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山中ヒコ
ネベ
この数日この作品の事ばかり考えている気がします。上巻のレビューが全てなんですが、瀧くんと生きていく柴田さんを応援しようという気に少しずつなれた気がする。 春人と幸せになって欲しかった気持ちはなくならないし、柴田さんから喪失がなくなることはずっとないと思うんだけど、「なんでもあげたい」って言った滝くん「来年も帰っておいでよ」って言った滝くんを読者も受け入れようって気になってきました。 柴…
kurinn
ネタバレ
せっかく夕飯を食べて落ち着いてから読んだのに、Epilogue「送り火」でまた目から水ですよ。でもまた晴人に会えて良かった(私が!)w 柴田のした事は私怨による物でしたが、結局は他の多くのイキガミたちに自らの未来を選ぶ希望を与えていました。 どんな事をしても不満に思う人間は常にいるわけで、誰の心を救うことは神でも出来ないのでしょう。事件を起こしたイキガミが最期に起こした出来事の後の満た…
まさかの「イキガミとドナー」の続編を読めるとは思わず、発売されると知ってからは予約をして届く日を楽しみにしていました。 ただ、耐え切れずに試し読みやレビューを拝見して、これは号泣コースだなと思っておりました。そして、案の定ですよ。www でもね、泣きましたが号泣ではなかったです。春人の運命を知ってるだけに、そのシーンまでの晴人の笑顔や苦悩を知るたびにじわじわと眼から水が湧いて来るんですよ。…
あーちゃん2016
ヒコ先生だし前作良かったみたいだしなと購入。しまったよー…これは先に前作読むべきだったかも…と激しく後悔中。私みたいに前作読んでいないのに今作読もうとしている方がおられましたら、考え直していただいた方がよいかもです。忘れないなと思ったので萌2にしました。雑誌掲載話を加筆修正したもの、カバー下は表紙絵のモノクロ図。 防衛省に入省、エリート街道まっしぐらの予定だったのに、入省後半年でドナーと判明…
こんなに号泣して読後も消化できずにずっと胸につっかえて前に進めないって作品に初めて会った気がします。普段あまり難しく考えないタイプでどんな話でも引きずるってことないのにめちゃくちゃ引きずってずっとキャラの心情について考えてしまう。こんなに辛い物語があろうかというほど辛い。そして下巻で救済が描かれるんだけど喪失が大きすぎて救済が自分の中でしっくり行ってない気がします。柴田さんのイキガミ春人のことを考…
くしにゃん
鬼道と吉野のお話の下巻です。 吉野からの愛情のおかげで鬼道が段々と変わっていることが尊いなと感じます。 しかし、鬼道が未来を想像できないところが切なく、吉野の描いている未来が訪れることはないと鬼道が諦めているのが寂しかったです。 死んだと思っていた吉野が生きていて、イキガミの人権が得られてのハッピーエンドは唐突で説明不足な感じが否めません。 イキガミはナイフでも傷つけられないは…
イキガミとして戦わねばならない鬼道とドナーとしてイキガミの治療に携わることになる吉野のお話です。 吉野が鬼道の孤独を知って鬼道を孤独からすくい上げるところは感動しました。 しかし、鬼道の傷を吉野が舐めて治しているのに、他のイキガミとドナーでは皮膚移植しているので、舐めて治すものじゃないのか…?と疑問に思いました。 イキガミを傷つけられるのはイキガミだけなら不注意で傷つけられると心配す…
雪雪花花
最初こそ滝から柴田への気持ちは一方通行ですが割と早い段階で絆されてるなと思いました。 でも春人への気持ち&後悔で次へ進めない柴田。 滝に身体を預けてもどこか上の空、そんな柴田が姿を消すと何度でも追いかけてくる滝の健気さよ。 その想いに少しずつ絆されていったのでしょうね。 最後?はホテルの部屋に来たのが滝だと勘違いしてドアを開けたら向井さんという年配のイキガミが…そして拉致…( ̄▽ ̄;) …
良かったです。 前作の鬼道×吉野よりもずっと前の話です。 イキガミの春人は特別な存在でありながら優しく純粋な気持ちは一般の人と何も変わりない高校生。 訓練も終わり呼び出しがあれば戦いに行かなければならない状況を怖いと感じる極めて普通の感性。 ドナーの柴田は望まずとも選ばれた経緯もあり献身的とは言い難く、イキガミの春人を上手く操ってやろう。という野心家。 ただ、春人が純粋に…
誰
若干の読みづらさと 元ネタほどの勢いがなかったのと お話のノリやテンポに好き嫌いでるのかな?って感じで読み終えた上巻 自己犠牲で愛するものを守っても 残された方の未練っていつになったらなくなるんですかね? 一人じゃ癒せない傷を負って ぬけがらになって… 奪うだけのイキガミに心まで奪われ味わう虚ろの中現れた 彼とどこか同じものを秘めたドナーをもたないイキガミ 滝が…