ARUKU さんのレビュー一覧

俺の人魚姫 コミック

ARUKU   雪居ゆき 

まるで一冊の童話のようなお話

とても繊細で終始胸が締め付けられるほど切なくて涙が出そうになる1冊でした。
現代ではないにしても現実世界が舞台のリアルなお話だけどストーリー展開と健気で心根が美しい青年、意地悪な継母のような性根が腐った女性、なんでも持っていて傲慢な男というキャラクターがまさにタイトルの通り童話のような雰囲気がある作品です。

結局嫌味な女は成敗され、傲慢な男は改心し愛に目覚め、心根の美しい青年が救われ恋が実…

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嫌い、大嫌い、愛してる。 コミック

ARUKU  

絵柄が

泣けるとか刺さる系の作品としてすすめられていたので
評価も高かったしと試し読みなどなしで購入しました。

結果、絵柄のブレというか、顔の向きと視線と身体の向きがあってないのが
シリアスな作品なだけにどうしても気になって集中できませんでした。

メリバや鬱エンドは好きですが、このお話の場合はそこまでいくまでの過程で、
中途半端に時代設定が近代な分、それはさすがに無理くない?と思う点がお…

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発熱バスルーム コミック

ARUKU  

ARUKU先生にしか描けない世界観。

小心者のまりあげは。
スト重すぎるARUKU先生ワールドを読むと、なかなか読了後、メンタルがヤラれて浮上できなかったりします。


こちらの作品はレビューを読むと、なかなか覚悟が必要な感じが、、、
でも春だし、陽気もいいし(関係ない笑)、ここはひとつ! と思い、THEチャレンジ!!


今回は、監○BLか!!!!
と、唸りを上げる冒頭。

けれど、受けの脱走、いじめ、そして連…

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雨傘で凌げないほどの恋 コミック

ARUKU  

受けが不憫で切ない

先生の「百年でただ一度だけ恋した」「嫌い、大嫌い、愛してる」「発熱バスルーム」がとても好きな作品。こちら試し読みして面白そうだったので読んでみました。(以下ネタバレあるのでご注意ください)

初めは受け視点。
高校時代に天花寺(攻)にゲイだとアウティングされてから、孤独に生きている五映(受)。20年後天花寺が現れ、謝罪したいとつきまとう。そして離婚してきたから恋人にしてくれと言う…。なんだか…

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極東追憶博物館 コミック

ARUKU  

人魚の話の世界観がすごい・・・!

全部で7作品が収録された短編集です。

いつか読む気ではいましたが、絵柄のせいでなかなか食指が動かなかった本作、なんと『明日屋商い繁盛』に収録されている「俳句の先生x生徒のリーマン」が描かれた短編の前作が収録されていると知り、俄然読む気になりました。
確かに本作を読まないと、あの『楽しい俳句教室』を正しく理解することはできませんでした。
どの作品も素晴らしかったです。

2009年発売…

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明日屋商い繁盛 1 コミック

ARUKU  

衝撃の展開。ARUKU作品の中で一番好きです

(全2巻まとめてのレビューです)

これはまたものすごい作品を生み出してくださいましたねセンセ・・・
めちゃくちゃ面白いうえに何度も涙出た。
こんな印象に残る作品、久しぶりです。
いろんなの飛びぬけて想像の斜め上ぶっこまれて、動機息切れがすごいです(病院池)。

ジ○リ風味のBL(双方に最大の敬意を込めて)。
妖怪も出てくるので、ゲゲゲの~とか、千となんとかとか、君たちはどうアレす…

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嫌い、大嫌い、愛してる。 コミック

ARUKU  

天国ではないと信じたい

話の内容もさることながら沢山の考察の中に、最後は夢で本当は二人は死んでいる。と誰かがレビューしていたのを見ました。私は二人がやはり助かって仲良く暮らしているというハッピーエンドを信じたいです。

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嫌い、大嫌い、愛してる。 コミック

ARUKU  

No Title

何故だろう。わけわからんくらい泣いた。

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「雨傘で凌げないほどの恋」電子限定おまけページ 特典

銀河を散らしたようなその目

「雨傘で凌げないほどの恋」電子限定おまけページとなります。
1p。

以下、内容となります。
↓↓↓↓


カラーイラストページです。
色全体は、表紙絵の雰囲気と同じ。ピンクと水色のかわいい色合い。
小雨の中、傘をさす五映の上半身アップの図柄です。

おそらく…
シュエニアの人が遺した手紙を届けようと色々回っている時にコンビニで天花寺が買ってくれた子供用の傘、かな。
GO…

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雨傘で凌げないほどの恋 コミック

ARUKU  

罪は罪として受け入れて生きる。赦さなくてもいい

 アウティングの罪深さを題材にした作品。した方もされた方もまさか20年もの間罪悪感や恨み、後悔に悩まされることになるなんて、当時は思わないでしょうね。何度邪険にされてもめげずに贖罪をなそうとする天花寺が段々可哀想にも思えてくるけれど、あの時天花寺の一言がなかったら20年の間五映は今とまったく異なる人生を歩んでいたかもしれないと思うと、たとえ悪気もなく犯罪でもなくても、1人の人生をここまで変えてしま…

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