木原音瀬さんのレビュー一覧

COLD FEVER(新装版) 小説

木原音瀬  祭河ななを 

いきなり・・!?さすがです<m(__)m>

いきなりですか!?
しょっぱなから驚かされました。
先を読んだつもりでいたんですが、まさかいきなりとは思いませんでした。
「COLD」シリーズの高評価はダテじゃありません。
読むのであれば、ネタバレレビューを読まずに読むことをお勧めします。
さすが「木原音瀬」と思える作品なので
悩まず読むべしです。

4

片思い 小説

木原音瀬  桑原祐子 

同時収録「花の宴」が面白い!

「片思い」受けのツンデレが微笑ましくって、(この作品の前に読んだのがWELLだったから余計に?)木原さんってこういう可愛い感じのも書くんだなぁ(*^_^*)・・・と
思ってたら・・やっぱりきました。
痛いのが!!同時収録「花の宴」。
痛い。激痛です。でもこの激痛が癖になるから困りものです(笑)
絶版ものなのでオークションで高値で購入したのですが、買った甲斐がありました。
雅人のその後がか…

1

WELL 小説

木原音瀬  藤田貴美 

う~ん

購入前にレビューなどを見ていたので「相当グロイのかな?」
と腹をくくって読み始めたのですが、そんなに「グロイ!」
とは思いませんでした。昔読んだ「羊たちの沈黙」シリーズなどのサイコ系小説にくらべたら描写的な恐ろしさ、酷さは印象に残るほどではありませんでした。
SF的な世界観だったからでしょうか、現実味がなさすぎて・・・「グロ」く
感じられなかったのかもしれません。
BL小説を読んだという…

2

月に笑う 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

終わらない

組が解散し、東京の組へと移った信二。
信二を追うように東京の大学へ進学した路彦。

信二は猫で、路彦は犬。
わたしにはそう思えるのですが
猫は猫なので虎にもライオンにもなれないのです。
犬は、たくましく忠犬になり猫を守るのです。
そんな感じのお話でした。

シナリオは、ヤクザものにありがちな・・・感じで
どんでん返しもなく(下克上は想定内です)
心配したようなことにはならなく…

3

月に笑う 上 小説

木原音瀬  梨とりこ 

猫なのに犬に発情することに戸惑いを覚える。 猫に育てられた犬は、その違いに戸惑わない。

社会から捨てられたようなチンピラヤクザの信二と
いじめられっこの路彦は、同じような劣等感や孤独を抱え
つながっていくお話でした。

私には、信二が猫のようで路彦が犬のように思えて
猫なのに犬に発情することに戸惑いを覚える信二。
猫に育てられた犬は、その違いに戸惑わない路彦。
そんな風に感じました。

ガツンと暴力的な文字と文字の間に
どこか心温まるような雰囲気が漂っていて
ち…

5

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

切ない・・・!

視点がかわって寛末サイドからのお話になります。
上巻は松岡のいじらしさ、頑張りに寛末にいらっときてましたが
・・
寛末の気持もわかる。そうだよね・・・。
わかるけど!!・・とにかくラストまでハラハラさせられっぱなしです。
涙なしでは読めません。

この下巻を読んだ後は是非全プレの続編「愛すること」を読んで
頂きたいです(^^)もうオークションなどでしか手に入らない(高価です・・)

2

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

ドラマCDを聴いてあまりに良かったので

ドラマCDを聴いてあまりに良かったので原作も読んでみたくなり購入。
ドラマCDをきいて内容を知ってるにもかかわらず号泣です・・。
松岡がけなげで・・グイグイきます・・。
こんな彼氏が欲しい!(熱望です!)
上下巻あわせて一気にお読みになることをおすすめします!

何度も読み返して手元において置きたくなる作品ですよ(^^)

1

薔薇色の人生 小説

木原音瀬  ヤマシタトモコ 

愛おしいクズ男

木原さん初心者の私です。(読んだことがあるのは「美しいこと」のみです。)
お名前はよくお見かけし、レビューも高評価。
でも、切ない系が多いということで、二の足を踏んでいました…
この作品も、ヤマシタトモコさんの絵に惹かれて何となく購入したはいいけれど、
二、三日積んでいました…。でも!ありがとう!読んでよかった!!
数日前の私を張り倒したい。(←積んでいたこと)
と、同時にほめてやりた…

7

牛泥棒 小説

木原音瀬  依田沙江美 

ミステリー調で読みやすいです。

痛いと有名な作家さんなので取りあえず緩そうな作品を手に取ってみたのですが、私にはちょっと緩すぎだったみたいでした。
裏を返せばさらさらとテンポ良く読めるしHもそんなにどギツく無いので、BLの入口に立ったばかりの初心者さんには良いかも。読みやすいです。
ちょっとグロめな箇所もあるのでそういうのが苦手な方は注意かな。妖怪・鬼の類も出て来てミステリー仕立てになってます。

【ポイント】あれっBL…

4

セカンド・セレナーデ full complete version 小説

木原音瀬  北畠あけ乃 

はじめて読んだ木原作品。

セカンド・セレナーデ収録中、「水のナイフ」は傑作。one night、いじわる等、続編が読めたのも嬉しい。受の砂原先生は木原作品には珍しい、かなり完成度の高い良い人(不細工だけどね。)。レアキャラです。攻の明智は木原作品によくでてくる感じの完成度の高い嫌な奴です。
はじめて読んだ木原作品です。当時、何回も何回も繰り返し読みかえしたのを覚えています。こんなに自分の琴線に触れる、完成度の高い作品を読…

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