野原滋さんのレビュー一覧

僕の行方 小説

野原滋  黒埜ねじ 

ミステリーあり、恋愛あり。

フェアで割引に釣られて購入。
前知識なしに、購入。
神評価です。

物語にグイグイ引き込まれました。
ドキドキするミステリー要素あり、胸がキュンキュンするような恋愛要素もあり。
そして、最後はスカッとするような要素もあり。
さりげなく埋め込まれた伏線もピリリときいています。

うん。パーフェクト。
好きだわ。こんな展開。


予想してなかっただけに、高評価です。

お…

1

恋する若頭 小説

野原滋  陵クミコ 

強面ヘタレ攻めがおもしろい!

見た目が◯◯なのに実際は……というやつ、本人からすると苦労の種でしかないんだけど、BL的にはギャップ萌えが期待できる王道ですよね。

この作品の攻め・伊吹もヤクザな見た目に反して、ヘタレでシャイゆえに童貞というギャップの塊。
そしてオモチャ会社の営業マン・眞田に一目惚れしてしまって、彼の営業先であるファンシーショップの柱の影から、眞田が働く様子をこっそり見つめている……というめっちゃ美味しい…

0

身代わり花嫁は月下に愛を誓う 小説

野原滋  六芦かえで 

BLファンタジー、大いに結構!!

身代わり花嫁もの+中華風ファンタジーになります。

こちらですね、健気で芯の強い受けと、包容力があり愛情深い攻めが、真っ直ぐ純粋に想い合うー。
そんな心が洗われるような、ピュアと言うか純真な二人であり、物語になるんですけど。
二人の揺るぎ無い愛に、めちゃくちゃ萌えましたよ。
二人を襲う試練に、のたうち回りましたよ。

あとこちら、「BLはファンタジーだ。ここまでいったらぶち上げちゃい…

12

祝言 小説

野原滋 

めでたく祝言

2019年春のJ・GARDEN新刊。「そらのだいじな旦那さま」の番外編。二人の穏やかな幸せを垣間見えて嬉しかったので萌にしました。本編が好きだった方は嬉しい一冊だと思います。

空良が隼瀬浦にやってきて二度目の春、同盟国からもらった薔薇を庭に枝わけしてもらって、高虎や次郎丸、魁傑と仲良く育てています。実はその薔薇を贈った国は、薔薇のみならず、娘を嫁がせようとしていたと聞き…というお話。

3

恋する若頭 小説

野原滋  陵クミコ 

ヤクザものではない、可愛いお話

強面のハードボイルド作家×歳上好青年の営業マンのカップリングで、ほのぼのと読みやすい作品。

個人的に、ちるちるでわざわざ童貞攻めで検索するくらい、童貞攻めを求めてるんだけど、高校生とかじゃなく大人な童貞攻めって非常に少ない(作家さん、出版社さん、供給お願いします…)。
で、検索で出てきた貴重なこの作品、童貞設定に無理がなく、ちゃんと必然性があるのがいい。

伊吹は身長も190センチと大…

0

砂漠の王子と忍びの恋 小説

野原滋  カワイチハル 

アラブの王子と忍者の末裔


アラブの王子と忍者、という普通なら一緒に並ばないであろう言葉が並ぶびっくりな組み合わせですが、主従ものみたいな感じでした。
ただ、本当の主従である王子とその護衛の攻防戦も楽しかったです。

<あらすじ>
忍者村で忍者のパフォーマンスをする隼人(攻め)は正真正銘忍者の末裔です。
3年ぶりに来日してきたアラブの小国ラファード国の第4王子・サラム(受け)の護衛兼世話係としてサラムと一緒に聴…

0

天色の瞳は千年の恋を抱く 小説

野原滋  八千代ハル 

時を渡る約束



異国の血を受け継ぐ容貌により畏怖され迫害された受けが自分の居場所をくれた攻めを救おうとする話。

異国人を父に持つ葵(受け)はその相貌から村人から迫害され、村の禍の元として人柱にされてしまいます。激しい雨の中、拘束され逃げることもできずただ死を待つだけとなった葵を助けてくれたのは半妖のシンでした。
帰るところのない葵はシンの傍にいることを望み、そのままシンの元に住み着きます。
シン…

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「天色の瞳は千年の恋を抱く」電子限定おまけSS「半妖は魂の絆で結ばれる」 特典

哀しく、でも喜びに満ちた幸せな最期。



これを読んで初めて話が完結したと思えました。
本編の中で語られなかった、葵の行動による明確なシンの変化について。

本編で、千年後の世界が変わったことまでは確認しましたが、シンが実際どうなったかはわからないままの終了でした。

あらすじはすで他の方がに詳しく書いてくださっているので割愛しますが、ここでは、葵がシンのために頑張った結果、シンに起った出来事が書かれています。
シンに…

1

気高き愚王と野卑なる賢王 小説

野原滋  白崎小夜 

強くて美しい受けが魅力的

面白かったー、イッキ読みでした。

とにかく今作は受けが魅力的でした。

王でありながらも敵国の奴隷…なので様々な試練を与えられながらも誇りを失わず美しく強いのです(強いのイイ!)。
モブ悪役達からのレイプ未遂、敵国の王との大太刀まわり(ここの気迫凄い、攻め様が惚れたの納得)後にほのぼのパートにすぐ移行してくれたのも良かった(過酷な状況がもう少し続いていたらリタイアしてたかも)。
敵の…

1

ぜんぶシテあげる 小説

野原滋  甲羅まる 

ちゃんと面白い良作だった!

心身が疲れている時、失礼ながら“あまり内容の無さそうな”作品を軽く摂取したいと思って、タイトル、表紙イラスト、あらすじをさっと読んで軽率に読み始めたのですが、これがなんと、“とても内容のある”作品でした。

あたたかな心の交流、毒親、自立・再生等といった要素があって、自然と感情が引き込まれ、惰性ではなく意欲的にどんどんページを捲りました。
尚且つ、“内容の無さそうな”=“ひたすらエロそう”と…

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