丸木文華さんのレビュー一覧

フェロモン探偵 アイドルを追え! 小説

丸木文華  相葉キョウコ 

アイドル誕生に隠された闇

本シリーズは実業家兼探偵助と探偵事務所所長のお話です。

受様が元グラビアアイドルのホステスの依頼してきた元アイドルの身辺
調査が思いもかけない結果をもたらすまで。

受様は日本画の大家と琴の名手という両親の才を最も受け継いた子供で
したが、男を引き寄せる体質に悩み実家を出て探偵事務所を開きます。

攻様はヤクザの跡継ぎ候補でしたが、稼業を弟に継がせて実業家となり
実家とは無縁の…

1

義父~梅花日記~ 小説

丸木文華 

執着攻めの理想

kindle unlimitedでおすすめされて読みましたが、これまた好みでした。よくある執着攻め×順応性高い美人受けだと侮ったためにどんでん返しを食らったので、ネタバレを承知で書きます。何といっても、この作品の一番良いところは攻めの自己分析力が異様に高い点です。エロがそれなりにハードだったり、色んなタブーを犯しているところはありますが、それよりも人物描写が大好きでした。

(おすすめポイント…

2

フェロモン探偵 アイドルを追え! 小説

丸木文華  相葉キョウコ 

フェロモンの謎が…

『フェロモン探偵』シリーズの9作目。

丸木先生って筆が早いですよね。数か月おきに新刊が出るってすごいことだと思います。が、もっとすごいのは、そのどれもが面白いこと。丸木先生の頭の中を一度拝見してみたい。どれだけのアイデアが先生の中に詰まってるのかな…。

ということでレビューを。
ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






良家の子息で、他分野にわたり天才の名をほ…

6

鬼子の夢 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

期待を裏切らない一冊

なぜかamazonのおすすめにずっとあったので購入しました。読了後の今となっては、amazonさんありがとうと言いたいです。私の趣味にぴったりでした。

~個人的な好きな要素~

①話の雰囲気
読み始めた時は金〇一シリーズのようなおとぎ話になぞらえて村人が次々に死んでいく話かと思いました(笑)。そのくらい最初から雰囲気があるんですよね。ついつい引き込まれてしまう。ファンタジーに見える設定…

5

あんたとお前と俺。 小説

丸木文華 

ラブはどこにあったの?

丸木先生も義兄弟も3Pも大好物なんだけど、どうにも三人の間に愛が感じられないので中立にします。
お兄ちゃんが受けにほとんど一目惚れだった、最初は反発してた弟も急に手のひら返しのように好きだと言ってくる、バイト先の女の子まで受けに気があるみたい…と受けがやたらとモテモテなわりに、魅力がいまいち伝わってこなかった。
受けはエッチ自体は嫌いじゃないみたいで、あっさり二人を受け入れ、アレレと思っていた…

0

蜜華の檻 ~堕ちた麗人~ 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

ちょっと足りなかった

2017年刊。丸木先生にまた「してやられたくなった」ので購入したのですが、ちょっと毒が足りなかったし、攻め受けどっちにも今一つ萌えなかったので中立にしました。ひか○TVブックさんで購入、挿絵はカラー口絵1モノクロ8あり。本編+あとがき。

昭和22年、華族制度廃止により没落する一方の華倉家。金策に行き詰まり自死した父を見送り、体の弱い姉と二人、残された屋敷で暮らす千秋のもとを、学習院の同級生だ…

0

アフェア ~人でなしの恋~ 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

1番の悪は誰なのか?

凄い作品を読んでしまいました。ページをめくる手が止まりませんでした。

不倫は罪です。しかも夫同士のW不倫。片方は子どもが産まれるのです。どう決着を付けて終わるのかと期待と不安を覚えながら読みました。

受けの友哉は学生時代の友人との戯れ的な触れ合いに衝撃を受けながら、普通の幸せにこだわって生きて来ました。来る者を拒まず去る者を追わずに、常に女性がいます。でも彼女らの記憶は薄く好きだから付…

6

鬼子の夢 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

箱庭から外の世界へ

やさしくて哀しい2人だけの箱庭。
受けの境遇可哀想すぎるし攻めの境遇も中々辛いものがあり、
許されない罪だとしても、優しい鬼と非情な人だったらどちらが鬼というのかって読みながら思う。
2人とも生い立ちとか憂いはあるんだけど、出会い惹かれ合う様は美しき純愛。
......って何回ヤってるんですかこの方達ーッ!!
精力が漲る怒涛のエロが凄い(笑)
ストーリーでも読ませるけど、中々にエロも凄…

4

フェロモン探偵 蜜月のロシア オリジナルショートストーリー  一方その頃 特典

夏川家の残念な兄について

本品は『フェロモン探偵 蜜月のロシア』のアマゾン限定特典ペーパー
です。

本編幕間、映がロシア訪問中の夏川家の面々のお話です。

各自が多忙を極める夏川家の面々が、珍しく家族揃ってくつろいでいた
週末の午後なのに、先ほどから1人暗雲を背負ってウジウジしている
拓也が盛大なため息をつき続け、美月は鼻白んだ眼差しで兄を見てしま
います。

拓也は映にかけた電話が全然繋がらないし、…

0

「フェロモン探偵 蜜月のロシア」初回限定SSペーパー「特別番外編 甘い記憶」 特典

初恋の君は甘く優しく

本品は『フェロモン探偵 蜜月のロシア』初版限定挟込ペーパーです。

本編後、バル視点での映への思いが語られるお話です。

映が依頼された襖絵を完成させて帰国してからというもの、バルは暇さ
えあれば日本庭園の四阿に来て外から離れを見ていました。ここで映と
過ごした時を何度も反芻しているのです。

そんなバルを何度もみかけているマリヤは、寒い外ではなく離れの中で
思い出に浸ればいいの…

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