丸木文華さんのレビュー一覧

野獣なネコ 流されるクマ 小説

丸木文華  鬼嶋兵伍 

先生のファンなのですが

表紙からなんか違う気がしていて、それでも先生の作品は全部読んで行こうと手に取りましたが、読み進められない・・・。

この作品は、数日かけてようやく読めました。
日数かけすぎて、もはや話がよくわからない感じになってしまってる。
その間何度も、作者確認したくらい。

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mother 小説

丸木文華  門地かおり 

こういう狂った攻めが一番好きかもしれない……

執着攻めは大大大好きですが、ここまでの作品があるとは……!
ただかっこいい完璧な攻めより、気持ち悪さ漂うタイプの不完全な攻めが好きな私。まさにドンピシャでした。

濡れ場シーン多めですが、内容がしっかり濃かったです。攻め・受けそれぞれの生い立ちや高校時代の出来事などが丁寧に書かれていたので、複雑な心情をもつキャラクターへの理解がしやすく、結末にも納得できました。タイトル回収、鳥肌モノでした……

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記憶喪失男拾いました~フェロモン探偵受難の日々~ 小説

丸木文華  相葉キョウコ 

テンポ良し。ドタバタエロコメディ。

記憶喪失男を拾ったことで事件に巻き込まれる話かと思いましたがそんなことはありませんでした。
探偵が主人公ですが、ミステリ的な面白さやバディものの萌え要素はほぼなく、ドタバタエロコメディ的な内容。
読みたかった小説とは違いましたが、全体的にテンポが良いのでサラサラっと最後まで一気に読めました。

しかし、最後まで攻めのことをこれっぽちも好きになれませんでした(笑)
この攻め、受けの生き方を…

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ふたご 緋牡丹と白百合 小説

丸木文華 

ねっとり

丸木先生のねっとり時代もの大好き~
世間を賑わす猟奇殺人事件・食人鬼、戦争帰還後から
冷徹になってしまった兄に悩まされる苦しさありつつも、
まるごと食べちゃいたいくらい可愛いね♡を
陰鬱妖艶耽美にねちょねちょ甘々溺愛物語でした!!

好きが増大しすぎて食べてしまいたい、
そのまま腐るくらいなら自分の中に…って
重々な気持ちを受け止めて、一緒に生きるって清々しさ美しい!
毎夜のごと…

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アフェア ~人でなしの恋~ 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

沼に共連れで墜ちていく話

タイトルの「アフェア(affair)」は1 仕事 2 出来事 3 情事 の意味。
ここでは、The affair;情事。

こんな男と知らずに結婚してしまった奥さん、お気の毒、

二人とも美男。
斎藤絢斗:28歳 妻帯
雪野友哉:30歳 妻子持ち 

性癖を隠す世を偽る女性との結婚、
その裏で性癖を満たす情事を重ねる二人の男。

最初は、ひと時の火遊びで心を満たすだけのはず…

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アフェア ~人でなしの恋~ 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

魔性の男だわ(どっちがでしょう?)

ダブル不倫モノです。
今ちょうどドラマでもやってますね、
ダブル不倫。そっちも見てます。
タイムリーだ、この作品。

妊娠中の妻がいる主人公と新しくやってきた2つ年下の上司。
主人公は地味だけど整っていてスタイルも良くて肌も綺麗で美しい顔してるそう。なので、モテるタイプでこっちから積極的にいかなくても女の子の方から寄ってくる。来るもの拒まず去るもの追わずで、今まで無難に恋愛こなしてて本…

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蜜華の檻 ~堕ちた麗人~ 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

戦後混とんとした時期の退廃ロマン

戦後の戦犯狩りがあった時代。

華族家の長男・千秋は、父が自殺。
病弱な姉と屋敷を守る為奔走するが、守り切れない。
そんな時に同級生の眞鍋が支援を申し出てくる。
眞鍋の真意を測り切れな千秋。
必死で藻掻くけれど、大事な姉が呆気なく病死。
独りぼっちになって、生き甲斐も失った千秋には、真鍋しかいなくなる。

色々ナンデモアリだった戦後の混乱期が背景。
退廃的ムードの中で光る存在の…

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オタクな俺がリア充社長に食われた件について 小説

丸木文華  村崎ハネル 

毛色の違うラブコメ。これはこれであり。

丸木先生は霧の楽園をこの間読んで
次にコチラをチョイス。
全く違ったおバカラブコメで、
これはこれで面白かったです。

主人公は、アキバのメイドカフェに通う
典型的童貞オタクな、こーたろくん。

推しのメイドさんに会いに通ってたのに、
ここで泉田と運命の出会いをしてしまう。

泉田は、こーたろが通っていたメイドカフェ以外にも他業種に渡って手広く展開してるグループの社長。イケメ…

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霧の楽園 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

確かに伏線はあった、でも気付けなかった

大正時代の伯爵家の嫡男裕太郎と奉公人の学の
身分差BLとして読む本なのか、ミステリーとして読む本なのか微妙でちょっとモヤモヤしながら読み進めたら最終章で種明かしがあって、あー
ミステリーだったのねとなりました。

主人公の学は、体が弱くておとなしい性格でアル中の父親から毎夜暴力を振るわれてて、その処世術として心を無にするテクを身に付け、時には気を失ってるなんて事も頻繁にある。(これが伏線だ…

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言いなり 小説

丸木文華  minato.Bob 

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高評価なので読んだのですが、萌です。
イラストが素敵。

感想:
ゲームストーリーも手掛ける丸木先生の、元祖・主従逆転もの

飼い主気分の受が、攻に調教されて、ご褒美を強請る犬になっていく。
攻は、故意に冴えない容貌に仕立てて標的の受に接近していた。
徐々に、攻が居なくては心が満たされなくなり、麻痺していく。

多分、発刊当時は斬新な意外性が人気を得たんだと思う。
2023年…

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