バーバラ片桐さんのレビュー一覧

偽装 -オメガバース- 小説

バーバラ片桐  雪路凹子 

予想外に甘酸っぱくて可愛いお話でした(* ´ ▽ ` *)

「 運命の軛を壊して -オメガバース-」と同じ世界観でのお話になります。
完全に独立しているので、今作だけで問題無く読めます。

で、あらすじからシリアスなお話かと思いきや、予想外に甘い!
えーと、主人公である冬羽ですが、オメガでありながら自身をアルファと偽り、アルファ専用の寮で寮長をしてるのです。
そう、アルファだらけの中で、オメガが一人。
そんな環境の中、主人公がオメガであるばかり…

7

偽装 -オメガバース- 小説

バーバラ片桐  雪路凹子 

二転三転するストーリーに惹きつけられます

バーバラさんの新刊はオメガバースもの。
バーバラ作品で、オメガバースもので、さらに雪路さんの挿絵という事でエロエロな作品をイメージしつつ手に取りましたが、意外、といったら失礼かな?純愛を描いた作品でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。





舞台は近未来の日本。
パンデミックが起き、世界中で多くの人が犠牲になった。
そこから人類が生き残る道を模索して出来上がった世界…

7

72歳のバリスタ 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

試練の波状攻撃に興奮

帯文は「ロマンスグレーが乱れる!?」です。
バーバラ片桐先生の想像力(創造力?)の一本勝ちですね。
タイトルと表紙がどうにも気になって読んでみたら、とても面白かったです。
初めて読んだ時は途中で止まれなくて一気に読みました。

山辺(72歳)は定年前に妻を亡くした後、夢だった喫茶店を1人で開店しバリスタをしています。
(子供はいません。)
山辺は店の常連である大学生・信濃の事を好青年…

0

運命の軛を壊して -オメガバース- 小説

バーバラ片桐  雪路凹子 

肉体的苦痛に抗うのは大変だ

脳天気な私はつらいことが会った時には楽しいことを考えて、大概は気を紛らわせることが出来ますが1回だけ、どうしてもそれが出来なかった時があるんです。入院した時なんですね。
病気自体は大したことがないものだったんですが、24時間、口からの摂取を禁じられまして。喉が渇いて仕方がなかったのに水が飲めない。15時間位経ってからの頭の中は「水が飲みたい!」ってことだけになっちゃって、5分おきくらいに時計を見…

5

愛炎の檻 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

表紙のイメージとちょっと違ったかな

表紙のイメージよりはマイルドでした。
バーバラさん×ラヴァーズ文庫の組み合わせなのでゴリゴリの快楽責め苦で攻めてくるのかとばかり…w

というのも、嗜虐的な趣味は一切ないけれど、誤解と食い違いから関係が捻れてしまい調教チックに発展するだけで、そこに至るまでの経緯にはそこはかとなく流れる甘さがあるのですね。特に攻めは表紙のような冷たい人ではなかったので不器用な可愛さを感じる部分も。

10…

2

乱れし花陰 ~僧侶散華~ 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

エロさよりいじらしさにやられた

エロエロしいものが読みたい衝動に突き動かされて「それならラヴァーズのバーバラさんだろう」と読了。
……うん、行為(主に調教)は確かにエロエロしかった。あと、この作品を書いた時にバーバラさんを『サンドウィッチ萌え』が襲っていたことは、しかと理解しました(だって今回tkb攻めがさらっとしているんですよ、バーバラさんなのに)。

ただですねぇ、あまり滾らないまま淡々と読み終わっちゃったんですよ。

1

72歳のバリスタ 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

おじいちゃんだって恋をする

72歳、私の母の実年齢なので複雑な気持ちはありましたが
逆にどんな恋になるんだろうと興味が湧きました。

ある薬で50歳若くなってしまうし
TKBから甘い液体も出てしまうとんでも設定なので
リアルな心情を楽しむというよりは
細かいことを気にしていたら勿体ないのかな、と
奈良千春さんの相変わらず美しいイラストとともに
ドキドキさせていただきました。

大学生の信濃が老バリスタの山…

0

VIPルーム~魅惑の五角関係~ 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

タイトル通り!

バーバラさんのはコミカル作品が多いですが、こちらはシリアスとまでいかずとも、軽く楽しめるサスペンス作品になっていました。娯楽作品としてなかなか楽しみました。

タイトルでネタバレ感もあるのですが、VIPたちにいいように体を開かれるんだけど、という展開です。
正人は、バーのVIPルームの給仕。集まるのはオーナーの同級生で、漏れ聞く話からはどうやら裏家業の偉い人ばかり(しかし若くてイケメン)。

2

運命の軛を壊して -オメガバース- 小説

バーバラ片桐  雪路凹子 

この攻め、方向がズレてる!完全に方向がズレてるよ!!

こちら、作者さん初のオメガバースになります。

私はオメガバースが大好きなのですが「たった一人の運命の相手」と言うのに、たまらないロマンを感じるんですよ。
で、今回も当然、二人は「運命の番」です。
が、キモとなるのは、その運命への抵抗なんですよね。

自身のオメガ性と言う運命に対して、真っ向から挑む受け。
そして、本能のままに、自分の番にしたい攻め。
この二人の、ギリギリで繰り広げ…

11

愛讐の虜 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

本当に愛してるのか・・?

初読み作家さんです。
監禁モノが読みたいとちるちるさんで検索をかけていたところ、見つけたこちらの作品。

受けが泣き虫の弱虫だったのに、攻めに復讐するために鍛え強くなり話が始まります。

なんというか、受けにたいして、犯人とかもう少し調べたら?と思ってしまいました。
攻めがつけてるコロンの匂いで攻めを犯人だと思いこんでいましたが、真犯人が罪を被せるために偽装することもあるわけで。まんま…

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