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てんてん
ネタバレ
本品は『さよなら、運命の人』の フェア店特典ペーパーです。 本編後、2人がパリから脱出するお話になります。 戦争の気配が深まる中、 2人はフランス南部を迂回しスイスへと向かいます。 パリで再会した2人は番の契約を交わし、 アレクシスはレオンのためにと 彼の店で購入していたチョーカーを贈ります。 アレクシスはジュネーブ行きの列車から飛び降り カバンを失いましたが、こ…
本品は『さよなら、運命の人』の アマゾン限定特典ペーパーです。 本編幕間、アレクシスの過去回想になります。 格好をつけたい年頃だった思春期、 アレクシスは上級生からこっそりタバコをもらって レオンと待ち合わせていた楢の木下に やってきいました。 タバコをもてあそぶアレクシスを見つけたレオンは 不思議そうに首を傾げ「吸うのか」と気がかりそうに言い アレクシスの隣に腰を下…
小中大豆 yoco
今回は元同級生の実業家と服飾店マヌカンのお話です。 惹かれあう2人が誤解を重ねながらも真実に辿り着くまで。 この世界の男性にはアルファ、ベータ、オメガという 第2の性が存在します。 英雄の性と言われるアルファ、 定期的な発情期があり、アルファの子を成すオメガ、 どちらでもないベータ。 旧来の欧州社会ではオメガはアルファを誘惑し 人間関係を拗らせると忌避されますが …
kurinn
本編の終章はレオン視点でしたが、こちらは旧友のエミールと学園の先輩であるケヴィン夫妻との再会をアレクシス視点で語られていました。終章では庭で遊ぶ子ども達と父親等に、室内でのレオンとケヴィンの会話でしたが、こちらのコミコミさんのペーパーは、その前の玄関先でのやり取りでした。 レオンとケヴィンの気安いやり取りに、エミールの息子達ばかりで無く、アレクシスの息子までびっくりしているようでした。 そ…
本編の終章ではスイスのバーゼルで暮らしていたアレクシスとレオンでした。 こちらはその終章で語られていた、リオン駅で再会して番になった二人が苦労して電車を乗り継ぎ、人々の親切によってスイスまでたどり着くまでの途中のお話でした。 パリのレオンが働く店でアレクシスがオメガのチョーカーを買った時の気持ちと、いつかレオンに渡したいという気持ちが書かれてて胸熱でした。そして、レオンのうなじの噛み跡…
小中大豆先生の作品は大好きで、欠かさず購入しています。本当に引き出しの広い作家様で、今回はショコラ文庫さんでの初めての作品だそうで、シリアスなオメガバでした。 他の方のレビューにあったように250ページまでは、アレクシスとレオンのすれ違いに胸が絞られるように痛くなりながらもページを捲る手が止まりませんでした。読み始めたら止まらなくなるので、夜中から読み始めるのはお勧めしません。www …
小中大豆 麻々原絵里依
ももよたん
作者さんの作品を初めて読みましたが、大変面白かったです。 ラプンツェルなんていう言葉がタイトルにあるのでファンタジーかと思ってたんですが、そうじゃありません。 主人公の2人に対して、怒ったり一緒に悲しくなったり憐れんだり嬉しくなったりと、感情が忙しくなった作品でした。 前半は本当に克己の気持ちがハッキリしないので、昭良の一方通行な献身がもどかしかったですし、それでも2人が別れてしまった時…
窓月
舞台が20世紀初頭のパリというドラマチックな予感しかしないところと、感傷的なタイトル、それからyoco先生のイラストに惹かれて購入しました。 歴史とオメガバースを融合させたファンタジーが好きなのですが、本作は設定がとても自然に溶け込んでいて読みやすかったです。 物語の始まりはドイツから。 没落貴族のレオンと土地貴族で裕福な生まれのアレク。二人は6才の時、アレクの家が催したパーティ…
ぴれーね
amazon限定特典で、二人が再会した夜の事を攻め視点で語ったSSになります。 協力書店限定特典も攻め視点になりまして、本編では分からなかった彼の内心と言うのが綴られるのが嬉しいのです。 ただし、協力書店の方が陽なら、amazonの方は陰って感じ。(両方手に入れました) この男、暗いし怖いわと。 前向きで希望に満ちたお話が読みたいなら、協力書店の方を手に入れた方がいいと思うのです。…
ポッチ
作家買い。 小中さんて本当に引き出しの多い作家さまだと唸らされる。改めてしみじみ感じ入ってしまった作品でした。 貴族の子息でアルファのアレクシス。 没落貴族の出で、劣悪な環境にいるオメガのレオン。 学生時代に出会い、恋をして、けれど様々な要因が絡み合い袂を分かつようになってしまった二人。それが数年後、意外な場所で再会して―。 王道と言えば王道と言えるストーリー展開なのですが、彼ら…