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宮本れん タカツキノボル
碧雲
ネタバレ
ヒストリカルロマンス 絵画に宿った魂。 随分、美術館の展示興行について、つっこんだマニアックな内容だった。 著者が、美術関係の資格取得の際に知った「キュレーター」の仕事。 これをどうしても書きたくなったのが執筆の動機。 架空の国、人物、建物には、モデルが存在。 それを踏まえて読むと、空想世界に広がりが増します。 学芸員の三倉歩は念願の企画展のサブ担当になる 架空の帝国「…
西野花 タカツキノボル
類い希な美貌と身体で数多の男を虜にし、 争奪の戦闘でサギリ一人が生き残り、他は全員死亡した事件を起こした『伝説の娼婦』 サギリはその事件から娼婦を止めて、孤児を養う神父になる。 でも平穏な生活は続かなくて、昔を知るマフィアのトリスタンに拉致されて、娼婦に戻る。 サギリを拉致したトリスタンは、昔助けた男で、サギリが服用する危ない薬を止めさせたかった。 拉致たり、散々な目に会うサギリを、…
てんてん
本品は『二百年の誓い~皇帝は永遠の愛を捧げる~』の フェア書店特典ペーパーです。 本編後、ルーシェ美術館で働き始めた歩のお話です。 ルーシェ美術館に勤務し始めた歩は 今日も忙しそうに美術館の中を駆け回っています。 スタッフともすっかり打ち解けて 穏やかに話す様を見守るだけしかできない ミハイルは少々寂しく思っていたました。 歩はそんなも入るに気付いたらしく 辺りに…
今回はルーシェ帝国の第13代皇帝と美術館の学芸員のお話です。 生まれ変わりである受様が攻様と再会することで記憶が戻り、 攻様との恋を実らすまで。 受様は小さい頃から絵を描く事、見る事も大好きな子供で 今では美術館の学芸員として働いています。 今は教育係だった先輩学芸員が 2年後に没後200年記念となるグロッキーの企画展に サブとして関わっています。 受様はルーシュ…
kurinn
本編では二人の寿命の違いと、ミハイルが不老に対して歩は年を取り続ける事に心配しました。 でもこちらはあまり時間が経っていないので、幸せそうな二人の様子でした。 本編最後で歩はルーシェ美術館に正式に採用されて、異国の地でもキュレーターとして再出発していました。慣れない場所での仕事に苦労する歩に、ミハイルが甲斐甲斐しくアシストする様子が楽しく書いてありました。 そしてこちらの書き下ろ…
宮本先生の作品は大好きなので、ここ最近は欠かさず購入しています。 そしてこちらの作品はタイトルを知った時は、タイムリープかタイムトラベル的な物を想像していました。 だから良い意味では裏切られたんですが、ミハイルと歩の未来がとても心配になったのも確かでページを捲る手が止まりませんでした。 歩だけでなくミハイル視点もあるので、ミハイルが何を考えて歩をどう思っているかは安心して読めました。…
窓月
学芸員の主人公と、ロシアの近隣国で東欧ルーシェ(架空の国)の皇帝。現代と歴史的過去の時間軸をどう繋げるのか興味を惹かれ、即予約しました。宮本先生は個人的に安心感があって読みやすく、近年はそそられる設定に釣られる機会が増えてきております笑 今作は一冊に納めてしまうにはとてももったいないと感じるボリューム満点な内容でした。分冊ででもじっくりと読み耽りたかったです。「現代編」と「歴史編」にわけて現…
ポッチ
宮本さんというとスパダリ×健気受け、のイメージが個人的に強いのですが、今作品の攻めさんもそのイメージを損なうことのないスパダリさん。 が、そこにファンタジー要素が加わることで単なる「スパダリもの」とは一線を画し、一味も二味も趣のある作品となっていたように思います。 ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 主人公はとある美術館でキュレーターとして働く歩。 子どもの…
義月粧子 タカツキノボル
ななひよななお
優秀弁護士α×薄幸Ω 義月作品のテンプレートに近い作品かもしれません。 受は攻の働く弁護士事務所で調査員として働いています。 他の方も仰っているように、攻があまりにも酷い。 発情期の夜に襲う形で抱いたと思ったら、朝は特に優しくもせずしれっと帰すあたりもそうですし、特に仕事面がかなりイラッときました。 自分の都合のいい時だけ受の仕事能力を利用して弁護士としての自分の成果を上げたり、 …
小中大豆 タカツキノボル
フランク
タチ専だった男が、圧倒的な雄を前にして受けになる元攻めものが好きなので、途中までは楽しく読めました。 だけど、途中から予想以上にシリアスでびびった……。 でもこの容赦なさが、本来の小中さんなんではないかなと改めて再確認しました。 (ラプンツェルも容赦ないし) というのも、私は小説を二年前くらいから読むようになり、とりあえず小中さんの作品は評価の高い作品から読み始めたんですね。 で…