小椋ムクさんのレビュー一覧

営業時間外の冷たい彼 小説

すとう茉莉沙  小椋ムク 

見えない素顔を求めて

今回はレンタル彼氏もする便利屋と公務員を目指す大学生のお話です。 

受様がレンタル彼氏だった攻様と恋人になるまでと
恋人になってからの続編短編を収録。

受様は経済学部に通う大学3年生です。

ゼミが一緒の同級生と趣味があい
男女を意識せずに仲良くしていたのですが

夏休みに一緒に出掛ける事を「デート」と意識した途端
彼女の好意が重く感じてしまうようになり
彼女の告白にも…

4

シュガーギルド 小説

一穂ミチ  小椋ムク 

八年 待てた人。

38歳と27歳の二人
八年のイギリス駐在を経て、やっと本社に帰社した達生(たつお)。
部下に、既視感ある色白の美青年・和(なぎ)が居た。
和から「寝た事がある」と声を掛けられて、思い出す。
和は、渡英直前に旅先で一夜を共にし、メモと紙幣を置いて、起こさずそのまま寝ている和を置き去りにした相手だった。
和は、その当時大学生。
達生が置いて行った紙幣を挟んだペーバーホルダーから、の刻印の会…

0

営業時間外の冷たい彼 小説

すとう茉莉沙  小椋ムク 

まっすぐ

ムク先生の挿絵みたくて購入。まっすぐ善人受けが頑張るところがまあまあ好きだったので萌にしました。雑誌掲載作180P弱+その続き160Pほど+あとがき。まっすぐ善人さんがお好きな方だったら良いかも。

大学でボランティアサークルに入り、施設訪問などをしている航太(こうた)。どうにも女性とうまく付き合えません。ゲイなのかな、レンタル彼氏とデートしてみたら分かるんじゃないかと思い立ち・・と続きます。…

3

会社は踊る 小説

鳩村衣杏  小椋ムク 

湿っぽくない話

 ワーカホリックに陥り、前職場で体調を崩してしまった直が転職したのは、同じ出版社でも全然、毛色の違うエンタメ系出版社だった。
 転職早々、社内イベントの運営委員長に選ばれる。
 なかなか社内のノリについていけなかった直は、不安を覚えるけれども、副委員長についてくれた渡会に励まされ、新たな自分を発見し、成長していく……

 という話でした。
 本を開いた最初の感想は「字が大きい……」でした…

1

営業時間外の冷たい彼 小説

すとう茉莉沙  小椋ムク 

攻めは怒りのコントロールを学んだ方がいいと思う

レンタル彼氏と、ビジネスから始まる恋です。

自身がゲイかと悩んでいる主人公の航太。
彼氏をレンタルしてデートしてみる事で、自分の性指向をハッキリさせようとします。
すると、レンタル彼氏としてやってきた便利屋・ヨシヤに一目で惹かれてしまう。
レンタル彼氏でしかないヨシヤに恋してしまってと、更に悩みを増やしてしまうんですね。
そんな中、バーで絡まれて危険な所を、助けてくれたヨシヤ。
し…

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嘘と誤解は恋のせい 小説

小林典雅  小椋ムク 

笑うことなく…


たまには執着攻めを離れて、違うものを読んでみよう!と思い挑戦した作品です。
率直な感想としては、私にはやっぱり物足りなかったです。

というのも、今回読んだものが私にしては珍しい、攻め→←←←←受け。
受けの一目惚れで攻めに猛アタック。

ただ、この受けがすごくネガティブ。
小動物のようにビクビクしていて「僕なんて絶対好きになってもらえない…」と、考えてしまうくらい臆病な性格です…

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森の神様と強がり花嫁 発売記念ペーパー 日々に重ねていくものは 特典

一緒にいても離れても

本品は『森の神様と強がり花嫁』のフェア書店特典ペーパーです。

本編後、亜耶がお弁当を作るお話です。

蒼星が森を見回る支度を終えて部屋を出ると
いつもは庭で待っているルプとウルスの姿がありません。

栗鼠たちも亜耶の姿もない事をいぶかしく思った蒼星は
全員が揃っていそうなところは台所かと向かうと
ウルスの後ろ姿と亜耶の声が聞こえました。

賑やかな話声が聞こえてきて・・・

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森の神様と強がり花嫁 コミコミ特典SS小冊子 おとなのお馬さんごっこ 特典

やきもちは限りなく


本品は『森の神様と強がり花嫁』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、亜耶が動物たちとごっこ遊びをするお話です。

昨日から雪が降り続き、
窓から真っ白な景色を眺める亜弥は心なしか退屈そうです。

蒼星が声を掛けるようとしましたが、それよりも早く
ルプが「一緒に遊びませんか」と声を掛けました。
亜耶が昔のことを思い出したなら
久しぶりにお馬さんごっことかがしたいと言うのです。…

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森の神様と強がり花嫁 小説

葵居ゆゆ  小椋ムク 

優しい神様の恋物語

今回は魔物の王といわれる森の主と花嫁の印をもつ青年のお話です。

攻様に花嫁の印を付けられた受様が幸せを掴むまでの本編と
山の主がやってくる続編短編を収録。

受様は幼い頃、父親に連れられて禁断の森に入り、
行方不明になった過去があります。

受様は約1年後、
1人で村はずれにいたところを発見されるのですが
それまでの記憶がないばかりか、受様の額には
主の花嫁の証がつけられ…

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何度でもリフレイン 小説

安西リカ  小椋ムク 

名前がわからない

安西先生の作品の中でも大好きな作品です。何回も繰り返し読んでいます。長い両片思いのかわいいお話なんです。気持ちだけじゃ乗り越えられなかった過去のせいで、いろいろ拗れてしまってるふたりが大人になってこんなふうになれるなら、こんなふうに相手のことを思えるなら、辛い過去も無駄じゃなかったと思いました。
佳史のセリフがいちいちかわいい。「ミチを見つけちゃたから、困ってるんだ」のとこなんか最高に好きです。…

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