太×土屋(『ほんとのところ』『ほんとのほんと』)、賢次×巴(『彼が眼鏡を外すとき』)の順に2作収録されていて、表題作は後者の2人の物語。始めから順に読むと表題作が前者のスピンオフのようだが、内容の濃さ的には表題作がメイン、その前に描かれた一太×土屋はプロローグのように思えた。

一太と土屋は2人の関係が少し唐突に始まったような気がして、読みながらうーんとなることもあったけど、賢次と巴の話で一…

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