黒猫に変化する謎の美青年×召喚された勇者の、異世界ケモ耳ラブ!

黒猫皇子の恋つがい

kuronekoouji no koitsugai

黒猫皇子の恋つがい
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×23
  • 萌0
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
14
評価数
5
平均
3.2 / 5
神率
0%
著者
成瀬かの 

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イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
価格
¥640(税抜)  
ISBN
9784041085134

あらすじ

ある日突然、勇者として異世界に召喚された響。けれど勇者としての力は目覚めず、夜に訪れる黒猫だけが心の支えだった。ある時、響は虐げられた獣人の奴隷を匿うが、それに嫉妬した黒猫が突然人型に変身して…!?

表題作黒猫皇子の恋つがい

クロム、黒猫に変化する謎の青年
響、異世界に召喚された勇者 

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数3

双子の兄編

「黒獅子パパの恋つがい」の受けの「双子の兄」編でした。双子続き出しますよ等と宣言しておいてほしかったなあ(私が気付かなかっただけだったらごめんなさい)。「黒獅子」が「は?」な展開だったのが少し救われましたが、前作の戸惑いが影響して今一つ盛り上がれなかったので中立です。本編210P超+あとがき。

大切な大切な弟の楓が突然弓道場の更衣室からいなくなって1か月。魔族の侵攻からヒト属の国ディルパ国を守るべく勇者として召喚されてしまって、響は気が気ではありません。元の世界に戻るには?と問うと、必要なものは魔族が持っていると言われ、何としても魔族と闘って欲しい様子。おまけに四六時中見張られているようだし、食べ物には何か仕込まれていたり全く口に合わなかったりと地味に滅入ることが続いていたのですが、ある日ふと見つけた空間で黒猫と出会い・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
ヴァルト、楓(黒獅子の方のカプ)、ディディ(響を召喚した魔術師)、ナダ(奴隷になっていた獣人)、ユリアナ(響の侍女)、王様、女神様 等々。色々出てきますが・・・

**可愛い部分

黒猫は可愛い。頭をぐりぐりなすりつけてきたり、頭突きしたり、ふしゃーって怒ったりと、色々なバリエーションの猫描写があってめちゃくちゃ可愛い。それがまた猫耳しっぽ付きだけど、傲岸不遜な感じのイケメンに変身するというところや、楓と再会した時にクロムの事を問われ「気にするな、猫だ、大きいが」という塩対応をする響なんかは大好きです。それに大切な弟をヴァルトに取られたのかと知ったときの響の様子なども楽しかった!

ただお話が今一つ盛り上がれず。ヒト属と魔族と獣人たちのいさかいは何なのよと思ったり、ユリアナは何なのさと思ったり・・・響がクロムを好きになった経緯もどうもシンクロできず残念でした。

ネコちゃん記述や、弟溺愛の兄描写なんかは良かったと思うので、その辺りがお好きな方でしたらどうぞ!とおススメしたいと思いました!神々しい悪魔さんや、ちび女神様などのみずかね先生の挿絵は通常運転、神、神、神!でございます。

1

スピンオフですが前作とセット読みがおすすめ♪

今回は魔術師に黒猫として飼われている謎の青年と
異世界に勇者として召喚された日本の学生のお話です。

双子の弟を探す受様が召喚された異世界で
巻き込まれる騒動と攻様との恋の顛末を収録、

受様は双子として生を受けますが、要領が良くて何事も率なく完璧に
こなす事から両親に溺愛されて育ちます。

一方の弟はおとなしくて知らない人と話す事も苦手な性格で、周りから
も陰の様に扱われています。しかし受様に弟が見せる笑顔は誰より愛ら
しく、弟を良からぬ輩から守る事が受様の使命となります。

弟が望んだ弓道場に行く事にしたのも、そんな弟を守る為です。案の定
弟は純和風な装いで際立ちちょっかいを出そうという輩は数知れません。
その日も受様は更衣室で弟の着替えをチラ見した先輩達を廊下で説教し
釘を刺して更衣室に戻るのですが、なぜかそれ以降受様の弟は行方不明
となってしまいます。

当然ながら、受様は弟探しに奔走しますが、弟の消息は全く掴めません。
そんなある日、今度は受様が異世界の女神のよって日本から異世界に
連れさせられてしまうのです!!

受様が呼び出されたのは、魔族に侵攻されている人族の国ディルパ王国。
国を守る"勇者"として召喚された受様は銀イヤーカフで言葉には不自由
しませんが、勇者として魔族との戦えと言われて鍛錬を強要されても
全くやる気にはなれません。

しかし元の世界に戻る為に必要な宝玉は魔族が秘匿しているらしく帰り
たいなら勇者として戦うしか道はないようです。とりあえず城に留まる
受様ですが、食事には怪しい何かを混入され、王にも侍女にはやたらと
誘惑され、筋肉マッチョな武官には戦いを挑まれて気が置けません。

ある時、受様は武漢から逃げる為に部屋を抜け出し、マッピングしつつ
人気のない方へと逃走し続けると床に黒ずんだ大量の血痕を発見します。

その先に隠されて部屋や廊下の存在するようで、迷いながらも踏みこみ、
その先で蜂蜜色の瞳を持つ黒猫に出会います。

黒猫に導かれるままに暗い廊下を延々と進んでいくと、突然に視界が開け
黒猫は屋根の上、城壁と城下の街並みや彼方の深い森が見渡せる場所に
落ち着きます。受様も監視の目のない場所でしばしの休息をとる事に。

この黒猫こそ今回の攻様です♪ 攻様は呪術師の術で黒猫に変化し、普段
は魔術師に飼われる黒猫として過ごしているようですが、実際の攻様は
頬に赤い顔料で戦化粧をし、躰に多くの傷をもつ青年なのです。

攻様はなぜ黒猫に変化しているのか!?
受様は勇者として戦うしかないのか!?
そして受様は弟を見つけ出す事が出来るのか!?

成瀬先生の既刊『黒獅子パパの恋つがい』と同じ時間軸で起こった受様の
兄バージョンのスピンオフです。但、受様は弟より遅れてトリップした
ために前作の続編的な展開でもあり、非常に美味しい異世界トリップ譚と
なります♪

上記の様なお仕立てな上、前作のスピンオフとしてニュアンスを寄せた
タイトルを付けられた結果、タイトルで攻様の背景が透けて見えてる(笑)
等、読み切りながら本作単独では難有りですのでご注意下さい (^_-)

誰かに起こった出来事はその当事者の目線で語られますが、第三者には
また違った目線で捉えられたりします。成瀬先生はそういう視点の違いを
意図的に巧みに取り入れられているのがすごくお上手です。

前作の主役である受様弟は、本作の受様の双子の兄へのコンプレックスが
根強く、内気な性格で人に埋没して生きてきましたが、異世界に召喚され
獣人族の長と出会い、様々な経験をして自信をつけていきます。

前作を読んでちょっと目を離した隙に、突然弟に消えられたお兄ちゃんが
可哀そうすぎると思ったし、両親の溺愛と兄のかまいたがりは別種だろう
と思っていたので、兄バージョンが読めてたいへん嬉しいかったです。

この世界の人族と獣族と魔族の関係性、勇者召喚を望んだ人族の王の思惑、
攻様が呪術師に術を掛けられていた理由、受様が兄弟で召喚された理由等、
細やかな伏線が端々に配置されていてドキドキ&ワクワクです。

そして受様兄弟と両親とのかかわり等、前作では想像の域をでなかった点
もしっかり明かされる展開となっています。思った通り、お兄ちゃんは
弟激ラブなだけ、被害者として女神に"勇者"を望んだ人族の王こそ一番の
元凶だった事実もさらされて、獣族と魔族にも大団円な終幕までとっても
楽しく読めました♪

攻様が猫化する術を掛けられていた影響で、ゴロゴロ&すりすりな態度で
受様への独占欲を表しているシーンがすごくMYツボでした♡ 本当は身分
的にも性格的にもクール系だそうで恥じ入る攻様の姿とのギャップにも
さらに萌え萌えでした (^-^)

今回は召喚繋がりで市川紗弓さん『軍神虎は花嫁Ωを甘やかす』はいかか
でしょうか。こちらはオメガバースになります。

3

双子の弟が大好きなお兄ちゃん、登場しました!

「黒獅子パパの恋つがい」の続編になります。
主役は別カップルになりますが、前作を読んでいないと分かりにくい部分が多いと思います。
ご注意下さい。

で、前作は、ある日いきなり異世界に飛ばされてしまった主人公の、異文化交流譚風。
今回は勇者として召喚された双子の兄の、異世界冒険譚と言った所でしょうか。
知恵が回り人を惹き付ける魅力があり、何より双子の弟が大好きな主人公。
そんな彼が召喚されて、勇者として魔族と戦う事を望まれるー。

異世界トリップものとしては王道の展開ながら、一筋縄ではいかない捻りの利いた設定が、とても魅力的で面白い作品になるんですね。
いや、単純で分かりやすい図式では無く、本当の善悪とはー?と、なんともシニカルな作品なんですよ。
成瀬先生、こういうお話が抜群に上手いんですよね。

ちなみに、前作ですけど。
言葉も通じず味方とは言えない現地人(?)ばかりの中で真摯に行動し続け、自分の居場所を作っていく主人公がとても素敵でした。
ちょうど精神的にガタガタだった私は、主人公に感動と勇気を貰いましたよ。
彼が異世界に召喚された理由自体も、思わずニヤリとさせてくれるオチで。
皮肉がきいてますな!って感じの。
今回も、前作でのこのオチ自体がキモとなってきます。
う~む。面白い!

内容ですが、黒猫に変化する謎の青年・クロム×異世界に勇者として召喚された青年・響による、異世界トリップものになります。

双子の弟・楓が行方不明になり、必死で探していた兄の響。
気が付くと異世界に勇者として召喚され、魔族と戦うよう強要されるんですね。
持ち前の聡明さから召喚した人族に不信を抱き、勇者として振る舞う一方で、王の思い通りにならないように立ち回る響。
精神的にも肉体的にも疲労がたまり、癒しを求める彼が出会ったのは、怪我だらけの不思議な黒猫でー・・・と言うものです。

で、覚えたての魔術を使い、黒猫の傷を癒す響。
「くろにゃん」と名付けて可愛がるものの、突然猫耳を持つ人の姿になって・・・と言う流れ。

こちら、キモとなるのがですね、この黒猫・くろにゃんの正体になると思うんですけど。
傷だらけで猫と人の姿を行ったり来たり。
更に響を召喚した魔術師と関わりがあって、一体彼の真の狙いはー?的な。
また、悪逆の限りを尽くし人を滅ぼさんとする魔族。
そして、卑しいとされ奴隷として使われる獣人。
ヒト族が語る彼等の姿は、真実なのか・・・。

とまぁ、展開としては謎が謎を呼びって感じで、読者も首を捻りつつストーリーを追う形なんですよね。
で、お話が進むにつれ、一つ一つ真実が与えられ、最後は痛快なオチで締め括られる。
並行して、主人公の勇者としての能力の開花に、主役二人の甘さ強めの恋愛が語られって感じで。
更に、行方不明だった弟との思いがけない再会なんかもあり、やや歪だった兄弟の関係の修正と、こちらも爽やかスッキリと。
くろにゃんの怪我の謎は何故か回収されてないんですけど、ファンタジーとしてとても読み応えがあって面白い作品なんじゃないかなぁと。
うん。ファンタジー好きとしては、かなりワクワクさせてくれるお話なのです。

ところで、今回、男らしくカッコいいのに受けに対してはやたらベタベタで、甘えたな攻めと言うのが、個人的な萌えツボを直撃してくれまして。
そもそも主人公である響がですね、頭の回転は早く思いやりはありと、とてもいい子なのです。
その魅力的な容姿で王をたらしこんで、上手く立ち回るのも面白いなら、弟が異常に大好きで、真剣に世界一可愛いと思ってたりするのも微笑ましい。
いや、同じ顔じゃん!?と。
で、そんな主人公だからこそ、クロム(くろにゃん)が惹かれ、これでもかと独占欲を見せるのが、とても自然に感じられるんですよね。

あと、やたら甘えたな攻めと言う部分。
攻めが受けを溺愛して甘やかしまくってると言うパターンはよく読むんですけど、逆に攻めが甘えまくってるのは、お目にかかる事が少なくて。
こう、何かと頬をすりよせたり、後ろからギュッと抱き締めたりと、もうしょっちゅうベタベタしてんですよね。
結構なヤキモチ焼きで、弟とくっついてるだけで、強引に回収されちゃうんですよね。
受けを甘やかしまくる包容力のある攻めが好きなんですけど、これはこれで良いじゃないか!!と。
甘えたな攻め! 新たな萌えを開拓したよー!!と。

と、個人的に萌えツボが多い上に、ファンタジー好きとしてもとても面白い作品でした。

最後になっちゃいましたが、エロ時の響がとても色っぽいので、ぜひそちらにもご注目下さい。
何だろう。
煽り上手?って所ですかね。
天然受けが無意識にってのが黄金のパターンですけど、彼は意図的ですよ。
なかなかのエロさですよ。

6

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