木原音瀬さんのレビュー一覧

美しいこと 下 コミック

犬井ナオ  木原音瀬 

違和感ありまくりだけどラストはいい

上巻で細かい部分で違和感があったものの、2人の気持ちはわかるし、そこからどうくっつくのかなと楽しみに下巻を読みました。

が、上巻の時より大きな違和感がいくつか。

まず、松岡が男だから好きになれないと廣末が頭で考えているなら体で…と迫った松岡にえー?!となり。

その後、キスで葉子を思い出した廣末にスイッチが入り、抵抗する松岡を無理矢理したのにドン引き。

女性キャラ2人がストー…

1

美しいこと 上 コミック

犬井ナオ  木原音瀬 

ぎこちなさはあるものの

表紙がきれいですね。
それと上下巻ものが好きなので読んでみたいと思いました。

中身は、細かいところで疑問に思ったり、ツッコみたくなる点があり、ぎこちなく感じることがありましたが。
まあ、2人の気持ちはよくわかります。シンプルなお話だし。
引き込まれことはなく淡々と読みました。

途中、松岡が嘘をつき続けるのはダメだとわかっていても女装したまま廣末に会い続けるのがじりじりしました。

1

灰の月 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

愛だけが貫かれ、愛だけが残った結果

下巻では、愛だけが残る、というのがキーワードなのかと。上巻もかなりハードでしたが、下巻の最後はもう、どひゃーな展開からのはぁ~~~…と、まさにジェットコースターでした。

以下ネタバレありますのでご注意ください。

ある事件をきっかけに嘉藤は東京へ戻り、再び惣一のもとへ。下巻はヤクザならではの抗争や裏切り、粛清、とにかくバイオレンス満載です。私は小説は創作なので、バイオレンスでもバッドエン…

8

灰の月 上 小説

木原音瀬  梨とりこ 

愛してもらえない人と愛されては困る人の凄まじい描写力

ちるちるさんのYou Tubeチャンネルで木原先生作品の紹介をしている動画を見て購入。私はアオイトリが大好きでそこから木原先生の過去作品を買い漁っていましたが読む時間が作れずしばらく本棚の前に置いていました。

しかし読み始めたら、結末が気になって気になってあっという間に読了してしまいました。

あらすじは他のレビュアー様が書かれているので感想を書きます。

この作品は受の一途な片想い…

3

センチメンタル・フレンド 小説

木原音瀬  鳥人ヒロミ 

評価は難しい

木原音瀬さんは好きな作家さんで、巷に言われるような痛い、辛いだけじゃないことは知ってますが、これはうーん、多分ヒモがあかんかったんですかね。

ストーリーは良いし、さすが!と思うんですが、もう、ヒモに対する嫌悪感が勝ってしまって。単純に趣味の問題ですね(苦笑)

就活用?のスーツまで作ってもらって、やっとこさバイトする気になって、、、結果は元カノの店でって。その前に小田に相談したらねー。

1

リベット コミック

木原音瀬  天野瑰 

その後の二人

木原音瀬さんの原作からその後を想像?して書かれたコミックスです。
ストーリー自体も天野さんなので、作風というか物語自体は理想的なものになっている感じでした。

乾の深い愛情にいつまで経っても病気のことがあるため初芝は受け入れきれない。過去のレイプ事件がフラッシュバックしてしまったこともあり、、、
そして乾のところにも教育実習生が来ます。さらに乾に思いを寄せているという。初芝は乾から離れるべ…

0

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

いや、萌えませんねw

萌えないんだけど、やっぱり良いんですよねぇ。
何が?って木原音瀬さんが〜。でも、他の作品のように、痛さや切なさ、重さは感じませんでした。さらっと読めちゃった。
重くて辛いものでも再読しようと思う作品多いですけど、コレはもう多分読まない。

ネタバレさせようにもネタってネタがない(笑)
もう最初っから受けがクズなだけで…えぇ、最後までクズです!
普通のBLのように、攻めの愛情で心を入れ替…

4

恋愛時間 小説

木原音瀬  紺野キタ 

日常のドラマ

この作品の主人公、広瀬は不思議な魅力がありますね。
だからこそ、有田も知らず知らずに心を動かされてしまったのかもしれないし、本社で出会う磯貝も片思いしちゃったんじゃないだろうか。

時間の流れが人より遅い、、、というか広瀬の好きだと気づくまでの長さは6年。
男性を好きなのかも、そうなのかな、でも女性と付き合ったりもしてみるけどしっくりこない。同性に惹かれるタイプの人って、最初はそんな感じな…

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キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

もう少し十亀側の描写があれば

何も言わず避けるとこから始まる2巻。コミュニケーション不足が原因のこうしたすれ違いは読んでて楽しくない…。人間なんだから話し合おう?って思います。言葉を使わず曖昧に避け続ける決断力のないキャラは合いません。
城崎の方は高校生が抱えるには重すぎるお金の問題にぶち当たり、十亀どころじゃないです。十亀の影の支援はどうだったんだろう…城崎が嬉しくて助かったのは事実でも、自分の無力さを痛感してより一層苦し…

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キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

どんどん可愛くなるDK

AV監督とラブホテルが実家のDK。誰も頼れない城崎の必死さがしんどい作品でした。たぶん十亀も同じタイプなんじゃないかな。
弟を守ろうと十亀と付き合う城崎。あんなに態度が硬かったのに、ベッドで泣き始めたら違和感覚えないのかな?と、城崎の演技をすんなり信じる十亀が不思議でした。未成年に手を出した罪の意識がそうさせたんでしょうか。
最初は常に斜め下に視線を向けてるような優等生だった城崎が、どんどん眉…

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