木原音瀬さんのレビュー一覧

HOME (新装版) 小説

木原音瀬  藤田貴美 

愛されたがりの二人

木原先生の作品を読むのはこれが3冊目です。
読むたび、すごいなあ…と思います。
何がすごいって、こんな2人がくっつくのか?とか、
こんな最悪な状況からどうやってBがLする展開になるんだ?っていう
無理としか思えない状況から、男たちが愛しあう結末までもっていくところ。
特にすごいのがその展開が全然無理矢理じゃないところ。
心理描写が卓越。展開や結末に納得させられてしまう。


受け…

5

ROSE GARDEN -ローズガーデン(1) 小説

木原音瀬  禾田みちる 

悪魔と天使

悪魔のウォーレンと天使のカイルの物語。
先生のファンでありながら、なんとなく後回しにしていた作品。結果、早く読まなかったことを後悔しました。続きが気になって一気に読みました。さすがです。心情の変化が素晴らしく、後半は胸が痛いほど。大満足です。

4

恋について 小説

木原音瀬  大竹とも 

メンタルをどこまでも深く描いた話 (ღˇ◡ˇ)♡

この度も木原音瀬先生の作品の中から選びました。
スイートなタイトルと素敵な表紙イラストに惹かれて。


攻め:笹川吉郎、30歳、ノンケ、公務員
受け:朝霞武史、26歳、ノンケ、ブライダルコーディネーター


目次
・恋について(朝霞視点)
・恋について2(朝霞視点)
・マンガ
・あとがき


あらすじ
朝霞と笹川の最初の出会いは一年前に遡ります。
ブライダルコーデ…

7

吸血鬼と愉快な仲間たち 2 コミック

木原音瀬  羅川真里茂 

可愛い吸血鬼のコミカライズ、2巻

原作の試し読みみたいな気持ちで1巻を手に取り、あまりに先が気になるところで終わっていたのでつい2巻も購入。
吸血鬼(受け攻め未定)と、吸血鬼を保護した怒りんぼのエンバーマー(遺体修復士)のお話です。

前巻のラストで迎えた危機を乗り越え、やれやれと思った途端にまたもイタタタ…な展開(肉体的に)になってしまいました。個人的にスプラッタと痛いのに弱いので、もし玉があったらヒュンとする気分でした。…

3

檻の外 小説

木原音瀬  草間さかえ 

どこまでも真っ直ぐで深い愛情、その先にある未来

言うまでもない神作品です。
もちろん、『箱の中』も読みました。こっちは自分が堂野の気持ちに何度かシンクロしてしまい、キュウキュウと胸の奥が軋みました。淡々と落ち着いた文章や差し迫る心理描写は、まるで子供が水たまりの上でバシャバシャと跳ね回るように、胸の内をかき乱してきます。

BL小説の中には、ある部分(萌える点)さえ押さえてあれば・・というか、途中で気がぬけたのかな、と書き方に首を傾げる作…

7

COLD HEART in NEWYORK 小説

木原音瀬  麻生ミツ晃 

楠木が不憫でしょうがない。。。

話の内容が好きという理由ではなく、気になって結局徹夜で読んでしまったので神評価にします。

笑えるところも結構あったin tokyoから一転、やっぱりそう一筋縄ではいきませんよね、木原さん作品。。。この巻の最後では二人の関係がどうなって行くのかはっきりとは見えませんが、私の意見としては、もう楠木の事は放っておいてあげて欲しいよ、海斗くん。。。海斗は下衆とか性格や育ち方の問題ではなく、医療的な助…

6

あいの、うた 小説

木原音瀬  宮本佳野 

愛と裏切りと赦しの…(ू˃̣̣̣̣̣̣︿˂̣̣̣̣̣̣ ू)

例によって例のごとく木原音瀬先生の作品の中から選びました。私は購入の際はあらすじや評価を丹念に読みますが、購入後は一切の情報を忘れるよう努めます。今回もあらすじを読まずに読了しました。後から知ったのですが、あらすじとして紹介されているのは「The end of youth」の方のみなのですね!本書は2話に分かれており、したがって2CPが登場します。いわゆるスピンオフ作品です。



目次

4

吸血鬼と愉快な仲間たち 2 コミック

木原音瀬  羅川真里茂 

忽滑谷がカッコイイ

原作小説を既読しています。
駆け足で内容を詰め込んだという感じはせず、スーツ姿の暁とか、カッコつけてる柳川刑事とか、花冠をかぶった蝙蝠アルとか、挿し絵や原作にはない部分も楽かったです。

殺人犯に虐待されたアルの姿も、自分が怯えていたほど悲惨なものでなくてホッとしました。目玉は出ていますけれど。

個人的には、暁の友人である忽滑谷が、想像していたよりもずっとカッコイイ!と思いました。原作…

4

place 小説

木原音瀬   

もどかし~い!!!純愛  (๑◔◡◔๑) (๑>◡<๑)

作家買い一辺倒はやめにしよう!などと思っていたのも束の間。すっかり木原先生の作品の魅力に取りつかれてしまいました。最近ではろくにあらすじや評判など確認せず、木原先生の作品というだけで手にしています。これがまたハズレが一つもありません!全て面白く、安心して読めます。大好きな作家先生の一人です。と言う事で今回は「place」をゲット。ビジネスバッグ持ったリーマン二人が、お互い背を向け合っている表紙イラ…

6

群衆(合同誌) 小説

和泉桂  木原音瀬  水壬楓子 

「モブ姦」に触れる一冊

2015年発行の、「モブ姦」がテーマの同人誌です。
和泉先生、木原先生、水壬先生と、何とも豪華、モブ姦がよく分からなくても入手致しました。
トップを切るのは木原先生の「迷路」。高校生男子三人の、ややSF風味なお話。男子の体を女子に改造!みたいなヤバさもありました。
続いて水壬先生の「翡翠の調教師」。これはアラブものですかね、調教師のナダが逆転に調教されてしまい、ラストでは奴隷に落とされます。…

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