成瀬かのさんのレビュー一覧

黒猫皇子の恋つがい 小説

成瀬かの  みずかねりょう 

双子の弟が大好きなお兄ちゃん、登場しました!

「黒獅子パパの恋つがい」の続編になります。
主役は別カップルになりますが、前作を読んでいないと分かりにくい部分が多いと思います。
ご注意下さい。

で、前作は、ある日いきなり異世界に飛ばされてしまった主人公の、異文化交流譚風。
今回は勇者として召喚された双子の兄の、異世界冒険譚と言った所でしょうか。
知恵が回り人を惹き付ける魅力があり、何より双子の弟が大好きな主人公。
そんな彼が召喚…

9

クロスノベルス創刊15周年小冊子「クロほん」 特典

こういうスペシャル本、大好きだ

2017年で15周年となったクロスノベルスさんの記念本。みずかね先生の絵を拝んだ後、ずっと積んでたのをようやく読めました・・どのお話も10Pほど、2段組でしっかり小話です!
1と17が神!!!!!!!!あと、10と15も大好きでした!ので萌2にしました。

1.かわい有美子先生『透過性恋愛装置 』後日談
  冒頭読んだもののあまりの性格の悪さにまだ本編読み切れていません!
  なんだけど…

2

神獣さまの側仕え 小説

成瀬かの  金ひかる 

本当は怖いお伽話

神獣の末裔で領主であるリィと、呪いのせいで目と口が不自由になった古き民シェラ。家族と慕っていた兄に、役立たずのシェラにも出来る仕事だと、領主の側仕えとして身売りをされてしまう。これまで誰も相手をしてこなかった領主はシェラを気に入ってシェラを雇う事になったが…。

獣の姿で、人前で、などなど特殊プレイはありますが、シェラが可愛がられ愛されていく溺愛モノでもあります。無垢なシェラが、健気にリィを慕…

3

神獣さまの側仕え 小説

成瀬かの  金ひかる 

騎士団長推し

カバーイラストが金ひかる先生なら全て買う!シリーズ。
この表紙、白髪の青年と黒い獣で、ケモ好き心とファンタジー好き心にも突き刺さる。
古き民の血を引くミルクホワイトの髪をしたシェラと、神獣の末裔で性欲を開放しないと人の姿を保てないリィ、そしてリィの弟の騎士団長。
この三人の危うい関係が描かれていくのですが、
いいわぁ、この関係、すごくすきだわ。
騎士団長はとってもとっても兄が好きで、兄の…

4

神獣さまの側仕え 小説

成瀬かの  金ひかる 

純真無垢ではつかめない幸せ

今回は神獣の末裔の公爵と目が見えず口もきけない森の民のお話です。

義母のためと攻様に売られた受様が攻様の伴侶として幸せになるまで。

受様は身寄りのない捨て子です。拾って育ててくれた義母も義兄も生まれつ
き白い髪や日に焼けない肌も、年頃になっても貧弱なまま飲みにくい子供で
した。そのため外に出る時は髪に泥を塗り、古いショールが手放せません。

しかも受様は義母の病を治すための特…

4

神獣さまの側仕え 小説

成瀬かの  金ひかる 

同人誌Beast's nest.の商業化

どんなお話かと思ったら、同人誌Beast's nest.を改稿されたお話とのこと。溺愛あまあま幸せハッピー!というよりは、どっか「ぷすっ」と刺してくるような印象のお話でした。イノセント受けがお好きな方は良いかも。本編250Pほど+あとがき。イノセントちゃんはめちゃめちゃ可愛くって好きだったですが、お話がとにかく不思議テイスト(ああ、成瀬先生のお話だ!という印象)でしたので、すいません、中…

5

神獣さまの側仕え 小説

成瀬かの  金ひかる 

最後のオチに震え上がりました

こちら、ロマンティックで官能的な、お伽噺風ファンタジーです。

目も見えず口も利けず、醜いと罵られ続けてきた主人公。
そんな不憫だけど純真な受けが、領主様の元で幸せを掴む。
そこに、+エロエロ!
そう、これぞ大人の為の官能童話ですよ!

また、本当は怖くて残酷なお伽噺の世界ー。

成瀬先生と言うと、不意にヒヤリと背筋を寒くさせてくれるような、優しいのにどこか残酷な世界観がお得意だ…

17

狼頭の魔法使いと折れ耳の花嫁 コミコミスタジオ限定特典小冊子 吾子の冒険 特典

是非手に入れて読んで欲しい

本編の夜狼と淡雪の子どもが生まれてからの領地での城でのお話になります。
二人の子どもの吾子視点です。

城には沢山の人が集まって夜狼も淡雪も吾子を構ってくれず、使用人によって乳母が来るまで部屋に閉じ込められてしまいます。
悲しくなった吾子は窓を開けて手摺に手を掛けて空を見上げると火龍に乗ったじいじがやって来ます。

本編最後に夜狼に強請っていた火龍にです。
思わずクスってなりました。…

1

狼頭の魔法使いと折れ耳の花嫁 小説

成瀬かの  小椋ムク 

魔法使い、ケモ耳好きな人には読んで欲しい作品

夜狼は獣頭の魔法使いで最初はダラダラとしたオヤジなんですが、森で淡雪を拾ったあたりから物語が加速度に面白くなって来ます。

淡雪目線からの話では、淡雪がただの幼な子では無いのだろうとは読者は薄々気が付きます。

そして淡雪を父親の元に帰してからの夜狼の活躍と正体にはワクワクが止まらなくなります。

淡雪の父親をギャフンと言わせたい王様も一役かって、夜狼が淡雪を迎えに行く辺りはもうニヤニ…

1

異界の王 小説

成瀬かの  鳶谷あい 

攻めを攻める受け

表紙の受けが不敵に笑ってるのが気になって読んでみた。
けど中のイラストの受けが普通に可愛いくて、なんか違う…。

恋愛経験はないけどエロいこと大好きなビッチ受けが異世界に召喚されて、王様の花嫁にされちゃうお話。
攻めを拘束して跨がっちゃう受けは面白かったし、
骨抜きにされちゃった攻めが、「受けは、俺(の体や見た目)が気に入ったからついてきてくれたんだぞ」と第三者にノロケるところなんかは可…

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