野原滋さんのレビュー一覧

天色の瞳は千年の恋を抱く 小説

野原滋  八千代ハル 

千年の時を駆けて、あなたを救いに行く

野原滋先生、最近初めて拝読してからハマりにハマり、
Kindle unlimitedにて読めるものを一冊ずつ読んでいます。

こちらタイムトリップ×時代もので、人外(妖、半妖)の出てくる世界の物語。

大切な人の命を救うためタイムスリップで千年の時を超え、
千年後の未来を変えようとするー

というお話です。


電子で拝読し、他の方々が口々におっしゃっている
”電子限定おま…

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いじわる狐とハートの猫又 小説

野原滋  山田シロ 

溺愛一途狐の愛に泣けて仕方ない

Kindle unlimitedにて読了。
最近、野原先生の溺愛ものに立て続けに涙腺崩壊しているのですが、
こちらも然りでした。。

詳しいあらすじは割愛、感想のみを。
溺愛一途狐×はねっ返り猫又の、転生再会愛。

タイトルに「いじわる狐」とありますが、意地悪どころか
溺愛一途・その献身に胸いっぱいになっちゃうよーーーー!

と叫びたくなるほどの、意地悪さ皆無、ただただ受けを愛…

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百年の初恋 犬と花冠 小説

野原滋  榊空也 

切なくて切なくて泣いた。。語彙を持たない大型ワンコの献身

先日読んだ野原滋先生の溺愛攻めの物語がとても良くて
(『溺愛紳士と恋するマカロン』:リアルわんこが出てくるお話でした☺︎)、
一つ前の作品も”ワンコ”な作品だと知り、こちらを購入。

もう、切なさ、やるせなさに途中泣きながら読みました( ; ; )

父母を失い一人きりになってしまった半妖の夏生(受)と、
夏生が幼い頃、命を失いそうになっているところを救い出された山犬・壱ノ護(いち…

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溺愛紳士と恋するマカロン 小説

野原滋  せら 

ボロ泣きしてしまった。。

犬が主役か準主役級に活躍するお話が読みたくて、手に取ったこちら。

ちょっとヘタレ、だけど溺愛スパダリ攻めの包み込む愛と、
受け・光の抱える苦しみにぐすぐすと涙を流しながら読みました。

星5つじゃ足りないな、2倍にしたいな…と思いながら、
こちらのレビューを書いています。

14歳差、会社経営者の大人の男性・正巳×とある事情を抱える
ピンクの派手髪専門学校生・光。
”ゲイナイ…

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そらのだいじな旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

健気でかわいい

そらがひたすら健気でかわいい。
高虎も暴君ではなく、始終優しく紳士な大人の対応をしていたので安心して読めた。
そらを女の子みたいと言う感想もちらほら見かけるが、それほど女の子っぽいとは思わなかった。
見た目以上に芯がしっかりしていて、少年らしさが垣間見える場面が多々あったからかもしれない。
凛々しく、健気でかわいくて、高虎が惹かれるのも納得できる。
どちらも精神的にしっかりしているためか…

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犬、拾うオレ、噛まれる 小説

野原滋  香坂あきほ 

No Title

推し先生のひとり、野原滋先生。

ストーカーの紺とストーカー撃退に雇われたテツロー。
出会った初日からふたりのおもしろ攻防が見られます。
紺がね、明らかにちょっとズレてる感。
味覚が鈍かったり考えることを放棄していたり
過去に何かあったのかなと。
な~~んてのほほんと読んでいたら……!
やられました…
両親を亡くした火事、背中の火傷の意味、
姉の死因、先生との遺恨。
お隣の笹…

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野獣なボスに誘惑されてます 小説

野原滋  麻々原絵里依 

最後まで強気な受けがいい

初読み作家さんでした!文章が読みやすく、特に会話のテンポが良くてスルスル読めました。

金持ち喧嘩せずと言いますが、攻めは御曹司の次男坊で大らかでリーダーシップがあり茶目っけのある年上社長。一方受けは美人なツンツン強気秘書。ということで大変美味しい組み合わせでした。
受けが絆されつつも、最後の最後まで強気なのが良かったですね。攻めとの会話が面白く、手綱を引いている感じがして良いパワーバランス…

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泣きっ面にキス 小説

野原滋  森原八鹿 

意地悪な包容力

野原滋先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました

個人的、各項目5段階で
意地悪 4
包容力 3
しんみり 2
エロ 2
な感じだと思います。

諒一さん×翠くんのカプです。

美大生の翠くんは、姉の結婚相手の兄である諒一さんと親族顔合わせの時に口論になってしまう。翌日、翠くんに謝りに家を訪ねて来た諒一さんに泣き腫らした顔を見られてしまうが…。

物…

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天色の瞳は千年の恋を抱く 小説

野原滋  八千代ハル 

なぜこれが電子限定おまけなんだ(悔)

千年の時を超えたラブストーリー。途中までめちゃくちゃ神!と思いながら読んでいて、最高に盛り上がった熱いところで失速、その後一番読みたかったエピソードに泣いてしまったら、これがなんと“電子限定おまけ”だった。なぜ。

葵は山神の生贄にされた不幸な身の上の子。死にたくないと乞う気持ちがさっぱり分からないほど酷い日々を送ってきてるのに、ギャン泣きして騒ぐ様子は新鮮だった。

シンは呪われた身体で…

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天色の瞳は千年の恋を抱く 小説

野原滋  八千代ハル 

シンが切ない

もうタイトル通りの読後感。
ハッピーエンドです、ハッピーエンドなんです、でも心を占める2割くらいの切なさ。
記憶が無くなっていく系にはもれなくついてくるこの感情。
ただ死を待つのみだったシンが少しずつ葵に心を寄せていく様、でも痣の侵食と共に、葵との記憶すら忘れていってしまう切なさ。
人間だった頃のシンの明るさが現在のシンと対象的で、ちょっとした嘘をつくところはヨキとリンクしていて。
本編…

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