和泉桂さんのレビュー一覧

夜ごと蜜は滴りて 小説

和泉桂  円陣闇丸 

「おまえだけが僕の存在を定義する」。この一言が深い!

次男和貴編。和貴の性格も和貴と深沢の関係性もドツボでした!こういう濃厚なドラマがやっぱり一番萌えます。
父・冬貴に容姿が酷似している和貴は、そのことに嫌悪と恐怖を抱いています。「汚れた」父から生まれた自分は、生まれながらに汚れていて、全く無価値の存在である。己の存在を肯定できない和貴は、つねに破滅(死)への願望を抱いています。
和貴は、「自分は父とは異なる」ということを確認するために、セックス…

9

罪の褥も濡れる夜 小説

和泉桂  円陣闇丸 

濃厚満腹ねっとり。

胸やけしそうにねっとりした読後感。。。
伏見の気持ちをなぞるのに、すごい疲労感が伴いました(汗)

清澗寺家シリーズの立役者!!w
妖精お父様冬貴と伏見のお話。
ずっと後ろで気になる存在の冬貴でしたが…。
なぜ、いつもフェロモン垂れ流しなのか、深層がわかりましたw
そして他巻でも、魔性の化け物のように表現されている冬貴ですが、(いや魔性は魔性なんですがw)理解はしづらくも、伏見に対し…

10

終わりなき夜の果て 下 小説

和泉桂  円陣闇丸 

本編もいいが、貴久と嵯峨野の話が好きですー。

清澗寺家シリーズ第1部最終話の下巻。
好きなCPのお話から読む、という方もいらっしゃるかもしれませんが、時系列的には前から順に読んでいくのがベストかと。
「暁闇」だけは別ですけど。
それまでの3作は順に時間が進んでいて、それぞれはその前の作品の余韻を含んでいます。

「終わりなき夜の果て」(後編)
先にCDを聞いているので話の流れはわかっているのですが。
やはりそこは文字だと入ってく…

4

タナトスの双子 1917 小説

和泉桂  高階佑 

巻頭カラーのイラストには「神」一票。

↑美味しい並びでした、と言いたいです。

後編に山場であるドラマチックなシーンがあり、そこはとてもハラハラさせられました。あれは映像でみたいなー!という印象。CDで期待してまうのだが実際どうなんでしょう?
その一方、若干もったいないなと思うのが、ユーリにとって割と多分重要な出来事が身に起こったんですが、それが結構唐突で書き込みが少なくて・・・できたらもうちょっと前後詳しく描いて、ベタな内容で…

3

タナトスの双子 1912 小説

和泉桂  高階佑 

双子萌えの方にオススメ!

双子の萌え要素的なところが期待通りに良かったと思う。
兄ミハエルと弟ユーリの幼少時代から入り、成長してからの二人の正反対な人生を時系列で交互に書いてるので、頭の切り替えがちょっと追いつかなくなるときがあるけど、どちらにも等しく共感っていうか感情が移入ができました。
ロシア革命前後のスケールの大きい話ですが、前編は、とにかく自分たちではどうにもできない世界の動きに翻弄されつつ、それぞれ自分の信じ…

1

欲張りなブレス 小説

和泉桂  あじみね朔生 

最終巻。

仁科との関係を続けている成見。
しかし、飼い主と飼い犬という関係では収まりきらなくなっている自分の感情に、もう1ランク上の付き合いを仁科としたいと思うのだが…。

いよいよ最終巻です。
今回は義兄もいなくなり、以前の展開に比べれば暗さは減ったかな。
成見は仁科との関係を対等な、ちゃんとした「恋人」関係にしたいと思うようになる。
仁科も成見のことは大切に想っているし愛おしいと思っていて。…

2

束縛のルール 小説

和泉桂  あじみね朔生 

コーワーイー。

英彰との日々に傷ついて戻った智彰。
どうしても甘えてしまう智彰とそれを甘やかす仁科。
けれど、そんな時、仁科が事故に遭い、智彰はその原因が自分ではないかと想い悩み…。

本当は心細くて仕方ないながらもなんとか見捨てられないように1人で立とうとしている智彰。
甘やかされるのは心地いいけれど、それで仁科にいろいろと支障をきたしていては意味がなく。
見捨てられないためにも虚勢を張って仁科の家…

2

吐息のジレンマ 小説

和泉桂  あじみね朔生 

ガキというかバカというか…。

一応、飼い主と飼い犬という関係に落ち着いたはずの仁科と智彰。
しかし、仁科はそれほど構ってはくれず、それでいいとは言ったものの自分たちの関係って何なんだろう?と思う日々。
そんな折、智彰の前に義兄・英彰が現れ、智彰を甘やかしてくれるのだが…。

智彰が人を信じやすくて真っ直ぐで、それは生い立ちとも関係してたりするんだけれども。
仁科との関係の曖昧さに不安があって。
そんな中で、仁科が誘…

1

終わりなき夜の果て特製小冊子【ムービック通販予約特典】 特典

深沢っぷり炸裂☆

ムービックの通販予約特典小冊子。

◆ショートノベル「幸福のかたち」
国貴たちが清澗寺邸に泊った日の行間の物語。
国貴と和貴が語らったその後の和貴。
そして、その翌朝の国貴。

とりあえず、深沢があいかわらずの深沢っぷり炸裂でした。
いや、知ってたけど、ホントこの人はどこまでも心が狭いというか独占欲が強いというか。
せっかくの和貴の国貴に対する余韻を消そうとするなんて…。
ホン…

2

微熱のカタチ 小説

和泉桂  あじみね朔生 

「君が欲しいんだ」

フードプロデューサー・仁科宏彦(30)×予備校生・成見智彰(18)

誰からも必要とされずに予備校に通うことさえ煩わしく街でフラフラしていた智彰。
そんな智彰に声を掛けてきたのはフードプロデューサーの仁科で。
仁科は新店舗のバーテンダーとして智彰を迎えたいといい、智彰が欲しがっていた言葉をくれて…。

とにかく智彰がいい意味で?子供というか少年らしかったです。
自分の感情に対して非常…

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