和泉桂さんのレビュー一覧

タナトスの双子 1917 小説

和泉桂  高階佑 

あと少し欲しかった・・・(辛口注意)

受けも攻めも魅力的で、2巻楽しく読めた。
話に出てくる材料(立場、世界感、情勢)が良かっただけに、もっと話を広げられただろうとも思ってしまう。終盤、英雄ではなく、歴史に追われた人になってしまったのも勿体ない気が。
追い詰める側のユーリが優しさが残っていて、追い詰め合う双子という悲劇性が薄い。もう少し鬼になって欲しかったような・・

作者は好きですが、あとひと味欲しかった気がしました。
勝…

2

終わりなき夜の果て 上 小説

和泉桂  円陣闇丸 

この2カップリングが一番スキーっ(><)/

本の厚みもあり、読み応えありそう~で、読み応えありました(笑)
あっ、密かにというか最初のお話は嵯峨野のお話。
それも4ページ?!えっ??


まあそれは置いといて、
深沢×和貴と伏見×冬貴という豪華カップリングメインの本でした。


何だか今回も和貴はフラフラ?(毎回のことなんだけどね)
なんで深沢に全てを預けないんだよ!と、ちょっとイライラ(笑)
そして今回はとうとう深沢…

2

終わりなき夜の果て 上 小説

和泉桂  円陣闇丸 

世界は貴方でできている。

待ちに待っていた清澗寺家シリーズの第1部最終話上巻。

「宵闇」
貴久と嵯峨野の話。
個人的にはこの2人の関係性もいろいろと気になるところではあるので、あとがきで和泉さん自身も書いてみたいみたいなことおっしゃってましたが、是非読んでみたいところです。

「終わりなき夜の果てに」(前編)
和貴と深沢の関係性がメインですね。
相変わらずの2人ですが、少し進展したような。
とにかく、こ…

4

RUTILE souvenir EMSEMBLE 特典

番外SSが集まって、ルチルファンには嬉しい

素晴らしい作家さん、漫画家さんの既刊本の番外SSを集めた全サ。
全ての文庫を読んでいないので、SSも読んだものだけ読みました。
episodo Ⅰ&Ⅱ after...(薔薇とライオン):ヤマダサクラコ
 「薔薇とライオン」1巻で出てきた、2つのエピソードの当て馬同士がいい感じになっていくという話。まさか、そんな展開になるとは、とちょっと驚き。総ホモ集団になってます。

乱入者と星の…

2

薔薇の調律 小説

和泉桂  あじみね朔生 

調教モノってほどでも

家が多少お金持ちである以外ごく普通の大学院生だった工藤郁。
彼は教授の代理で参加したワインスクールでミステリアスな雰囲気の弁護士、榛葉と出会った。
初対面ではあるが気さくな年上の男と友人のようになる郁だったが、その関係は郁の父親の会社が不渡りを出したことで一変する。
榛葉は金銭的に援助する代わり、郁に自分の”薔薇”になれと持ちかけてきた。
それは彼に調教され、人に売り渡されるペットになるこ…

0

Short Pieces vol.7 小説

和泉桂 

世界で一番心の狭い男・深沢!!(笑)

「Cherry」
同じ題材でもクラウディオ&道貴ペアと深沢&和貴ペアでは大違い(笑)
まあ、主に深沢が………なんですが。
でも、なんだかんだで上手く言いくるめられるんだからすごい。

「雛鳥は愛で孵る」
それ、どんなお店だ!
フツーに懐石みたく先付とか料理が出てきて、メインがアタッシュケースの中の卑猥なオモチャって。
とんだカモフラージュだ。
智は一体どこでこんな店の情報を…。

1

蜜愛時間 小説

和泉桂 

濃厚なコトじゃなくて、本当に求めているのはほんの些細なコト。

やっぱり深沢×和貴が大好きです。
今回も濃厚でしたよ、ええ。
伏見も絡んできてなかなかですよ(笑)

時間軸としては当然のパラレルではありますが、「リンクスロマンスフェア2006」の全サCDでの伏見と和貴のやりとりの後ということのようで。

例の如くにぐだぐだというかメロメロすぎてかわいそうなことになってしまう和貴とか。
お仕置きと称していろいろいろいろしてしまう深沢だとか。
ちょ…

2

Special Sweets(合同誌) 小説

  かゆまみむ  天城れの  義月粧子  水壬楓子  水戸泉  深沢梨絵  バーバラ片桐  遠野春日  鈴木あみ  愁堂れな  木原音瀬  柊平ハルモ  華藤えれな  榎田尤利  岩本薫  和泉桂  あさひ木葉  スナエハタ 

番外編多し。

「スイーツ」「乳首」「自由課題」の中から一つ選んでお話を作る、というテーマアンソロジー。
執筆陣が商業誌で活躍の作家さんばかりで豪華でした!
収録作品の19作品中10作品が番外編。
9作品が同人誌オリジナル作品。
小説は2段組み、作家さんによりますが5~8頁平均で、10頁をこえる作品は3~4本。
漫画は2~3頁でした。
現代劇・時代劇・学生・リーマン…設定も色々でちょっと統一感が無いな…

1

貴公子の求婚 小説

和泉桂  佐々成美 

萌え~

前作の『姫君の輿入れ』より面白かったです。イラストも好きな佐々さんで、その上平安もの。萌えるな~~~間違えて入った邸で美味しく?食べられ「珍味だった」なんて言われる野暮ったい受け君に思わずにやりとさせられました。 BL小説家では桂さんは好きな人決定ですね。

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姫君の輿入れ 小説

和泉桂  佐々成美 

それなりに面白かったけど

平安BLで、お気に入りの佐々さんのイラストだったので手にしてみました。う~ん微妙です。決して悪くはないと思うのですが、今ひとつ読んでいてのれませんでしたね。だから結構ページを飛ばし飛ばしで読んでしまいました。

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