雨澄ノカさんのレビュー一覧

プレイヤーズ・コネクション 小説

妃川螢  雨澄ノカ 

肝心の言葉は言わないくせに(ㆀ˘・з・˘)

こちら、スピンオフ作品になるんですね。
作中にこれはまもしや、と思える2人が出てきてましたけど、案の定って感じ。
でも、このお話だけでも、全く問題なく読めました。


受け様は、鑑識の加山。
攻め様は捜査一課の神野。
同期であり、お互いに認めあった刑事であり、セフレでもある。

基本的に加山視点なので、加山の方は神野の事が好きなのは分かるし、神野だって加山の事、好きだよな、という…

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東方美人(2) 千年王国 小説

かわい有美子  雨澄ノカ 

東西冷戦期を生きるロシア諜報員二人の葛藤や生き様を書いた物語

舞台は西ベルリン。論文でも軍事記録でもなく、小説という作品で当時の東西冷戦の時代背景を描いた表現は十分すぎるほどで、執筆に至るまでのかわい先生の事前準備は相当なものだったとお察しいたします。私とかわい先生はおそらく同年代と思いますが、一応平和な日本に住まいながら、冷戦当時は漠然とした不安を感じており、しかし、当時想像していたよりは早くベルリンの壁が崩壊し、冷戦終結となったわけで、その激動の数年は私…

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東方美人 小説

かわい有美子  雨澄ノカ 

東西冷戦期を生きるロシア諜報員二人の葛藤や生き様を書いた物語

舞台は西ベルリン。論文でも軍事記録でもなく、小説という作品で当時の東西冷戦の時代背景を描いた表現は十分すぎるほどで、執筆に至るまでのかわい先生の事前準備は相当なものだったとお察しいたします。私とかわい先生はおそらく同年代と思いますが、一応平和な日本に住まいながらも、冷戦当時は漠然とした不安を感じており、しかし、当時想像していたよりは早くベルリンの壁が崩壊し、冷戦終結となったわけで、その激動の数年は…

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夏の雪 小説

葵居ゆゆ  雨澄ノカ 

苦しい気持ちになるけれど

作家様買いです。

弟が亡くなり、その原因が自分にあると自分を責めながら生きている冬と
訳アリの飲食店オーナーの喜雨とのお話です。

あらすじを読んで、ある程度重いことは想像していたのですが
私が想像していたより胸が痛くなりました。
冬は喜雨と出会うまでなんの救いもなかったんだなぁって…。
ずっと自分を責めてる冬を見るのが辛かったです。

どんどん喜雨に惹かれていっているであろ…

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追憶の残り香 小説

松雪奈々  雨澄ノカ 

むむむ

松雪さんの著書は、潜入捜査、と二冊目です。
チョイスが良く無かったのか、どちらも印象に残ら無い…

レビューにあった「残り香どころか記憶に残ら無い」は言い得ててまさしく。。。

高校の同級生の頃に仲の良かった二人。遊びの延長線上でバニラセックスをした後からお互いに離れてしまい…医者になった攻めは受けのことが忘れられない。金木犀の香る季節になると無意識にそれを思い出し、思いを馳せます。そん…

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劣情婚姻 小説

遠野春日  雨澄ノカ 

偽装結婚?

マフィアもの。
スーパー攻め様と跳ねっ返りの心理戦です。

天涯孤独の里見。NYで単身起業しているが、非合法な取引にも手を染めている。マフィアのシマでやらかし危うく沈められそうになったところ、コンパニオーニ・ファミリーのコンシリエーレ(ボスの相談役)、神津に拾われる。

神津に体も女にして妻にすると宣言され、怯えつつ従わざるを得ない里見は、機を見て逃亡する算段を図っていたが——

い…

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キスをどうぞ 小説

水壬楓子  雨澄ノカ 

暁斗の苦悩と成長

BL版マイ・フェア・レディ「お手をどうぞ」の続編。桐原に大抜擢されて世界的なホテルチェーンの専属モデルとなった暁斗。今作でも国民的ゲームの新作の衣装モデルに抜擢され、イベントでファッションショーのようなものをすることに。
モデルなのに剣を振り回しての立ち回りや、キャラになりきってのセリフもあったりでかなり大変そう。
正直、モデルなのに演技もするの? どこに向かっているの?とちょっと最初は疑問に…

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お手をどうぞ 小説

水壬楓子  雨澄ノカ 

スパダリ年上攻め

スパダリもので甘いお話が読みたいなーと思い、手に取ったので、その点は満足だった。
恋人に捨てられ、その恋人を寝取ったライバルにも馬鹿にされ、やけになっているところを攻め様に拾われた暁斗。そこから、かつての恋人を見返すために攻め様のもとで一流モデルを目指す、という流れになるんだけど。
暁斗がとても大変な想いをして、いろんなレッスンを受けたんだろうな、というのはわかるんだけど、説明だけで、努力をし…

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エンペラーズ・コネクション 小説

妃川螢  雨澄ノカ 

受け刑事がもう少し有能だったらな

受けも攻めも刑事。捜査一課!私の大好きな。設定が複雑で面倒くさそうな刑事ものを書いて下さる作家さんにはそれだけでもう感謝。2人は同期の中で抜き出ている優秀さで お互いルックスも良く「気は合わないけど意見は合う」というケンカップルで周りにも「痴話喧嘩やめろ!」と言われているような関係。

タイプの違う美形同士で設定も話も萌える要素しかないのに、ちょっと乗り切れなかったのは全てにおいて攻めより受け…

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エンペラーズ・コネクション 小説

妃川螢  雨澄ノカ 

しっかりとした読み応え

 共に警視庁捜査一課所属で、同期の東原帝と、御門鋭司。
 彼らはその名前とルックスから、「エンペラーズ」と呼ばれる。

 互いに実力を認め合う関係ではあるものの、常に競争を強いられる職場環境と、過去のとある出来事から東原は御門に素直になれずにいた。
 そんなある日、とある殺人事件の捜査でコンビを組まされることになって……

 というのがざっくりとした話の入り口です。
 そこから二人で…

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