カワイチハルさんのレビュー一覧

『兄から先に進めない』ご購入特典書き下ろしペーパー 特典

兄弟じゃないけど兄弟です

本品は『兄から先に進めない』のフェア店特典ペーパーです。

本編後、マンション住人との小話になります。

ある日、充哉はエレベーターにて
兄弟2人の手を引く真上の部屋の住人に声を掛けられます。

いつもは他の住人と乗り合わせないようにしていますが
「いつも子供がうるさくてすみません」と遠慮がちに
謝られる間にエレベーターのドアが開き、
仕方なく乗り込んで話をすることになります。…

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兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

兄弟ではない2人の恋の行方

今回は大企業の広報部勤務の会社員と
フリーランスのシナリオライターのお話です。

攻様と受様の拗れた関係に決着がつくまでと
恋人として同居を始める続編を収録。

受様が小4の時、
両親は親友夫妻の遺児の里子として引取ります。
彼が今回の攻様です♪

一人息子の受様は両親にとっても難しい子で
受様のためにもと攻様が引き取られたのですが
受様は両親の願い以上に攻様に懐きます。

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兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

苦しいのに一気読み。さすがです。

一気読みでした。さすが渡海奈穂さん!

もう読んでて充哉ことミツがしんどくてしんどくて。しかも敬史郎ことシロがミツを優先ばかりしてて、こっちもヤキモキして。いつまで子供なの?
苦しくて辛くてしんどいお話は苦手で読むのを諦めがちなのに、この本は一気読みできました。
シロが引取先の家の息子だから自分を優先してくれるんだ…と思いながらも優先してくれないと許せないミツ。おいおい…。

そんなと…

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兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

拗れた愛

挿絵買い。

あらすじを読まずに購入しました。
ガチ兄弟と思っていたのですが義兄弟モノです。

序盤は高校生の頃のお話が書かれており、
読んでるこちらからすると明らかに充哉は敬史郎のことが好きなのですが、
本人は全くソレを自覚しておらず、傍から見たらわがままな弟でした。
拗らせてるというか、依存しているというか
この関係を言葉にするのって難しいなぁと思いながら読んでいました。

2

兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

クール眼鏡

先生買い。どっちが兄なんだ?と思ってましたが、ははーなるほどーというタイトルと分かりました。受けがえらくリアルに感じられたのですが、先生、身近にこのようなタイプの方がおられるんですかね・・・?攻め受けともなかなかな方ですので、こじれた兄弟が嬉しい方はぜひぜひ。本編160Pほど+その続き60P弱+あとがき。

実家でフリーのシナリオライターをしている充哉ですが、締め切りを守れず依頼側から仕事を切…

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兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

〝兄から先に進めない〟のは、一体どちらか…

何コレ、めちゃくちゃ拗れて、物凄くすれ違っている……!
溺愛は行きすぎると、執着愛になるんだなぁ……

お互いにめちゃくちゃ執着してるし、両片想いで拗らせまくってるお話なんですが、不思議とドロドロした陰鬱な雰囲気は無く、最後はカラッと明るい印象。
共依存でありつつ、前向きに変化していく2人の世界が切なくもコミカルに描かれていて、クスッとしながら楽しめました。

それにしても、今回の受け…

4

兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

バッチコーンな義兄弟ラブ

敬史郎×充哉


充哉が10歳の時に出会った
年上の義兄、敬史郎にに夢中になってしまう。
大人になった今でもその恋心が尽きない。
しかし、敬史郎は超人気者で、
充哉を弟扱いすることしかない。
充哉はずっと敬史郎に見てほしいと願っているが、
なかなか叶わない・・・。
そんな先に進めない、
義兄との年の差ラブ。

充哉の一途で純粋な恋心が胸キュンポイント。
彼の心の中には敬…

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兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

陰と陽。陽と陰。

現代もので義兄弟もの。大好物です♪

タイトルから何となく予想出来るストーリーでしたけど、予想外だったのは拗れ具合。
あー…あー…。なるほど、これはなかなかのすれ違い。うまく伝わってないし、もどかしいし、焦ったい。…少しだけしょっぱい恋の物語です。

あらすじを読むと、"弟"の充哉が"兄"の敬史郎を大好きだけど、兄は人気者で…とのこと。充哉はコミュ障で人見知りで人付き合いが超苦手なのに対…

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皇子と仔猫の愛されっこ 小説

華藤えれな  カワイチハル 

痣(紅痕)を持つ孤児

不憫受が、優しい人と出会って幸せになるファンタジーだけど、
この作品の主人公も王子も、気の毒すぎる設定。
「醜いアヒルの子」が土台。


昔仔猫を助けた異形の奴隷少年は、転売されてサーカスの雑用係になっていた。
少年は、顔に痣を持つ孤児
名前もないまま使役され、火傷や傷だらけ。
動物たちと会話ができても、人間との会話は下手。

或る日、一座の移動中に発熱して、厄介払いされる。

2

氷の軍神と陽だまりの最愛 小説

貫井ひつじ  カワイチハル 

氷を溶かす陽だまり

やっと読めた……めっちゃいいぃぃぃ〜…

読み終わったのはゴールデンウィーク最終日。疲弊した身体に染み渡る感動にブラボーの拍手を捧げたいです。


なんちゅう素敵な話なんだろう…
独自の世界観ではあるものの、イメージ的には明治〜大正時代を想起させる舞台です。私はこの時代が好きで好みドンピシャ。寡黙で"氷の軍神"との異名を持つ軍人・雫石と、幼い頃から波瀾万丈に巻き込まれた伊織の心温まる恋…

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