湖水きよさんのレビュー一覧

365+1 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

大好きな凪良先生のとても素敵な作品だと思いました

高校の時に出会った紺と綾野
一緒に専門学校に進学して思いを通じ合い結ばれる
しかし、就職で紺は東京へ綾野は地元へで二人は離れ離れになり
遠距離恋愛に突入
凪良先生の「つきあいが長くなった遠距離カップルの閉塞感あふれる恋愛もの」
というテーマ。とてもしびれました
三編に分かれています
一編目 365-1 は綾野視点
二編目 365 は紺視点
三篇目 365 は綾野視点

その中…

3

夜を走り抜ける 1 コミック

湖水きよ  菅野彰 

読ませるBL

湖水先生だったので作家買いしました。
湖水先生が描かれているから、絵も綺麗で話も面白い。
そして小説家の方が原作をしている漫画は、やはりストーリー重視ですね。
今後の展開を期待しないわけがない!としか言いようがありません。

まだ1巻だから 《BLになりそうな雰囲気がある》 BL作品と言う感じです。
エロは無いです。
ただ如月さんが全裸には結構なっております。
話が進むにつれて与謝…

2

365+1 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

美容室

今思うとエロとかSEXとかより、普通にモードショーの方が気になるお話でしたw

田舎で、親の美容室を継いでいる綾野からしたら、地元にはヤりにだけ帰ってくる紺は嫌気がさしても仕方がないように思った。
凪良先生の本は、程よくエロもあって、筋の入ったストーリー性もあってblとしてじゃなくてもとても面白いです

1

愛しのいばら姫 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

華やかな世界にピュアな大人の恋がある。

凪良さんの作品は数冊読んでいましたが、その中でもトップクラスに好きな本。
いやーもっと早く読んでおけばよかった!

表紙裏の筋書きが、シビアそうに見えてシリアス系なのかと思っていたら、
ふたをあけたらコメディタッチ。
ちょっとヘタレだけど情熱的なデザイナー久保田(攻)と麗しきダメ人間の美山くん(受)のやりとりが、すごく面白いです。モデルや服飾の世界なので現代モノではあるのですが、華やかで…

3

365+1 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

もどかしい

うんうん。
良かった!
すれ違いなシーンは思わず泣いてしまったわけですが、
お互いにな部分が、すごく好き。
女々しいばかりの受じゃないんやで!
そんな後半がすごく良い。
皮肉屋の美山も最終可愛く見えるというな。
何だかんだ可愛いやつだと思うわけだ(ノ´∀`*)
スピンオフ読んでから思い起こすとこれまたいとおかし。

出会いから、二人が付き合い始めるまでの焦らし。
付き合い始め…

2

愛しのいばら姫 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

よかった!!

美山メインのスピンオフ。
面白かった。悶えた。
読み終わってよかったねと心から思った。

前回「365+1」で可愛くない言動が多かった美山。
ふたを開けてみればなんて愛しい。
育った環境、現実。
そう生きざるを得なかった。
そんな中出会ったのが久保田。
この久保田のキャラがすごく好き。
正直、前作ではそんなに冴えた男前のイメージじゃなかったのだが
今作の久保田がいい男過ぎた。…

3

一滴、もしくはたくさん 小説

沙野風結子  湖水きよ 

ラストのエロティックシーンのために。

派手ではないけど、特殊設定のファンタジーBL。最初はちょっと山岸凉子先生の「甕のぞきの色」的な設定のおはなしかな……? などと思い読み始めたのですが、結末には驚かされたというか、こう来たか!というか。

あそこにたどり着かせるための、あの設定、あの展開だとしたら、なかなかに潔くて素晴らしいな!などと思いました。
あの関係が本当に「愛」なのかどうかは分かりませんが、それはそれでありなのでしょう…

2

一滴、もしくはたくさん 小説

沙野風結子  湖水きよ 

一粒で二度おいしい(古くてゴメン)

沙野さんのお話を読む前はいつもワクワクします。ストーリーがきちんとしていて読ませるお話だというのと同時に、毎回何らかの(特殊な、と言って良いのか?良いような気がする)エロ描写にチャレンジしてくれるからです。まさに「商品も良し。おまけも良し」。

大流行の『枯れ人症候群』という病(欝の重いヤツという理解で私は読みました)を煩う人たちに、自分の水(「気」みたいなものと思います)を与えることで癒す『…

4

愛しのいばら姫 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

あったらいいな、の物語。

「365+1」のスピンオフ。あちらは「うん、わかるわかる」と思うところが多いタイプの作品ですが、こちらは、華やかなフィクションらしさ満載の作品。同じ世界できちんと繋がってはいるのだけど、全体の印象はだいぶ違います。

しかし、「フィクションらしい」とは言っても、荒唐無稽であり得ないほど突飛なストーリー展開というわけではありません。地に足はついていて、心理描写が丁寧。才能に恵まれた選ばれた人の物…

3

365+1 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

どっちの気持ちも覚えがあるよ。

またも凪良先生にやられたなー…!という感じ。自分にとってはもうすっかり忘れかけていたような、もしくは慣れきって麻痺してしまっているような焦燥感を思い出しました。

都会で自分の限界を感じ、でも虚勢を張ってしまう気持ち、そして如何ともしがたい理由はあったとは言え地元で燻りつつも、諦めることに慣れてしまうような気持ち。どちらも分かりすぎる。

自分が登場人物たちと同じ年代でこれを読んだとしたら…

2
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