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木原音瀬 下村富美
ふばば
ネタバレ
第5巻。 アメリカに置き去りにされたアルが、何とか立ち直りもう一度日本に戻るために暁の友人エンバーマー、パットの助手として頑張っていた矢先、ある人物に襲われて死にかけてしまう。キエフの血をもらったアルは、出来損ないから90%の吸血鬼になった。 襲った犯人の哀しい怨みの気持ち。アルは彼に仕返しをしようとはせず、彼のために涙まで流す。何て優しすぎる吸血鬼… 傷は治ってしまうし、永遠に生きる身には…
第4巻。 舞台は今巻もアメリカです。そしてのっけから、今度はハイジャック!です。 カルト教団の狂信者が、暁と蝙蝠状態のアル、リチャードとマーサも一緒に乗った飛行機をハイジャックする、という展開。 例によって変身する事に伴うトラブルと蹴られたり撃たれたりの大怪我。 今回は本当に命の危険を掛けてアルに血を分けてくれる暁。 自分が完全な吸血鬼なら暁を危険な目に遭わせずに済んだのか、と後悔したり…
第3巻 今巻は、ひょんな事からアルが吸血鬼役で出演することになったTVドラマのロケでアメリカに行くお話です。 アメリカでは次々とアクシデントに見舞われて、う〜ん正直イラッとくる展開。 だってほとんど変身に関するトラブルか、蝙蝠の姿で不用意に部屋に入って、閉められて出られなくなるとかそんな感じで、学習しなさいよ!と言いたくなってしまう… 今回は、アメリカで一人ぼっちだった時に出会った先輩吸血…
第2巻。 日本での暮らし、暁とのエンバーミングの仕事に慣れてきたアルだが、今巻では色々な波風や事件が起こります。 新しいアシスタント室井がゲイで、暁に恋をする、とか。 暁の同級生がTVプロデューサーで、色んなアクシデントが重なって結局アルが俳優としてTV番組(吸血鬼モノ!)に出演したり、とか。 その番組の主演女優が転落死したり、とか。 アルが血の匂いで犯人わかっちゃったり、とか。 それ…
答姐でおすすめをいただき、手に取りました。 まず、表紙と口絵がとっても素敵!失礼ながら下村富美先生の事、存じ上げなかったのです。でも、タッチといい色使いといい、「良いなあ!素敵だなあ!」と一目惚れしました。 読み始めたら、思っていたよりコメディタッチなのですね。 アメリカ人吸血鬼アルが「冷凍蝙蝠」として牛肉の貨物にくっついて日本に輸入?されて、夜素っ裸で警察に捕まって。日本語も全く解らないま…
木原音瀬 井戸ぎほう
薄雲
久しぶりの木原さんの新刊でしたが、色んな意味でキツイ話でした。 精神状態がいっぱいいっぱいな時に読んだので、あまりの容赦なさに途中で投げ出していたのですが、少し回復して何とか読み切ったという感じです。 率直に言えば好みの話ではありませんでした。 基本的にクズ野郎が攻でも受でも楽しめるのですが、このクズ受はクズ中のクズで、もう一体どうやってこのクズさを表現して良いのか、的確な言葉がみつから…
木原音瀬 大竹とも
霧笛丸
「ergo」という、丸々木原先生の雑誌(!)に掲載された作品のようです。腐歴が長くはないのでそれ以上がよく分からず、木原先生の小説もあるのかと少し調べてみましたが、大竹先生のコミックのみ、らしいですね。 今作の主人公はブライダルコーディネーターの朝霞武史。初めて結婚式を担当したお客さまの笹川と一年ぶりに再会して恋をしますが、木原先生らしくすんなりとはいかない恋です。以下ネタバレしますので改行しま…
木原音瀬 笠井あゆみ
もんてら
木原さんの作品は初めて読んだのですが、とても読みやすい文体ですぐに物語に引き込まれました。 続きが気になってしまって、寝る間も惜しんであっという間に読み切りました。 私は、主人公のことが終盤になるまで好きになれませんでした。ここまで好きになれない主人公も珍しいです。 ただ、Ⅲ章の主人公があまりにもかわいそうで、好きになったというか同情の念が湧いてきました。 小説を読んでここまで心揺さぶ…
木原音瀬 小椋ムク
鉄錆
甘い二人が見れてよかった。 リバーズエンドの十亀の不運っぷりが重くて重くて、辛いしどうもこうもってとこから、god bless youの仕事があって不満はあるけど、万もいてグチれる、心配してくれるヤツらがいてとにかくよかった。安心した。 借金する父親以外に身寄りがない子供は底辺にいるしかないのか、それを救済できる社会はないのか、世の中の、社会問題に切り込みたくなるくらい重い話だった。 …
あまみん
木原音瀬先生、相変わらずだな。読後の感想はそんなところでした。 安定のゲスい受け×不憫攻め。どこまで進んでも平行線、というか反発もあり。 でも一ミリでも方向が変われば、いつかは2人の思いが交わる…。でも木原作品はそこまで書いてくれないんです。 ビーボーイから出版されているのはどれもこれも、いえ、ビーボーイに限らずどれもこれも心が痛くなる作品ばかりの木原音瀬先生ですが、コレクターとしては読まね…