木原音瀬さんのレビュー一覧

リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

Holly Mixのend rollを堪能する為に週末を楽しみに待ってました♪

【キャッルスマンゴー】1 .2.【リバースエンド】そして、もったいないので読まずにおいた【end roll】!すべて揃えて一気読み!!なんと充実した週末でしょう。
もう、リバースエンドの十亀の少年期!息詰まるような暮らしには涙も出ませんでした…。
他の者から見れば悲惨極まりないのに、自分を保ち続けてる十亀の強さに脱帽です。あんな状況の家族の事を「不運だったけど不幸ではなかった…」と言えるなんて…

2

FRAGILE 小説

木原音瀬  高緒拾 

愛と憎しみが紙一重どころか、同時に襲ってくる

そんな作品。
私にとって、大河内に驚くほど感情移入ができないお話でした。
普通主人公に少なからず共感してしまうのに、冷めた感情しか湧きませんでした。
大河内がライバルである植木の部下というだけで、青池に存在を無視するように酷くあたった。その事実が明らかにされた時点で、大河内に同情しようという思いは最後までありませんでした。
青池が可哀相で仕方がなかったです。青池好きな私の意見ですが。

19

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

大人げないかも。

一巻はとても面白かったのですよ。
素直になれない高校生と、不器用な大人が近づいていく課程が丁寧に描かれていて。
で、お祭りで彼女連れの受を見て、攻はいきなり手を引く訳ですな。
その様が全くもって大人げない。
これ、受けの為を思ってみたいな事になってますが、攻自身の為ですよね。自分が傷つきたくないから、いきなり疎遠になるという。
そういうキャラじゃないと思っていたので、此処がとても残念です…

7

キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

ずっと気になっていたので、読んでみました。

ずっと気になっていたので、読んでみました。
絵は綺麗だし、話も読みやすいので一気に読めました。

実家がラブホ経営の高校生とそこを撮影で借りたAV監督のお話。
ゲイの監督が弟に手を出すんじゃないかと勝手に思い込み、自分が監督に近づく事で弟から監督を離そうとした計画から始まって、段々本気になっていってしまうという展開はすんなり読めました。

主人公の高校生が大人にしか見ないので、何となく…

0

キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

良い眼鏡受けです

年上AV監督×学生眼鏡。
えっち描写なし、お話し重視です。

萌える~っていう作品ではないかな。
むしろ泣ける感じです。
万(受け)の素直じゃない感じとか変に頭良い感じとかが見てて最初つらい。
はやく幸せになって~幸せにしてあげて~!

全然惹かれあってないとこから好きになっちゃうのは鉄板ですよね。
2人も素直じゃないしどうなっていくのか心配です。笑

綺麗な絵なので可愛いお…

1

リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

幸せになれという言葉

 『キャッスルマンゴー』を読んでいたときから、十亀さんが海に花を手向ける場面や、「弟がいたんだ」という台詞がとても気になっていたのですが、『リバーズエンド』を読んでこのもやもやした気持ちが解決しました。
 
 『リバーズエンド』では、社会人の姉、小春、高校生の十亀、そして小学生の弟、俊介と暮らしていた過去までさかのぼります。まだ万と出会う前で、十亀の高校生時代は、ご飯も満足に食べられないほどの…

2

恋について 小説

木原音瀬  大竹とも 

恋とは何だろう

 姉の結婚式プロデュースに感動して、ブライダルコーディネーターの職に就く朝霞と、彼の最初のプロデュースしたカップル笹川のお話です。

 笹川夫妻は結婚式に戸惑うのでも、喜ぶでもなく淡々と打ち合わせを行い、何かが欠けたまま結婚式当日を迎えます。

 朝霞と笹川が再会した後に、朝霞はこの結婚が偽りの、形だけの結婚であることを打ち明けられます。笹川夫妻に欠けていた恋愛感情が分かった時点で、「恋っ…

2

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

クズすぎる人間描写がすごい

激しく友人にオススメされたため、読んでみました。

ある程度BLには感情移入をして読みたいところがあるのですが、受けキャラの松岡がなぜそこまで攻めの寛末にこだわるのかあまり腑に落ちてきませんでした…というのも寛末がクズすぎて…!
寛末が人間的に素晴らしいという描写をされたのは上巻の最初のほうだけで、物語が進むにつれて、ただの煮え切らない優柔不断男にしか見えなくなってきたので、松岡が寛末に苦し…

5

秘密(文庫) 小説

木原音瀬  たえ 

スーパー攻め様志向への挑戦

◆あらすじ◆

劇団員の恋人を殺し、死体を冷凍庫に隠している大学生・啓太(受け)。死体のある部屋に帰りたくなくて、啓太はゲイバーで声をかけてきた充(攻め)のアパートに転がり込みます。
ところが、充もまた秘密を抱えた男。
読み書きができない充は、そのせいで弁護士の父親に全人格を否定されて家出、アルバイトで生計を立てているものの、心の傷は癒えないまま。
そんな、お互いに精神の極限状態にある二…

21

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

すれ違いも回り道も

会いたい、会いたい、と思う気持ち。
けれど子どもにはそれが分からず、大人は後ろめたく思う。
そして会えないまま。

距離を置いたら、いつか忘れるのでしょうか。忘れたら、いつか本当の幸せが見つかるのでしょうか。切なさがないのが、本当の幸せなのでしょうか。愛する人の幸せを1番に考えるのが、本当の愛なんでしょうか。

そんなことではないと分かるために、必要だったんですね。

説教部屋大賞…

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