みずかねりょうさんのレビュー一覧

午後9時からは恋の時間 小説

夕映月子  みずかねりょう 

午後9時以降が甘すぎる

攻めが受けに「かわいい」を連呼するパターンは甘すぎて胸焼けするのですが、この作品は佐倉の職場連中の意地が悪いので、甘すぎてもバランスが取れていました。
あとがきによると、元の作品を大幅加筆修正、柊さんの人なり以外は大幅改稿だそうですが、もとの佐倉がどんなだったのか気になります。
佐倉の転職直後、まだまだこれからというところで終わっているので、その後どんな成果を上げていくのか気になります。
も…

4

運命よりも大切なきみへ ~義兄弟オメガバース~ 小説

なつめ由寿子  みずかねりょう 

読みやすくわかりやすいオメガバース作品

義兄弟で両片思いのオメガバース。
一言でいうと、読み応えがあり面白かったです。
読みやすくわかりやすくもありました。


血が繋がっていない兄弟が、色々あり
じいちゃん(育ての親)に引き取られるんです。
兄の修司は誰よりも家族を大切に守りたいと思っており、
弟の鷹人は大好きな兄は家族だけど鷹人にとっては兄以上の大切な存在であり、弟ではなく1人の男として見てもらいたいと思っています。…

4

運命よりも大切なきみへ ~義兄弟オメガバース~ 小説

なつめ由寿子  みずかねりょう 

なんて切ない・・・!(TдT)

こちら、帯が「オメガバース史上、最高の両片思い」だったりします。
帯でむやみにハードルを上げるのってどうなの?派な為、若干の心配をしつつ読んだワケですが。
で、結論から言うと、「史上最高」はちょっぴり盛りすぎかも。
ただ、そう訴えたくなっちゃう、編集さんの気持ちはよく分かりましたよ。
もうこれ、ガチで面白い!

兄に強く執着する弟と、過去の出来事で自分を責め続ける兄。
誰より近い関係…

14

街の赤ずきんと迷える狼 小説

中原一也  みずかねりょう 

赤ずきんの罠におちた狼の運命は!?

今回は赤いマントをトレードマークにする運び屋と
警視庁特殊部隊隊長を務める捜査官のお話です。

受様が攻様とともに警視庁内で暗躍する人物を追い詰めるまで。

今から20年前、日本では人口減少に伴う人出不足を補う為、移民政策
が導入されます。しかし10年後には政策は破城し、各地にスラム街が
生まれ、凶悪犯罪は日常茶飯事となります。

地元警察だけでは街の治安を護る事は困難となり、…

4

街の赤ずきんと迷える狼 小説

中原一也  みずかねりょう 

酒も煙草も嗜む赤ずきんちゃん

ダークよりな色合いに煙草くわえたイケメンに陥落。この表紙の雰囲気通りのお話で、攻め大好き!受けも男前で割合好き!なため萌2にしました。カッコよい・・近未来日本の警察舞台のお話、本編250P超+あとがき。攻め受けともめっちゃアクロバティックに活躍するシーンが多いお話です!

WOLF第一部隊のリーダーである向井。移民政策を導入し治安が悪化する一方の日本で、狼のようにチームで犯人を追いかけ捕らえて…

4

街の赤ずきんと迷える狼 小説

中原一也  みずかねりょう 

設定も、キャラも、バックボーンも、全てカッコいい。

作家買い。

ここ最近中原作品でハズレを引いたことがないので、今作品も発売になるのを楽しみに待っていました。が、絵師さんをみずかねさんが担当してらっしゃると知ってさらにテンションアップ。

見てください、この麗しい表紙を!

ただ、みずかねさん=オッサン、のイメージはないので中原作品に合うかな?なんて思ってましたが全くの杞憂に終わりました。最初から最後までカッコよくて悶絶しっぱなしでし…

5

ナンバーコールを聞いたあと 小説

くもはばき  みずかねりょう 

スパダリ最高

20歳になったばかりのホスト鷹愛が、ディトレーダーの政峻に惚れられ、ナンバーワンにのし上がりながら、鷹愛が好きにになっていくお話。
政峻は、出不精で今まで仕事しかなく、鷹愛という生き甲斐を見つけた為、その注ぎ込みさは半端ない。引きこもり状態の生活だったので少し不器用ですが、スパダリな姿はホントにカッコイイ!
政峻の鷹愛を想う気持ちの誠実さや、優しさに徐々にほだされていく鷹愛もいい。
でも、好…

3

街の赤ずきんと迷える狼 小説

中原一也  みずかねりょう 

ハラハラと萌えが物足りないかも

レビューを書く前にパルクールの動画を検索して確認しました。思ってたのとちょっと違いました。
このお話を読んでアクション映画みたいなイメージを持ったので。ビルをかけ上がったり飛び移ったり地上に飛び降りたり。

お話は社会派?正義はどっちだ?みたいな。
ワクワクしてたんですけど、どうにもページをめくるのが進まず。
中原さんの作品で相性なのかな?先が気になって一気読みする時が多いのですがこちら…

3

街の赤ずきんと迷える狼 小説

中原一也  みずかねりょう 

萌えがてんこ盛り

そう!
私も以前から「パルクールはカッコいい」と思っていたんですよ。
そのただでさえカッコいいパルクールを駆使して荒れたスラム街を飛び回り犯罪者を逮捕する特殊部隊のチームリーダー向井はロシアとのクオーター。対面ではその美貌で、背を向ければその濃紺の制服の背中にクッキリと記された『WOLF』の文字で私をメロメロに。

お相手はオヤジの魅力をプンプン巻き散らす違法運び屋の、通称『赤ずきん』。

6

街の赤ずきんと迷える狼 小説

中原一也  みずかねりょう 

中原さん流の追いかけっこは色っぽい。

赤いマントを纏った運び屋「赤ずきん」(攻め)
警視庁特殊部隊の捜査官「ウルフ」(受け)
という、新刊のあらすじに書かれていた上記ワードで「絶対購入する!」と決めていた中原さんの新作。
数多いらっしゃる(BL)小説家のなかで、個人的に非常に読み心地の良い作家さん。
今回も期待以上で、終始ニヤニヤしながら読み進めていきました。

大人の男性が対等に関係を築き、認め合う。
この互いを尊重す…

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