文善やよひさんのレビュー一覧

賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

皆が成長している!

「賢者とマドレーヌ」続編。
空の民にルドゥラのアルダ(半身)と認めてもらうためユーエンは岩山へ向かい、ひとりで3つの試練を受けます。ひょうひょうとその試練をクリアしていきますが、3つ目の試練で岩山から森の民(アラズ)のいる森へ落ちてしまいます。
そこでもまた苦難が待ち受けていて、さらにボロボロになってしまうユーエン。それでも「ルドゥラにまた会いたい」と戦います。
今回の森の中でも森の民や小さ…

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賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

ますます惹き込まれる

前作「賢者とマドレーヌ」の続きです。
前作で無事思いが通じあったユーエンとルドゥラですが、真っ直ぐな2人はユーエンがルドゥラのアルダ(唯一)としてふさわしいと認められるよう、岩山へ…。
そこで3つの試練がユーエンに待ち受けるわけだけど、3つめで大きく展開を見せて。もしかするとこれが水問題への大きな布石になるんじゃないかという展開でとてもワクワクしました。そしてピンチのユーエンを救いに来たルドゥ…

2

サイモン・フェキシマルの秘密事件簿 小説

KJ Charles (KJ チャールズ)  文善やよひ 

胸が震える愛

シャーロック・ホームズとワトソンみたいなバディものかな?とあまり期待せずに手に取った本書。最初は除霊?がらみで、なし崩し的に関係を持つ二人に「え〜…」と若干引いて読んでいたのですが、話数を重ねるごとに深まっていく二人の愛情にどんどん引き込まれ…そして最後まで読むと…感無量です。お互いを大切に想い合う二人の幸せを願わずにはいられません。
さすがモノクローム・ロマンス!ハズレなしですね。同じ作者さん…

2

賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

読みたかった続きの、前哨戦的位置づけ

大好きな「賢者とマドレーヌ」の続編を、こんなに早く読めるとはまったく思っていなくて、小躍りするように予約して慎重に読み進めました。
前作を読んだときに頭の中に広がった世界観がそのままに、新たな人物や場所の登場も嬉しく、ページをめくるのがとても楽しかったです。
ただ、私が望んでいた前作の続きは、まだこれからの展開のようで、本作はその前哨戦のような位置づけだと感じました。
その分評価を前作よりも…

5

賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

強く美しく予想を超えるストーリー展開 素晴らしい!

あまり小説読まないのに1巻の続きが読みたくて読みたくて電子派なのに配信待ちきれずに紙本買って読みました。面白い、面白い!本当に面白い!小説ってこんなに面白いの?物語に没頭できる!自分こんなにファンタジー好きだったっけ?というほどのめり込みました。ファンタジーだけど現実的で地に足がついた話って感じなのもいい。ファンタジー感と現実感とBL感をうまく融合していて飽きないし、に凄惨な感じじゃなくてあくまで…

7

賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

己の信じるもののために

今回は聖職者の最高位である賢者と岩山の若長のお話です。

攻様が受様の半身と認められるために試練を受け
アカーシャの滅びる未来を阻もうめようと動き出すまで。

神鳥の伝説を持つ美しいアカーシャは
聖なる存在ニウライの庇護を受ける土地です。

攻様は最高位のソモンである賢者を輩出してきた
アーレ屈指の名門の出身であり風読みのソモンとなりますが
人間にあまり興味がない攻様は賢者とな…

4

賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

骨太本格ファンタジー、素晴らしすぎる

羽音が聞こえるような臨場的な描写、こんな素晴らしい本が世の中にあるのを知らずに生きていたのか…です。本当に素晴らしかった。展開が予想できなくて、え?え?だし、物語が厚い。ファンタジーだけど人間の普遍的な部分を描いているので刺さる。「愛の素晴らしさ」「運命の二人」の描き方が洗練されている。なんじゃそりゃ?的なツッコミを入れるところがなくて物語に没入できました。(最初だけ造語に苦労したけどあるところか…

0

賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

考え無し?

先生買い。マジで面白いのでファンタジー好きな皆さん、是非買ってくださーい!ある理由により神寄りの萌2にしました。本編280頁弱+あとがき。続きもので、前作読んでないと面白さ半減だと思います。是非1作目から。タイトルは攻めに対する怒りのコメント。

前作で心を通わせお互いに「半身」であると認める仲になった賢者(風読み、ユーエン)とルドゥラ。岩山に住むルドゥラの一族のみんなに認めてもらうべく、岩山…

5

賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

これは続きが気になる

前作のレビューで明晰の話が読みたいみたいな事書いてたら今回きましたよ。
お相手は秩序とは思わなかった。

今作はユーエン&ルドゥラ、明晰&秩序のお話が交互に出てきます。
1作目である前作は世界観を掴むまでにファンタジーが得意ではない私はまぁまぁ時間が掛かったのですが、今回は知った上で読んでるのでスルスル読めました。

お話としては、噛み砕いていうと二つの大きな流れ

6

賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

ワクワクしました

はー…すごく面白かったです。
ワクワクもハラハラもドキドキも萌えもたっぷりです。全部あります。
ソフトカバーの大判サイズに上下段組280P超のボリュームだというのに、物語を読み進める手が止まらず時間を忘れて没頭して一気に読んでしまい、ページが残りわずかなことに気が付いて「ああ〜!終わらないで〜!」なんて思ってしまいました。

シリーズ第1巻となる前作は、アカーシャという知らない世界の特殊な…

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