六青みつみさんのレビュー一覧

鳴けない小鳥と贖いの王 ~再逢編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

捩れた運命を正すには

今回はアルシェラタン国王と癒しの民のお話です。

転落事件の真相を知った攻様が
記憶を無くした受様との絆を再構築しようとするまで。

攻様はアルシェラタン王国の王太子として生まれますが
父王ともども王位を狙う叔父の奸計に苦しめられます。

攻様は友の裏切りで瀕死の重傷を負いますが
受様との出会いで何とか命をとりとめ
受様に再会の約束の印として指輪を渡します。

受様は魔物の…

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鳴けない小鳥と贖いの王 ~再逢編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

次巻が待ち遠しい…泣

待ちに待った続巻に、読了して「はぁ〜」と溜息が漏れてしまいました。
またまた気になる所で終わってて、早くも続きが読みたくてしょうがありません。

彷徨編で血の底まで落ちたクラウスの好感度をどう復活させて来るのか?とても気になっていた部分です。

冒頭からはクラウス視点のルルを見つけるまでの内容が書いてありました。
クラウスの日々揺れ動く思いや、怒りに支配されながらもルルを殺してはならな…

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鳴けない小鳥と贖いの王 ~再逢編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

期待を裏切らない

待ちわびていた続刊です。
期待はしていましたが、面白くてあっという間でした。
しかもまだ続きが!楽しみが増えました。


物語はクラウスがルルを追放してからのクラウス視点で始まります。
さて、ルルにあれだけの仕打ちをしたクラウスの言い訳はどんなものなんだ?とワクワクしつつページを捲りました。
読み進めるうちにクラウスの人物像がはっきりしてきます。
王としての資質、行動力は十分のよう…

14

鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

引き込まれます

辛くて痛くて悲しくて、
幸せな頃を全て消し去るくらい酷いのですが、
辛すぎて読みたくないとは、ならないのです。
人物やお話し、世界観がすごく魅力的だからでしょうか。引き込まれてしまいます。

電子で購入後、読んでいなかったのですが、
2巻目が発行されたので、急いで読み始め、
好き過ぎて紙の本の1.2巻を買いました。
2巻の電子も買います!
何度も読む作品の仲間入りです(*^^*)…

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鳴けない小鳥と贖いの王 ~再逢編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

待ちに待った続編!
前作〜彷徨編〜から読まなければ全く意味が分からないと思いますので、是非前作から。

発売を知った時は、ついに!と歓喜したのですが、それと同時に、あの辛くて堪らなかった彷徨編から読み返すべきかと思わず逡巡しちゃいました。辛かったですもん…ほんとに。


ストーリーについて(クラウス×ルル(リエル))
前作レビュー時、ルルに対して贖え、償え、と散々にクラウスを扱き下ろ…

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鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

一冊で終わらない!?

翼神の末裔と呼ばれる一族の『ルル』
その一族は癒しの力を持ち、失われた運命の片翼を探し求めて彷徨い続けることになりー。

物語はある日、ルルの一族が住む森の中で胸には毒矢を両目は切り裂かれた『クラウス』との出会いから始まります。
クラウスを癒し、痛いうちは目を開けてはダメだとルルは言います。
そこにクラウスへの追手と思われる物音が近付き

いつか必ず迎えにくるから という言葉と共に指…

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鳴けない小鳥と贖いの王 ~再逢編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

続きが読みたすぎて身悶えてる

「鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~」に続くシリーズ二作目で「再逢編」になります。
ちなみに、今巻で完結予定だったのが延び、以下続刊となります。
作者さんは完結出来なかった事を謝罪されてましたが、先生、大丈夫ですよ!
六青ファンなら想定内です。
むしろ、今刊の内容に涙を流して感謝してる。

そう、こちら、壮大なファンタジーであり、運命の悪戯によりスレ違い続ける二人の切なすぎる物語になる…

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奪還の代償 ~約束の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

等身大のモフモフカプ

前作、前々作に引き続き楽しく読ませて頂きました!

それぞれ作中の主人公達が抱える辛さや幸せの形は多種多様で、あらすじは省きますが、それぞれお話が立っている代償シリーズ。


この2人、私の中では、シリーズ中の、ベストオブカップルです!
今回は、とにかくリグとカイエが2人で居るのが可愛くて可愛くて仕方ありませんでした。

なんていうか心が洗われるというか…全然説明になっていませんが…

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誓約の代償~贖罪の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

リュセの救済と思いきや、ギルを救済する物語


君たち!会話しようよ!!!!

読み進めながら何度も悶々として本を閉じ、ううううと唸ってしまうくらいには終盤までのすれ違いは本当に痛々しくて辛いものがありました。

だってどっちも悪くない。
私はどちらかというと、ギルの誰の愛情も与えられずに育った孤独や、言葉に出来なかった過去の出来事、心情に共感してしまって、リュセがギルを遠ざける度に辛くて辛くて仕方ありませんでした。

終盤真…

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奪還の代償 ~約束の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

慟哭が聞こえてきそうな絶望とあまあま

最っ高でした。
読み始めは、硬めに感じる文章と世界観のカタカナ用語に乗り切れるか不安でしたが、リグが森で竜の卵を見つけてからは夢中!で読みました!
自分の片割れと出会えたホクホクから一転、卵を奪われたリグの我を失う程の捜索、無情な隠蔽。
文武両道で信頼厚く、立派過ぎるほどのリグが、げっそり頬が痩け目が窪み髪が伸び人相変えるほどの絶望の慟哭。
一方孵化した竜の子カイエは他の人間と絆を結ばされ…

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