執着攻めばかり読む崎
主要な重要人物である4人をめぐる話です。
時代は現代ではなく大正か昭和あたり?だと思います。
父が愛人の間に出来た第一子である兄、蘭蔵を幽閉している時点で泥沼の予感。
厄介なのは使用人の男、典彦。
育郎にも、蘭蔵の母にも手を出し、暗い笑みを浮かべる場面があります。
父が亡くなり、母も自殺。
両親が居なくなった家で、取り残された兄弟がどう過ごしていくのか…。
1巻では登…
※旧版を読んでの感想
◆すべて恋のうち
美人な先輩・陽光のことを、事あるごとに誰かにヤられたんだと誤解する由起夫が面白かったです。私達のBL脳と大差ないかもしれませんね(笑)。そんな陽光がむしろ攻めだったというのも美味しいポイント。ネコ側ばかり想像していた相手に掘られる由起夫が可愛かったです。
◆妄想兄弟純情系
一番お気に入りの作品。互いにブラコンを拗らせている兄弟のやりとりが…
◆よねとにっしゃんシリーズ(表題作)
彩景先生の好みが存分に詰め込まれた感じがした作品でした。『純愛えろ期』の太郎と充の雰囲気に近いかも。攻めのよねがいかにもヘタレという風貌なのに、一旦にっしゃんの隙を見つけると、そこから畳み掛けるようにぐいぐい迫るのが、ヘタレとSという相反する性格を両立させていて絶妙なんですよね。方言で言葉責めするのも味があって良かったです。
◆性日記シリーズ
こ…