葛西リカコさんのレビュー一覧

ふたりの悪魔 小説

犬飼のの  葛西リカコ 

これは「ロハス」に対する皮肉だろうか?(笑)

あ~~~~やっちまったぁ~~~
3Pモノかと思ったら、三角関係だった…orz
一行目からネタバレする気か!?と叱られそうだが、
3P・複数マニアとしては、大事なことなのでしょっぱなから叫ばせていただきました。

しかし、犬飼のの作品というのは、三角関係に転ぶと「え?」だし、
かといって、3P突入するとそれはそれで「え???なんでここで3P?」
どっちに転んでも「いよっしゃキター!」と…

1

神獣の褥 小説

秋山みち花  葛西リカコ 

冷淡な心が愛で解かされる

一途な半神で銀色狼のレアンの一途さと、女王様でプライド高く冷徹な反面
本当は寂しがり屋な美神であるリーミンとの切なく苦しくエロと愛のお話です。

エロ的には獣姦があったり実の父や兄に凌辱されるかなり痛い感じもするエロエロな
展開の話ではありますが、頑なで冷淡だったリーミンが番となったレアンと
共にいる事で心に暖かなものを得て次第に素直で可愛くなってくる様子は萌えだし、
一途にそんな相手…

13

裸のマタドール 購入特典書き下ろしペーパー 特典

レジェスが

どんなに理央を愛しているかを描いた短編。
本編後の、声と記憶のよみがえったレジェス視点。
レジェスは、記憶を失う前も、記憶を失っている間も、記憶がよみがえったあとも、どれ程理央に心かき乱されていたのかを、理央は知らない。
理央に自覚はなくても、どれ程深く傷ついていたのか、レジェスにははっきりわかっていたことも、理央は知らない。
そして、過去の自分にどんなに罵倒してもしたりないと思っているの…

2

裸のマタドール 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

一途なの

スペインの闘牛を舞台にした、愛と魂の継承の物語。
闘牛と闘牛士への熱い愛と敬意に満ちた物語世界は、乾いたヒマワリと蒼穹と、血の臭いと濃厚なセックスの臭い。

あぁ、やっぱり好きだわ、、、華藤えれな。
華藤さんが描く闘牛の世界は本当に特別で格別な陶酔感。
これはやっぱり、作者様の愛の熱さ深さなのかしら。
闘牛の魅力を伝導しつつ、しっかり成長物語とラブロマンスもエロも取り込んで、涙腺のお掃…

12

愛と贖罪 小説

水原とほる  葛西リカコ 

一種、哲学的なタブーもの?

水原とほる作品はこれが何度目か…いや、いつも思うんだけど、
細かい描写はかなりいいんだよね。
しかし、趣味にのっていかない、いや、乗れないといったらいいのか。

エキセントリックな仏文学者の叔父と18歳の大学生・歩
きました近親相姦!ウヒョー!と喜ぶ間もなく、叔父がやけに哲学的なことを
語り始める。かなり言ってることはマトモで説得力もあるんだけど。
しかし、まっとうなこと言われたから…

6

愛と贖罪 小説

水原とほる  葛西リカコ 

歪んだ愛の末路

どっぷり暗くて重いです、読み終えた後にたとえ主役キャラが共にいる事を
幸せだと思っていても、たとえようも無くすっきり感を感じない。
愛なのか憎しみなのか狂気なのか、自分でもままならない負の感情に引きずられ
両親を事故で亡くしたばかりの甥っ子を調教し、更に自分のセフレに犯させる叔父。

一般的な禁忌ものとは少し違っていて、受けになる歩の亡くなった父親が結婚前
叔父の家庭教師をしていた頃の…

8

愛と贖罪 小説

水原とほる  葛西リカコ 

パンドラの匣

「親の因果が子に報い」そんな言葉も頭に浮かぶ、一人の蒔いた種が相手に根付き、またそれを更に別の相手にも植え付ける。
巡って連鎖させていく心理を描いた作品のような気がします。


高校卒業間際に両親を事故で亡くした主人公・歩は
母方の祖父母の家で一人暮らしをする大学準教授の叔父・直人と二人暮らしすることになる。
ある日、直人の寝室で男に組み敷かれる彼を見てしまう。
其の日から始まる、直…

7

Chara Collection EXTRA 2012 特典

いろいろ読めて楽しかった。

読みたい作家さんが書いてたので全サの応募してみました。
気になった作品の感想をいくつか。

「熱い日々」秀香穂里
原作?は読んだことないんですが、今回の読んだだけでもなんだかとても面白かったです。
ツンデレというか美人系の仕事のできる姉さん受と大型ワンコのような攻。
別の仕事が入ったからと一緒にするはずだった取材旅行に出られなくなった2人。
攻は別の人物と現地へ向かって仕事を。
受…

1

ラ・テンペスタ 小説

水原とほる  葛西リカコ 

狂犬に愛された天使

思わずタイトルの絵画をググってしまいました。
確かに美しい。
こういったことを話に盛り込めるのがすごいと思います。

攻め様が登場したときから少し様子がおかしいです。
坊ちゃんに対して、偉そうな態度、そしてちらちら見え隠れする執着w

受けの孝義はいい子ですね。やはり生まれが組長の息子なのでいろいろと苦労することもあったのでしょう。ゲイですし。これからも苦労することが多々あると思いま…

3

閉じ込める男 小説

秀香穂里  葛西リカコ 

寂しさと共に育った執着が萌えです

執着愛!いいですね~素敵ですね、萌えます!
同じ施設で育った二人、共に寂しく愛されることを願った二人が互いの存在で
癒され、一生傍にいることを子供ながらに強く求め強く誓う。
そして二人は施設を出て自立する。
もちろん、二人で暮らす為に施設にいた頃から二人でお金をコツコツ貯めての自立。

幼い時から共にいて、攻めになる智貴は子供の頃の大好きから次第に全てが欲しいと
思う愛欲込の思いが育…

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