月東湊さんのレビュー一覧

鳳凰様の約束の花嫁 小説

月東湊  壱也 

過去と現在が混ざり合うトリップ効果

今回は四神国鳳凰領を治める鳳凰神と違和感を抱えて生きる高校生のお話です。

異世界に飛ばされた受様が自身の過去を思い出し攻様の花嫁となるまでと
受様の友人神官視点で約1年後の後日談を収録。

今日は受様の高校の卒業式です。受様は元生徒会長で少林寺拳法部の副将と文武
に優れ、愛想がよくて元気が良く、欠点は背が低い事くらいな人気者です。よく
モテて沢山アプローチもされますが、いつも漠然…

3

鳳凰様の約束の花嫁 小説

月東湊  壱也 

異世界で育つ

月東先生29冊目のご本とのこと。新疆ウイグル自治区あたりを想定した世界観のお話240P+あとがき+サブキャラの後日談8P。これサブキャラの方でスピンオフ出ることを期待します。本編はすいません、さらっと読めてしまったので中立より萌にしました。鳳凰姿が某先生の火の鳥を思い出させて印象的だったので、鳥好きな方にはよいのでは等と思いました。

高校の卒業式当日。生徒会長をやっていて人気者だったためボタ…

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鳳凰様の約束の花嫁 小説

月東湊  壱也 

超王道の萌えを詰め込んだ、優しくてあたたかい作品でした

家族愛あり、友情あり、世直しあり、そして純愛ありと言った、異世界トリップものになります。

優しく愛情深い攻めに、真っ直ぐで思いやりのある受け。
そんな二人が、純粋に想いあうー。

と、超王道の萌えを詰め込んだ、甘くて優しくてあたたかい作品なのです。
ひたすら甘酸っぱ~い!
そして可愛いって感じで。
個人的に、こういうお話が大好きなんですよね。
とにかく攻めの愛が揺るぎないので、…

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月下の涙~鬼と獲物の恋~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

グロ駄目な方は要注意

青龍の涙のスピンオフです。
前作の攻である竜神様がちょろっと登場、それと受の弟分の息子くんも。
お話としてはこちらがより好きでした。
人が大好きで、人のことを食べられない泣き虫で優しい鬼と、そんな鬼のことが小さい時から大好きな人間の話です。

鬼と交流を持ったことで、人間を食べようともくろんでいる他の鬼に目を付けられてしまった受。
そんな受を祭の当日まで守ると約束した鬼との日々が描かれ…

1

青龍の涙 ~神は生贄を恋う~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

癖になる良さ

激萌えしました。
人外大好きなので、それだけでも最初から期待値MAXなんですが、その期待を裏切らない面白さでした。
天涯孤独で施設育ちの受が養子縁組と騙されて行った先で待ち構えていたのは、小さな湖を守るために人間に髭を奪われて神社に封印されていた竜神でした。生贄として差し出された受は、日夜竜神とその使いである蛇に心身ともに陵辱されるんですが、これがもう何とも読んでて痛い。冒頭からぶっ放してます…

3

獣使いは守護獣と愛を誓う コミコミ特典SS小冊子 駝鳥と綺羅と皇子様 特典

琉央の1番は譲らない!!

本品は 『獣使いは守護獣と愛を誓う』のコミコミスタジオ
限定特典小冊子です。

本編後、琉央が守護獣守りに任命される1月前のお話です。

琉央は青麟の「側仕え」で守護獣の「世話係」となりますが
それらの仕事がない時間帯に王妃の獣の世話や畜舎の手伝いを
する事を許されています。

今日も畜舎のある一角で職人達と琉央が休息がてら話をして
いると、大きな駝鳥が近寄ってきて琉央の背中に…

7

獣使いは守護獣と愛を誓う 小説

月東湊  榊空也 

予言と宿命が導く運命の相手

今回は皇帝の末の皇子と雑技団の獣使いの流民のお話です。

珍獣好きな王妃の求めで皇城に上がった受様が
ある秘密から孤高の皇子だった攻様と心を寄せ合うまでと
3年後の仲睦まじい後日談SSを収録。

この国は厳格なる身分制度があります。皇族、豪族、平民、奴婢と
階級が定めれています。階級外の流民には国の庇護はなく、流民は
自らの体を元手にして生き延びる術として雑技団に集います。

6

獣使いは守護獣と愛を誓う 小説

月東湊  榊空也 

傷ついたもふもふ

あらすじ見てなかったので年下皇子と知らずに先生買い。私は年下に萌える人ではないですが、「あ、これはいいかも!」と思いましたので、萌2。もうちょっとぎゅって詰めてもいいのでは・・と少し長く感じたので神には到達しませんでした。「本編330P+本編から3年後の幸せ話11P+あとがき」です。

聖華国の首都に着いた天空雑技団。そこで働く琉央(るおう)は、生まれて間もない頃に捨てられたのを雑技団の女将に…

3

獣使いは守護獣と愛を誓う 小説

月東湊  榊空也 

母は強し!

中華風ファンタジー。

聖華国の皇帝には五人の子供がいて、末息子には秘密がありました。

身分制度が絶対な時代、城外にすら定住することを許されない流民達は、技芸で娯楽を提供することで国中を転々とするしかありませんでした。流民で天空雑技団の獣使いとして生きる琉央は、雑技団の見物に来た王妃にその才能を買われ、皇城に登ることとなります。

末の皇子の青麟は美しい青色の瞳をしていて、彼が飼って…

6

獣使いは守護獣と愛を誓う 小説

月東湊  榊空也 

年下皇子が可愛い

じわじわと懐いていく攻のツンデレ年下皇子が可愛いです。
受より背が低いことを気にして受の頭をぐいと引き下げて自分は背伸びしてキスするとか最高。
ひたすら大人な年上受も良かったです。主従ものなので年上が従なのも萌えました。

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