夜光花さんのレビュー一覧

愛されたくない 小説

夜光花  佐々木久美子 

執着攻めというよりもはやストーカー攻め(笑)

他の方のレビューでもあるように、好き嫌いが分かれる作品ですね。
ちるちるの評価も綺麗に均一w
でもわたしにはクリティカルヒットだったのでレビュー入れます。


話は高校時代の前編と社会人の後編の2部仕立て。

女優の息子で問題児の恭(攻)に転校初日から付きまとわれる恵(受)
いくら冷たくあしらってもストーカーのように付きまとわれて、とうとうレイプされます。
ここでメソメソするか萎…

7

少年は神と愛を誓う 小説

夜光花  奈良千春 

倒れているアーサーを抱きしめる樹里のカバー絵が心配で…

続きが気になるシリーズの6作目です。

ますます混迷を極める魔女モルガンとの対決。
モルガンの策略で瀕死の重傷を負い妖精王の元で復活が待たれるランスロットが不在の間に、新たな敵の急襲と休む暇なく戦いに巻き込まれていきます。

本当に子供ができたのか、できたとしたらいつどうやって生まれてくるのか悩みは尽きない樹里です。
猪突猛進型の樹里は、北の種族との戦に向かうアーサーの命の危険を感じこ…

3

少年は神と愛を誓う 小説

夜光花  奈良千春 

脳内にスクリーンが広がる

あら、評価は高いのに思ったよりレビューが少ない。もう安定のシリーズだからなのでしょうか?

お二人から丁寧な作品紹介がありますので感想のみを。
毎回のように戦闘シーンがあるわけですけれども、今巻の戦闘シーンは素晴らしゅうございました。描写のリズムがとても良いので、脳内スクリーンにくっきりとした絵が躍動感を持って描けます。「なんだこれ、制作費○○億円のハリウッド映画か?」と思うような華々しさ!…

3

ミステリー作家串田寥生の考察 小説

夜光花  高階佑 

 

ミステリーというよりはホラーです
萌はないけど、一般小説としてなら面白いかも
この逆の感想を抱くBL作品はなら多々あるんですけどねw
意外な犯人には、○って怖いなぁと思いました

1

愛を乞う 小説

夜光花  榎本 

X年愛がお好きな方に

何世代か前のやおいって感じの痛いBLです

BLの攻めってスーパーマンで向かうところ敵なしの天下無敵、親をもやり込めるってのが多いですが
こういうどう足掻いても敵わないリアルな圧迫感と闘うのもいいですね
借金のカタに買われる、ってのはBL定番だけど
もし現実社会であったら「イケメンが大人の男を」よりも本作のように「ヒヒジジイが児童を」売買っていう方が近いんでしょうね

高熱が出てもテ…

1

鬼花異聞 小説

夜光花  水名瀬雅良 

続きものです!

全くなんの前情報もなく読み始めたのですが、
読後感にもにょもにょが残るなと思ったら続きものでした!
さらに知らなかった……シリーズ物のスピンオフとのこと。
これから本編の方も読んでみようと思いますが、
このお話、BLでなくてもいいんじゃ?との感想。

某ねこ先生の出てくる漫画を連想してしまい、
あの世界は嫌いではないので楽しめましたが、
BL的には萌えなかった。
泰正の嫌じゃない…

1

凍る月~瑠璃色の夜明け~ 小説

夜光花  高橋悠 

まとまった!

シリーズ、まとまりました。
読み始めてしまったら一気の電子版。別の巻のレビューでも触れましたが、最初は”読み放題対象だから”と気軽に手を出したのに、途中の対象外の数冊は別途購入して読破しました。

最後の方の風呂敷のたたみ方は、正直駆け足だな…と感じるところもありましたが、バトルではなくLOVEがメインの「BL」の落とし所としてはそんな感じになるのでしょうね。

シリーズ通して、「危機感…

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凍る月 ~七色の攻防~ 小説

夜光花  高橋悠 

拡がった(風呂敷が)

話もいよいよ佳境感が随所から溢れてきます。このシリーズ、スピンオフも本編と分けずに素直に数える方が絶対にいい。スピンオフといっても「番外編」というわけではなく、視点を変えて大筋のストーリーが進む…というつくりですので。

さて、キャラクターも出揃って、対「組織」(作者様も書いてらっしゃいましたが、結局組織の名前は分からないまま…)との闘いかと思いきや、むしろ政府? 国? との闘いに? いったい…

0

銀月夜 小説

夜光花  高橋悠 

スピンオフと言っても、やはり本編と併せてこそかな。

本編に出てきた潜伏系はぐれ者獣人の銀のお話。(余談ですが、銀と聞くと脳内に蒲田行進曲のテーマが鳴り響いて止めるのに苦労する…)

ストーリーは少年漫画仕立てだよな、とは思っていたのですが、今回ホント少年漫画でした。あれですよ。紆余曲折の末、仲間が揃って大ボスを倒しに向かうぞ!おー!…という。

まぁ、BLですからそこにLOVEが絡んでくるのですが、絆されつつも素直に認められない銀の様子はグ…

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花の慟哭 小説

夜光花  高橋悠 

これ以上彼らにつらいことが起きなければいいな、と祈りたくなります。

「凍る月」のスピンオフの2作目。「花の残像」が気になる所で終わっているので、即続けて読みました。

主人公の巴は、まさに生き地獄といった状況に落とされていて、そのへんの描写はもう悲惨でたまりません。組織を中心とした人間関係(人間というか、主に獣人や餌ですが)は実に複雑で、起きる事件のひとつひとつが誰のどういう思惑から起きているのかが複雑に絡み合っていて飽きずにどんどん読み進めてしまいます。

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