木原音瀬さんのレビュー一覧

是 -ZE- ファンブック コミック

志水ゆき  新也美樹  北沢きょう  橋本あおい  未槻直  雨隠ギド  カキネ  三池ろむこ  立野真琴  木下けい子  ねぎしきょうこ  阿部あかね  小椋ムク  津守時生  門地かおり  夏目イサク  南野ましろ  麻生海  二宮悦巳  草間さかえ  北上れん  小鳩めばる  藤川桐子  金ひかる  木原音瀬  栗城偲  一穂ミチ  久我有加  榎田尤利 

色々な是が楽しめます

ドラマCD付きで、志水先生の描き下ろし漫画もバッチリ収録されています。
描き下ろし漫画では玄間×氷見カップルと守夜×隆成カップルが同じ温泉宿で遭遇・・・!?という展開になっております。
例の如く氷見と接触して、これまた例の如く玄間の怒りを買う隆成。
彼は本当に懲りないですね(笑)

ゲストの作家陣が書かれた漫画や小説もそれぞれの個性がでていて読みごたえがあります。
二次創作のアンソロジ…

0

FRAGILE 小説

木原音瀬  高緒拾 

あああああ

いや~微妙でした。
同作家の別作品でがっかりしたので汚名返上で評価の高い本作に手を出しましたが、やはり微妙。
人間の尊厳を奪うストックホルム系統は好きで、キム・ギドク、鈴鹿ふみ等々、こういう展開そのものには堪らなくゾクゾクしますが、
どーしてこの作家はこう因果設定が下手なんでしょうねえ…

会社組織のパワーゲームの果ての無視、不当な叱責等々のメンタルイジメ。
確かに腹は立ちますが、こん…

6

キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

感化

されやすいので所々でほとほとと涙しながら読みました。

あらすじなんかは他所で細々と聞いておりました。気になって手にしてみました
イラストはとても綺麗で読みやすいです

ただ初心者にはオススメしません、というのもBLについて、そしてBLとリアルゲイの違いをちゃんとわかっている、尚且つそのファンタジーさを受け入れてから思慮が深くなっているような人でないと(つまり腐歴が長く数多の作品を読んで…

10

夜をわたる月の船 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

狂気が上滑り

木原さんは凄まじい執着心や理不尽さを描くのはとても上手くて引き込まれるんですけど、それらは狂気的であってもやはり狂気とは似て非なるものではないかと思います。それこそ人間らしい生活をしなくなった柴岡は「狂ってしまった」と言えるのでしょうが、私個人的にはこの場面はあまりしっくりきませんでした。柴岡の経歴的には説得力があるかもしれないけど、物語の進行的に説得力に欠けると感じました。好きな場面は柴岡が外に…

2

FRAGILE 小説

木原音瀬  高緒拾 

素晴らしい!

この執着堪りません。

2

箱の中 小説

木原音瀬  草間さかえ 

勘違いして読むと台無しになるので、おさえるべき所はおさえておきましょう。

とりあえずこの作品を読むにあたり、理解しておくべき点があります。
それは、この小説の世界が「BLを寛大に受け入れる世界ではない」ということです。

BL作品でよくあるのは、「男を簡単に好きになれる」「男同士で付き合っても周りから許させる」という世界です。

しかし現実の世界ではどうでしょう。

例えば男A(ゲイでもノンケでもいいが)が男B(ノンケ)に告白したところで、その人はAを受け…

12

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

天使とグズ

なんというか、木原先生は受か攻、どちらか素晴らしい人間として書いて、もう一方を嫌なやつだと思わせるのがとても上手ですよね。
天使と言ってももちろん人間らしいところはあるし、
グズと言っても天使が惹かれるだけの良いところももっているのですが・・・

この作品の受とは私が結婚してもらいたいくらいです。どこまでも女性からみた理想の結婚相手がこの受ではないかと

大好きな作品ですし、BL小説と…

4

熱砂と月のマジュヌーン 小説

木原音瀬  笠井あゆみ 

描写不足?

愛のないただ酷い陵辱が読みたくて買いました。
ですが、ファウジがこの扱いを受ける因果を下手に理屈付けたのが本当に痛い失点でした。

ファウジは、惰性に生きるダメ男ですが、父親に生き写しというほど、悪い男ではない。
父親ほどの悪い男が責められるならばそれはそれで萌えました。
獣姦、蛇姦と責め苦の嗜好も良かった。
しかし、ファウジ程度の中途半端なダメ男に、お前のような男は犯されて当然だ!こ…

5

熱砂と月のマジュヌーン 小説

木原音瀬  笠井あゆみ 

好き嫌いがキッパリ分かれる

私には合いませんでした……
木原先生のファンですが、この作品は私にとっては趣味じゃないを通り越して、読むのが苦痛でした。
決して駄作だとは思いません。が、趣味が合わなかった。合わなかったのでいろいろ嫌なところが目についてしまった、ってことだと思います。
でも最後の一行まで読んだのは、やっぱり木原先生の筆力に引っぱられましたね。


愛が全くない凌辱がやたら繰り返されるのも好きではなかっ…

11

嫌な奴 小説

木原音瀬  坂井久仁江 

二人を縛るものの正体とは?

ここのレビューを読ませていただいて、ある程度内容を理解してから読んだつもりだったのですが、想像以上にズッシリきました…。

甘さの欠片もなく、鬱々しい気分になる作品です。
なぜならBLという恋愛物語の前提である「愛」の姿が見つけられないから。
愛があるのかもしれないけど、とても見えにくく、物語中で明確に示されることはありません。

主人公の和也は子供時代、嫌いなクラスメイト・三浦になぜ…

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