一穂ミチさんのレビュー一覧

イエスかノーか半分か 2 世界のまんなか 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

200万点の壁ドンありがとう!

イエスかノーか半分かの続編。
また計と潮の掛け合いが見れて幸せです。

今回は、ライバル?!の木崎了の存在に弱気になる計が見られます。
そんな、計を気に掛ける潮ですが、当然ながら負けず嫌いな計は素直になれるはずもなく、二人の関係がぎくしゃくします。

そんなこんながあり、ようやくラブラブの二人にもどったと思いきや、まさかの記憶喪失。
うわー、このタイミングでくるかーと一喜一憂してしま…

4

イエスかノーか半分か 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

素の自分でいられる特別な場所

表向きの顔は優等生のアナウンサー国江田計。
でも心の中の素の計は常に悪態をついています。
その裏の顔を知っているのは親だけのはずだったのに、
ひょんなことから都築潮に知られてしまいます。

そして素の自分(裏の顔)でいられる潮との時間が、計にとって心安らぐ時間となり、潮との関係も急接近!

とにかく可愛くてお似合いの二人。
「愚民ども」と悪態をつく計は笑えます。
そして素直じゃな…

5

ふったらどしゃぶり When it rains, it pours 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

好きな気持ちと体を求める気持ちはイコールじゃない

セックスレスに悩む二組のカプ。
彼女を抱きたいのに拒まれる萩原と同居中の幼馴染の和彰から抱いてもらえない整。

同じ悩みを持つ萩原と整がひょんなことからメル友になり、知らない相手だからこそ悩みを相談しあいます。
それが同僚だと分かった後も、その関係は続き、ついに体を合わせます。

セックスへの強いこだわりも、切実な二人の前では全然いやらしさがありません。
体の関係がないから嫌いなわけ…

7

ナイトガーデン 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

ナイトガーデン(和章作)が見たいです

ふったらどしゃぶりでは私の中で好感度低いキャラベスト2だった和章と、金髪碧眼の山籠もり系(?)男子柊くんのお話です。
読み始めて最初に感じたことは、 和章って、こんな人だったんだ… ということです。 同じく一穂作品の、「雪よ林檎の香の如く」と「meet,again.」に出てくる栫さんと(人間っぽくないという点で)タイプが似てる…といいますか。
ふったらどしゃぶりでの和章は、(セリフだけでしたが…

4

イエスかノーか半分か 2 世界のまんなか 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

キャラの魅力が爆発!な2巻。

前作に続いて大好きな作品です!
とても楽しく読ませて頂きました。

今回は計が色々と不安定で心配しましたが、そこはやはり俺様でプライドの権化な国江田計(笑)さすがでした!
とにかく前半は主人公である計の頑張り屋さんでツンデレな魅力が、後半は潮の優しさが炸裂しています。
終始2人のやり取りに笑いつつ、2人のイチャイチャに和んでニヤニヤして楽しめました。程よいエロもありつつ、ストーリー内を占…

5

シュガーギルド 小説

一穂ミチ  小椋ムク 

シュガーな二人になってください!

作者買いです。
小椋さんの絵は大好きなのですが表紙の絵から攻めが50代ぐらいに見えてしまって積んでいました。(実際は38歳ですね)
2人がくっつくまでゆっくりお話が進みます。
健気な受け要素もあるような気がします。
攻は鈍感に感じました。多少なりとも受けからの気持ちが出てる描写(指で砂糖など)あるのでもっと押して!と思ってしまいましたが、それじゃお話にならないんですよね(笑)
お互いの気…

1

Tonight,The Night 小説

一穂ミチ  絵津鼓 

かわいいお話だけど

小6の佑と大学生の真知が知り合ってから愛を育んでいく6年間のお話。
とても一途で純粋なお話です。

読みやすく優しいお話でしたが、こじれもなく、ちょっとあっさりし過ぎでした。
個人的には年齢設定が小学生と大学生という部分で、ちょっと違和感があり、萌えは感じませんでした。

かわいいお話だけど一度読めばいいかな・・・

0

イエスかノーか半分か 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

表も裏も、たったひとり。


一穂さん初読みでした。
お仕事BL!という感じで、頁数も005~152が表題、153~260(あとがき1頁込み)が第2部、という読みやすい量。一々辞書を引かなければならないような難しさもなく、強いていうなら文章が飛びやすいというか読み返すことが多く、伏線らしき事柄に驚き切れなかったことが少し残念、というくらいです。嚔等…

「冗談じゃありません」からの
「うまくやれ、と言って下さい。僕…

3

イエスかノーか半分か 2 世界のまんなか 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

事件盛りだくさん

丸ごと一冊がひとつのストーリー。

今回は、計の恐ろしきまでの自信がゆらいだり
記憶をなくすような事故がおきたり。
なかなかたくさんの事が起きましたね。
が、潮の不動な計を思う気持ち、そして
地球の海のように(笑)広い心は変わりませんでしたw

いいですね、こういう関係。
誰でも心を解放できる場所が無いと
いつかバランス崩してしまいますよねぇ。
それが計の場合、潮なわけで。

2

ペーパー・バック(2) 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

尽きない想い

集録作中、書き下ろし以外は既読だったが
それでもまとめて読むと、感無量という感じだった。
作者が述べているように、「佐伯さん祭り」(笑)、
新聞社シリーズの中でも、off you goの二人の分量多しです。

西口が佐伯を表して「エッジの効いた性格」という場面があるが
off you go自体がエッジの効いた作品だと思う。
こういう優しく遣る瀬無くも非常に鋭い感覚は
一穂作品に共通…

9
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