栗城偲さんのレビュー一覧

ブラック社員の転生先はDom/Subユニバースの世界でした 小説

栗城偲  篁ふみ 

世話焼きDom最高

とても面白かった。
ブラック企業で酷使されていた受けが、Dom/Subユニバースのある平行世界(オマケに会社もホワイト化)の自分に成り代わる話。

便宜上のパートナーで下心ゼロだと強調してパートナーになったからお互いに気持ちを言い出せずに両片思いなカップル。

ハイスペでソツのない攻めが受けの前ではあたふたしたりちょっとカッコつかない感じがあるのが萌える。受けにはバランス良く鍋の具を取り…

5

ブラック社員の転生先はDom/Subユニバースの世界でした 小説

栗城偲  篁ふみ 

社会制度への組み込まれ方が面白かったです

雑誌で連載中のコミカライズを見かけて、面白そうだったので原作を読みました。
転生ものだけど、転生先は全くの異世界ではなくパラレルワールドで、違いはダイナミクスがあるかどうか…

現代→現代なのでとっつき易かったです。
ダイナミクス初心者の主人公のために丁寧に解説してくれるので、読者側もDom/Subにあまり馴染みがなくても楽しめるなと思いました。
初めてコマンドを受けるシーンは、主人公の…

3

呪いと契約した君へ 小説

栗城偲  松基羊 

脇キャラに大変萌え

自分の気持ちを伝えるタイミングなどを見誤り、結果ずっと想っていた相手を新参者に取られてしまうキャラクターがすっっごくツボなのですが、まさに今作の陵が私的にツボでした笑
こんなに脇キャラに萌えたのは初めてかもしれない。もっと素直に、もっと早く気持ちを伝えていればな〜手を挙げたのは良くないですね〜などと謎に上から目線で陵を見てました。

あと栗城先生は受けが入墨を攻めに見せるシチュが好きなのかな…

3

呪いと契約した君へ 小説

栗城偲  松基羊 

人権無視のいとし子という存在



全く尊重されてないのに「いとし子」と呼ばれ祓い師をさせられている愁(受け)が、その異常に気が付かない異様さを民俗学の調査にきた乾(攻め)に指摘され助けられるまでとその顛末。

あらすじとかはほかの方が詳しく書いてくださっているので感想だけを


とにかく気分の悪い話でした。
不運な攻めを不遇な受けが助け、逃れられない状況の受けを攻めが助ける話なのですが、2人の状況(特に愁)の境…

0

たちまち、おちる 小説

栗城偲  街子マドカ 

再会もの 育ちすぎたプードル

「stand up, please!」「美味しいオカズをいただきます。」の関連と、あとがきに有ったので読んでみたい。

昔、食事を奢った元ネコ役アルバイト 叶夢・・と、数年後に舞台の仕事で再会。長身の美形の通訳になっていた。

間野は、佐藤の攻めを断り切れず、絆され落ちてしまう。
ノンケの筈が何故?、と自分の今に納得いかない間野の葛藤が面白かった。
悪党が登場しない、気持ちよく読めるラ…

1

家政夫とパパ 小説

栗城偲  Ciel 

陽だまりのようなあたたかさ

初恋の人との再会もの。
Ciel先生のカバーイラストから受ける印象通りの、ぽかぽかとしたあたたかい雰囲気の中で育まれる、大人のむずがゆい恋のお話でした。

ハウスキーパーとして偶然にも初恋の相手・昴の元で勤務することになった千尋。
まず、千尋のハウスキーパー…家政夫さんの仕事っぷりが読んでいて気持ちが良かったですね!
お仕事なので当たり前と言えば当たり前なのですが、細やかな心配りが見られ…

0

ブラック社員の転生先はDom/Subユニバースの世界でした 小説

栗城偲  篁ふみ 

Dom/Subなんだけど

ちょっと積読してたんですけど、読んだら面白かったー。Dom/Subなんだけど、リーマンものテイストが強くて、もだきゅん★でした。いつまでも覚えてるかどうかはちょっと自信なかったので萌2よりの萌にしました。雑誌掲載された本編240P弱+後日談6P+あとがき。篁先生の挿絵が最高によろしくて♡

品質保証部に異動し夜遅くまで働いていた幹人。突然後頭部に殴られたような痛みを覚えたかと思うと意識を失い、…

3

呪いと契約した君へ 小説

栗城偲  松基羊 

可もなく不可もなく不可もなく

作家買い。
「萌」評価です。

可もなく不可もなく。
悪くはないけど、期待値が高かっただけに、
少し、中途半端。
いうならば、序章といった印象。

もっと、怖くても良かった。
もっと、攻めと受けのLoveがあっても良かった。
もっと、当て馬とのあれこれがあっても良かった。
もっと、先祖との確執があっても良かった。
もっと、エロがあっても良かった。
もっと、受けの生い立ちに…

0

呪いと契約した君へ 小説

栗城偲  松基羊 

”呪い”ってそういうものなのか〜の不思議系

先生買いです。
BLというか、ちょいオカルト系読みものとしてとてもおもしろかったです。
攻め受けに対しての萌というより小説の面白さのほうが上回ったので萌度は低いのですが、BL好きで不思議なお話が好きな方にオススメしたいです!(オカルト、だとは思うんですがそんなに怖くはなくて、”ホラー”っていうより”不思議”という感じ。)
松基先生のイラストがとーてもいいです。

”呪い”っていうものを情…

0

呪いと契約した君へ 小説

栗城偲  松基羊 

夏の終わりにぴったりな1冊

オカルト・ホラー・謎解きエッセンスがそれぞれ少しずつ入った、夏の終わりに良さそうな1冊でした。
呪いや、人ではないなにかが登場したりもするけれど、栗城先生の文章が読みやすいので混乱せずにするっと入って来やすいかな?と思います。

人々にかけられた強い呪いを、人ではないなにかを介して解呪することが出来る「いとし子」と呼ばれる存在である愁。
神社の宮司を務める叔父から声をかけられた時にのみ解呪…

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