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樋口美沙緒 街子マドカ
ふばば
ネタバレ
ムシシリーズ6作目。 一読しての印象は、これは愛に関しての物語。愛、それも母の愛… 本作もシリーズ作に則って、身分差、すれ違い、女体化、妊娠がモチーフとなっています。 そして、攻め受けのイメージも大体同じで、冷徹で話を聞かない攻めと、不憫な受け。 本作は日本を飛び出して、絶滅寸前のハイクラス中のハイクラス、最後のグーティ・サファイア・オーナメンタル・タランチュラであるケルドア公国の大公…
ムシシリーズ5作目。 本作も前作「罠にはまれ!」同様ハイクラス同士のCPです。ですが、受けはナナフシで小型の地味っこ。 本シリーズの攻め受けイメージと同じで、内容もハイクラスの中での格差、体格差、すれ違い、女体化が盛られています。そして今回は受けに体の秘密がありますが、まあこれも従来作の病気・病弱と同列に捉えてもいいかも知れません。 本作では地味で目立たず可愛らしい受けが、自ら持って生まれて…
ムシシリーズ4作目。 シリーズ1の人気作ときいて粗筋を読むと、主人公は前作の不憫な受け郁の異母弟、あのどうしようもないジャンキーの篤郎ではないですか。 攻めは、1作目と前作に登場していたヘラクレスオオカブトの兜甲作。 前作で七雲陶也の友人として出ていた兜に妙な胡散臭さと不自然さを感じていたのですが、やはりこいつもとんでもない自分勝手野郎でした… 本作は初めてハイクラスxハイクラスのCPなの…
シリーズ一気読み!と意気込んで読んでおりますが、2作目を読んだ後、この本作3作目は少し時間を置いて読むべきだった…。 1・2・3作と全てハイクラスxロウクラス、俺様攻めx不憫受けの切ない切ない物語…みたいな感じで、デジャヴ感で目が曇ってしまう。 本作の主人公は、1作目の傲慢タランチュラ、ロウクラスを人とも思わぬ七雲陶也です。 受けは3作で最も儚げなカイコガの郁。 郁はロウクラスの中でも特に…
ムシシリーズ2作目。 1作目と同様、身分差、すれ違いです。その上に、病弱、孤児といった要素があります。 本作では、より相互の離れがたさの象徴として、受けの病弱さは攻めの体液(蟻酸)で治り、攻めの隠れた血の出現を抑えるのが受けの体液(甘露)で、という関係性が描かれています。 受けは天涯孤独のクロシジミ里久。クロオオアリの女王に養われているためいつも言いたいことも言えず。 攻めのクロオオアリ綾…
やっと今頃この大人気シリーズに着手できました。 そしてすぐにこの大人気に納得です。 ここには多くの萌え要素がぎっしり詰まって、その重量感に反して読者をも共に乗せて軽やかに空に飛び出すジェット機の様に、圧倒的です。 一度読み出したら止まらない、いえ止まれない、そんな力技を感じます。 それを昆虫の擬人化で実現するのですから、更に凄い。 一般的に女性は虫が苦手ですよ。それをスーパー攻め様的ポジ…
muccu
舞台はハイクラスの面々が通う学園(寮)です。 そこへ入学したロウクラスの翼。 身分の差をからかわれても、一生懸命踏ん張る姿が健気です。 基本うぶで可愛いいんですが、たまに口が悪くなるのが面白い。 一方の澄也はとにかく不器用。 しかもわかりやすい性格(笑) オレ様な澄也が翼の言動に振り回さて動揺しちゃうのが可愛いかった。 ムシシリーズだけあって、蜘蛛の糸を操ってのプレイなど それ…
樋口美沙緒 夏乃あゆみ
渋茶
前巻でちらりと出てきた、『福音の薔薇』を巡っての800年前の事件のあらましを主に引っ張ってきた3巻目。 文化祭の賑わいから一転して、シリアスで切ないムードに傾いている。 湊の周りにいた曰くありげな新キャラ達は案の定、吸血鬼一族の争いに絡んでいましたって展開だった。 う~ん、この騒動、次巻ですっきりするのだろうか? アンリと湊の本契約はどーなる!?ってばかりが気になっていたところに、もう…
樋口美沙緒 高星麻子
マキヲ
「そうだ。花嫁モノを読もう」と思い立って、タイトルに「花嫁」と入っている作品で検索した結果、一番ポイントの高かったこちらの作品を読んでみました。 結果、私の評価は「中立」でした。一番印象的だったのは狗神のもとにいた仔狐(?)の茜がとっても可愛かったことです。ちみっこに弱い…。 私の場合、期待したほど萌えなかったのは偏に主人公の比呂にあまり魅力を感じなかったことが原因かと思います。境遇と…
すみれ0401
最初にこのお話を読んだ時は、とにかく絵がきれいだな~というのと、シリアスだけでなく、結構コミカルな部分も入っていて、もちろん2人の危うい際どい関係性にドキドキ・・・楽しい作品だなと、すぐ虜になりました。 アンリ(ヴァンパイア)の服装も素敵で、独特の美しい世界が広がっています。 何と言っても見どころは吸血シーン。凄く色っぽくて、Hシーンではないはずなのに、なんだか淫靡でドキドキしてしまいます…