風見香帆さんのレビュー一覧

彼をさがして 小説

風見香帆  高宮東 

好き!!…でももう少しじっくり詳細が知りたい…

攻めに心底惚れられ、”蝶よ花よ”と甘やかされているのをいいことに調子に乗っていた受けの「受けざまぁ」ストーリーです。

このお話、超絶私好みでした。
(以下ネタバレ含みます)




攻めに「お願いだから付き合って」と何度も時間をかけて頼み込まれ、受けが絆されようやく付き合うことになった2人。
受けのいわゆる「普通の人生(妻がいて子がいて…のような)」を奪ってしまった、という思い…

2

彼をさがして 小説

風見香帆  高宮東 

大好きな恋人はすぐそばに。

受け様が両手に攻め様的な表紙ですが、3Pではありません。
まるで2人いるように、タイプの違う攻め様を楽しめました。


受け様は、サラリーマンの相馬。
自分より髙スペックのエリートサラリーマン勝倉に懇願され、根負けして付き合うことに。
攻め様は、もちろんエリートサラリーマン朝倉。

勝倉にかしずくように尽くされ、相馬は女王様のようにワガママになっていたある日、勝倉が交通事故にあう。…

5

彼をさがして 小説

風見香帆  高宮東 

記憶喪失ものです。
「見知らぬ恋人」「彼をさがして」
「見知らぬ恋人」は記憶を失くした恋人とどう向き合っていくかを受け視点で、「彼をさがして」は、記憶を取り戻した後の話が攻め視点で書かれています。ページ数は半々くらいの割合。

お話について(勝倉×相馬)
相馬は、五歳歳上の恋人を勝倉と呼び捨て、乱暴な物言いをして、顎で使います。
ひどいなぁーと苦笑いしながらも、そう多くは無いパターンの…

2

彼をさがして 小説

風見香帆  高宮東 

面白い展開の記憶喪失もの

表紙に3人いるので三角関係ものかと思いがちだけど、違うんです!
これは記憶喪失ものなんです。
(私も買ったはいいけれど、表紙見るたびに3Pもの買っちゃったんだっけ?とずっと放置してた)

古典的とすら言えるような安易な記憶喪失ってゲンナリする事もあるんですが、これは読んだことがないタイプの記憶喪失もので面白かったです。

攻めに一年間毎日しつこ〜くアプローチされ続けた末に根負けして恋人…

2

彼をさがして 小説

風見香帆  高宮東 

評価のわかれみち

優しかった攻めが記憶喪失になって傲慢攻めになっちゃうストーリーです。
たくさん読んできたBL小説の中で初めて受けざまぁ…などと一瞬でも思ってしまった作品でもありました。
攻めの勝倉に甘やかされ過ぎて、攻めを下僕扱いして傲慢不遜な受けの相馬。攻めが記憶喪失になって偉そうな態度になってしまった状態でも喧嘩腰のしゃべり口調で心配する様子もなく自分のことばかり。
でも時間が経つにつれて、愛情に胡坐を…

2

彼をさがして 小説

風見香帆  高宮東 

これは良い記憶喪失もの

私は記憶喪失ネタが大好きでして、片っ端から読んでいたりします。
何が楽しいかって、攻めの強烈な執着が感じられる事なのです。

気が付くと自身が何者かも分からず、記憶喪失で混乱する受け。
そこに見知らぬ男が現れ、自分の恋人だと告げる。
戸惑いつつも共に過ごすうち、男に惹かれてゆく受け。
で、ちょい強引に抱かれちゃったりする。
そんな中、突然記憶が戻る受け。
「あいつはただの友達(もし…

7

彼をさがして 小説

風見香帆  高宮東 

泣きたい時にオススメ

記憶喪失もの。

受け視点での前半、攻め視点での後半。
女王さま気質だった受けが攻めの記憶喪失を機に変わっていく様子が描かれています。
最初は受けの女王さま気質にイラっとしましたが、
徐々に変わっていく受けを見て、本来の受けの気質はとってもいい子で健気な子なんだーと読んでいてほわっとしました。
記憶を失って、受けのことかわからなくなって、何なんだよお前、みたいになりながらも、深層心理の…

7

彼をさがして 小説

風見香帆  高宮東 

記憶喪失ものなんだけど…

いわゆる記憶喪失ものとは少し焦点が違って面白かったです。
最初の話はまぁわりと定番の
付き合う前くらいからの記憶を喪失(攻め)→男の恋人なんてっ!?と受け入れられず→でもなんか好き
恋人記憶喪失→恋人と見てくれない冷たい仕打ちに傷付く(受け)→でも記憶はなくても彼は彼、好き
というパターンですが、そこに実は記憶を失った恋人は自分に対しては甘々だけどそれ以外はキツイ性格で、しかも付き合う前の…

9

愛しい傷にくちづけを 小説

風見香帆  水玉 

結構、好みの作品でしたw

親同士の再婚で一緒に暮らすことになったミナトと弘明。
部屋割りの関係で2人はロールカーテンで仕切っただけの同室に。
何事にも真面目なミナトとどこか軽いノリの弘明。
当然、うまくかみ合うはずもなく…。

最初は個性も違うから反発し合うようなところから入って。
それが互いに同じようなことを想い、家族のためになんとか平和に暮らそうと努めていたようなところがわかって徐々に打ち解けていく。
軽…

1

彼をさがして 小説

風見香帆  高宮東 

ただの記憶喪失ものじゃない


地味だけれど性格は女王様な主人公・相馬にひたすら尽くしていた攻め・勝倉が、記憶を失うことによって俺様な性格になってしまうお話。
相馬の前ではまるで下僕だった勝倉なので、二重人格のような豹変ぶりに戸惑う相馬の心情が細かく描かれています。

ただの記憶喪失ものではなく、記憶どころか性格までもがまるっきり変わってしまう攻めがとても斬新でした。
相馬は勝倉の手によって女王様に育てあげられたので…

4
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