木原音瀬さんのレビュー一覧

NOW HERE 小説

木原音瀬  鈴木ツタ 

インパクトありすぎです。

ほかの方のレビューを読んで、驚愕。
おじさん、人気あるなぁ…(笑)

私は、どっちのキャラも、好きになれなかったんですよね。
相手を見下して、思い通りにいかないと駄々をこねる独りよがり攻めと、
はっきり意思表示しないイジイジ流され受け。
このカップルじゃ、ちっともときめかないぞ、と。
おまけに、仁賀奈さん、完璧初老じゃないですか…。

それでも、最後までぐいぐい引き込まれて、一気…

3

COLD LIGHT(新装版) 小説

木原音瀬  祭河ななを 

主役はおかーあさーん!?

そうでした、お母さんがとんでもないお方なんでした。

帯には「シリーズ中、最高に甘い第2巻」って書いてありますが、そうか?そりゃ、前巻「COLD SLEEP」に比べればラブラブになった分甘さは倍増されていますし、(そもそも前巻は、ラブラブまで行っていませんでしたからね)次巻がどうなるんだろうと不安に思う要素もほとんどありませんから、甘いといえば甘いのでしょうが・・・

なぜそんな否定的なこ…

7

NOW HERE 小説

木原音瀬  鈴木ツタ 

エゴ、そして一人よがり

あらすじは他レビューに詳しいので割愛。
私が感じたのは萌えではなかった。
イヤなのにイヤと言えず、相手の勘違いを訂正できず、流されるオジサンの姿に、ウザかった昔の体験がオーバーラップしてしまった。ぶっちゃけ気のない相手にここまでグイグイこられるのはウザい。
エゴまみれで一人よがりな主人公のいいところは、正直なとこ。最初は遊んでやってるつもりだったのに、だんだん本気になり、相手の本心を知って傷つき、…

6

NOW HERE 小説

木原音瀬  鈴木ツタ 

思わぬ伏兵

木原先生の作品が好きで読み始めたのが根本ではあるんですが、今回の一番の目的は、50歳のオジサン受にトキメイタためです。
有る意味初老・・・いや、まだ今は50じゃ初老とは言わんのかな。
最初にパラパラ見た感じでも、上手い具合にニヤニヤしておりました。
しかしですね、最終的にトキメキを頂いたのは攻でした(笑

しょっぱな、自分のほうが優位に立ち、俺様的思考。
なんて可愛げの無い酷い男だとお…

7

NOW HERE 小説

木原音瀬  鈴木ツタ 

設定がすごい。

そりゃね、あたしはMLが好き。リーマン、スーツってなんか色っぽいじゃない。
でもそれは30代の男性の話ね。


この本を手に取ったのは単純に評価が高かったからで木原先生のことも知らなかった。
あと設定。
この話は「オヤジ受け」と言っていいのか分からないわ。
だってね、親父って40までじゃない?大目にみても50歳でしょ。
でもこのオッサン51なんだもの。びっくりよ。
それにそこは…

5

oyaji renaissance 2(合同誌) 小説

名倉和希  木原音瀬  杉原理生 

衝撃のハゲオヤジ受け合同誌その2

木原音瀬・名倉和希・杉原理生によるオヤジ受け本第2弾の2冊目。
主人公についてのお題は1冊目のレビューを参照されたい。

木原氏の『ラブ&キャッチ2』は、やはりもって付き合いに全く乗り気でない若者と、彼に好意を持たれていると勘違いしたために前向きに交際を検討するハゲパンオヤジの噛みあわなさ全開のまま進行する。
前作同様未完だが、オヤジが受けだと気づいている読み手にすれば、今作の結末はなかな…

1

脱がない男 下 Don't Worry Mamaシリーズ(新装版) 小説

木原音瀬  志水ゆき 

藤原の秘密

ユーモア溢れるストーリーは下巻へ。
藤原の内面の変化をもうちょい萌える形で書いて欲しかったなーとは思いましたが、じゅうぶん楽しませてもらったから、まあいいや。
よく考えると、普通のBL小説家なら、藤原のほうを主人公にするんじゃないかなァと思う。
部下に秘密を握られ、脅されて無理やり体の関係を結ばされ、そのうち惹かれていく…っていうの、脅した側の視点で読むと、バカだよコイツ、と思うw

1

脱がない男 上 Don't Worry Mamaシリーズ(新装版) 小説

木原音瀬  志水ゆき 

笑った

重苦しかったり痛かったり美的感覚的にあり得ない受けを登場させる木原作品とは違って、王道に近いお話でした。
木原さん自身がストーリー展開で迷走したと書かれてるように、ストーリーは微妙に無理を感じました。
でも、面白い。
ユーモアあふれる文章にクックックッと含み笑いしながら、グイグイ読ませてもらいました。
脱がない男の脱がない秘密とは。

1

こどもの瞳 小説

木原音瀬  街子マドカ 

これはある意味ショタといえるのだろうか

絶縁状態だった兄が突然目の前に現れた。

はじめは、疎ましく、迷惑そうにしていた岬。
事故で記憶を失い、子供に戻ってしまった仁。
兄×弟ですね。
はじまりから、終わりまでの間にある、岬の気持ちの変動が面白いです。
なんども言いますが、岬は兄が嫌いだったんです。
絶縁状態だったんです。
会いたくも無かったんです。
そんな兄が突然現れた。
幼児化して、岬の名前ばかり呼ぶから連れてき…

9

こどもの瞳 小説

木原音瀬  街子マドカ 

うぎゃー

木原小説を読む場合、もう何が来ても驚かない覚悟はできてるつもりだったのに、これは驚きました。
え、まさかまさか…まじでやっちゃうの…ああ、やっぱりか!みたいな。
インモラルのパラダイス銀河です。
でも、主人公の息子の六歳の城太郎くんのおかげで、作品全体の空気感はほのぼのしたムード。
城太郎くんの副担任の先生を主人公にした二作目は、ただただ切ないです。
私はもう、木原作品に何が来ても驚かないと誓いま…

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