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鳥谷しず 蓮川愛
のりおちん
ネタバレ
最高の作品が来ました。橘紅緒さんの『唇で壊される』に並んで、 私のなかで文句なしの神小説となりました。 ***以下ネタバレあり*** 攻めの宝坂と受けの椎名は、まだお互いが社会人になる前に とあるバーでチェロ弾きと客として出会っているんです。 出会いの時点でふたりは一目惚れのような恋に落ちている。 が、とある事情から、宝坂はゲイである椎名を冷たく拒絶します。 椎名は心…
夜光花 蓮川愛
ふばば
夜光花先生といえばサスペンス、オカルト。でも本作は怖い話ではありません。 小さな出版社勤務の中在家敦彦が、怪我をしたベテラン編集者と交代して有名ビスクドール作家の夏目の作品写真集を担当することになり…という出会い。 夏目は気難しいと言われていたが、なぜか色々質問してきたりベタベタ触ってきたり、突然キスしてきたり。翌日は会社に花を送ってきたり! 夏目はハンサムだけど全然人の話を聞かない変人で、…
高岡ミズミ 蓮川愛
maruchan
「恋のためらい愛の罪」の続編。主人公カップルの出会いを描いた前作より、なぜかこちらの方が面白かった。出来上がったカップルのいちゃラブがメインのストーリーなので、前作で「エリートで俺様なハイスペック大人」という設定なのに実感が無いとか、ビッチだって言ってるのにあんまりそんな気配無い…とかそういう風に感じた部分が気にならなかったからかもしれません。 2人の間に起きる事件も、さしてこじれず深刻にならず…
エリートで完璧な大人の男と貞操観念の薄いビッチくんの年の差ラブ! …ということですが、それぞれ出会う前までと人格変わりすぎ…というか…。神谷さんは女性にモテまくりでテキトーに遊んでたという過去があまり感じられないし、麻祐くんはビッチだったはずなのに純情すぎるし。 本編中で各キャラにハマってしまえば、後に続くSSたちをクスクスと萌えながら楽しめるのだと思いますが、脈絡なく短いストーリーが並んで…
岩本薫 蓮川愛
雀影
ガブリエルの真の目的に見当を付けた蓮とヴィクトールは、ガブリエルの先手を打とうと密林へと謎の植物ブルシャの探査に向かうのですが、留守中に屋敷で起きた事件のため探査を一旦あきらめて戻ることになります。 今回タイトルの白は、蓮の交際相手として縁談が持ち上がるカストロネベス家の令嬢ルシアナを象徴する色。 蓮もヴィクトールも、お互いへの恋情で目が曇っているので、まんまと付け入られてしまいます。 最終…
すみれ0401
礼人は、ロッセリーニ家シリーズの中で、断トツ萌える受け様です。 先ずこのお話自体、シリーズの中で唯一ガッツリお仕事をしていて、お仕事描写もきちんとあって、しかも攻め様も受け様もお仕事をしている・・・というシチュエーション。それだけでも、働く男性の色っぽさが垣間見れて萌え要素有なのですが、過去に一度だけ関係を持った(礼人にとっては初体験)2人が再会し、誤解とすれ違いから、攻め様から厳しくされ・…
このシリーズも最初の「碧の王子」がでてから既に3年以上経っているのね。 とりあえず購入して積んでいたのを、次巻の「白の純真」とまとめて引っ張り出してきた。 この巻では、ようやく恋人と呼べる関係になれて舞い上がっている蓮と、とうとう腹をくくった鏑木の前に、周到に張り巡らされていた謀略がいよいよ姿を現して…、っていうストーリー。 前の巻では鏑木が(BL小説ではお馴染みの)記憶喪失ネタでしたが、今…
妃川螢 蓮川愛
「花嫁」もの、マフィアものはあまり得意ではないので積極的には買わないのですが、今回は蓮川先生の美麗なイラストに魅かれ、そして萌えツボが合うことの多い作者様の作品ということもあって、購入しました。 シリアスな状況も織り込まれてはいるのですが、全体的には個人的に好きな「子育てBL」の雰囲気もあって(とりわけ巻末短編のユーリィとワルターの攻防戦がとてもツボで・・・これぞ子育てBLの萌醍醐味!!!という…
渋茶
初回限定の特典として12巻・上巻に挟み込まれていたペーパー。 話は湊目線で、南極から帰ってきた後、湊がよく行く旅館にエンツォを誘ってのエピソードとなっている。 そこの旅館は湊がバスケ部の合宿でよく泊まる場所で、女将さんとも顔馴染みになっている。 湊からバスケ部全員で大浴場に入ると聞いて、恋人が他の男性に肌を見せるのを嫌がるエンツォは案の定不満げになるが、そこを何とか理解してもらおうと説得…
水上ルイ 蓮川愛
今回の上下巻は南極ツアーが楽しそうでバカンスの夢に浸る事もできるが、美男ばかりが狙われる連続殺人事件の行方のほうが気になる展開だった。 誰が怪しいかってのは安易に解ってしまうが、敢えてここではネタばれ伏せで。 下巻では、湊が狙われている、危機一髪って急展開から解決に向かう、のだが… 自身が巻き込まれておきながら、土壇場での『彼を疑うなんて、エンツォ酷いっ!!→ああ、やっぱり彼は怪しかった…