夜光花さんのレビュー一覧

ミステリー作家串田寥生の見解 小説

夜光花  高階佑 

もっとこういう系統のBL読みたいです

『ミステリー作家串田寥生の考察』の続編。
後書きによると、書かれたのは三年前ということです。

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受けの守は、今年30歳の編集者。
長いこと串田へ片想いしつつ他の男と付き合っていた過去があり、ゲイだということで勘当されています。

攻めは、守が担当する人気ミステリー作家の串田。
元々はノンケでしたが、前作で守と紆余曲折のすえ付き合うことに…

2

七日間の囚人 小説

夜光花  あそう瑞穂 

恐怖のち謎

ずっと読みたかった作品でした。

ある朝目が覚めたら、嫌いだと感じて避けていた男と二人で監禁されていた…!
なんの説明もなく、読者もこの恐怖感に取り込まれる。そして、たった二人の「サイコホラーサバイバル映画」のような七日間を共に過ごすことになります。
二人っきり、全裸で、片手を手錠で繋がれて。要(かなめ)はゲイを憎んで拒んでいたが、こんな状況の中でじわじわと崩れていく。絶対的アイデンティテ…

4

夜を閉じ込めた館 小説

夜光花  小山宗祐 

BL愛よりもサスペンス色の強い一冊

取り壊し予定の洋館のドールハウスの制作依頼を受けた智洋。
実はその依頼の元となる館は智洋が10歳の頃に一時暮らしていたものの、過去の記憶がおぼろげなまま洋館へ招待される。

曰くありげな出だしで、洋館という舞台と引っ込み思案な智洋がどう結びついているかって掴みが上手く書かれていた。
そこから、どんな男なのか掴めない依頼主の椿に、智洋がどう惹かれていくのかが興味深かったが、話の内容を追うのに…

0

薔薇の誕生 小説

夜光花  奈良千春 

久しぶりに最高な作品に出会えました

読後数年たつのですがこの作品大好きなのでレビューします。
読んだことない方はほんとぜひ読んでみてほしいです。

もうほんと最高でした。
3Pは正直苦手なのですがこの作品は別格です!
今までのレヴィンとラウルとの関係あってからこその3P。これは許せる…てか萌える。
私は断然ラウル派なのですがレヴィン嫌ってわけでもなく(笑)
20年ほどBL読んでますが5本の指に入るお気に入り作品です。

7

リアルライフゲーム 小説

夜光花  海老原由里 

そこまでハマらなかったです

夜光花さん好きなんですけど、今回はそんなにハマらなかったです。
可もなく不可もなく…どちらかというとそんなでもでありました。

ゲームで出たお題をリアルにライフで実践していくスリルが幼馴染4人の形を変えていくんですが、
うーん、やってるのがセレブな人達で(佳宏は元セレブですが)、
最初に金銭感覚ゼロというので始まるので、
家を買おうが絵画を買おうが「さすがに落ち込んでる」とあってもそん…

1

バグ(3) 小説

夜光花  湖水きよ 

まさかの共喰い

バグ3巻。完結編です。
途中ちょっと中だるみした感じはしましたが、最後まで楽しく読み切りました。

もはや体のほとんどが蟲で構成されている幸也。
双子の兄弟でありながら分かり合えない思想。
幸也のなかに残っているであろう人間の心に僅かな期待をかける七生が、
「どうしたら幸也を止められるのか」「自分には何が出来るのか」葛藤する姿がいたたまれなかったです。

元をたどれば新枦一族にも非…

3

咎人のくちづけ 小説

夜光花  山岸ほくと 

純真無垢ってやっぱ無敵

ファンタジー大好き。
あかつきの塔の魔術師 をなぜか読んで、めちゃ面白かったので、シリーズを読破。
シリーズ中ではこの話が一番好き。
エッチシーンはほぼないに等しい。
単なるファンタジーでいいんじゃないかと思うぐらい(笑)
いや、ちゃんとハピエンで、嬉しく思うところがあるので、単なるファンタジーには分類されないか。

何がいいって、受けのルイちゃん。
ほんとに純粋培養というか 無色…

6

バグ(2) 小説

夜光花  湖水きよ 

七生の出生の秘密

バグ2巻。

ついにバグが七生の前に現れます。
自分と瓜二つの顔をしたバグを異母兄弟なのではないかと考える七生。
自分がバグ側の人間なのか、水雲のそばにいていいのか一人葛藤しつつも、水雲に対する信頼感は日に日に増していきます。
それでもその先の関係に進まないところがじれじれ(^^;

今回も蟲を追い出した後の七生はエロかったです。
あれでは煽られた水雲が理性ふっとんじゃう気持ちもわ…

3

バグ 小説

夜光花  湖水きよ 

蟲退治

遺体が消えるという怪奇事件を捜査するファンタジーサスペンス。
特別捜査官の水雲は蟲退治の能力をもった一族の人間。
一方の七生は蟲が異常に苦手な警視庁捜査一課の刑事。

人間に寄生する蟲をテーマにしたゾクリとするお話しでした。
蟲が苦手な人には読むのも辛いかな~。
私も蟲は得意ではないですが、水雲と七生のキャラが魅力的で読み物として面白かったので何とか読めました。

蟲が大嫌いな七生…

4

深紅の背徳 小説

夜光花  高階佑 

こういう受けが好き・・・

最近、夜光花先生の作品に嵌っています。そんな中で、この作品が一番好き・・・まぁ、確かにエロが多いのは否めませんが、若干ツンデレで可愛い受けって大好き。背徳感も確かにあまりなく、ストーリーもあまり頭に入ってこないお話ですが・・・真人が可愛いし、そんな真人にメロメロな奈義。。好きです。。
神父もの、凌辱もの、が好きな人にはよろしいんじゃないでしょうか。

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