yocoさんのレビュー一覧

エブリジャック、ヒズジャック 小説

栗城偲  yoco 

できれば分冊にして欲しかった

珍しく2カップルの話が一冊にまとまった作品です。
ただやはりそのぶん駆け足ですしエロの濃厚さもなく、分冊で出してもらいたかったなあと正直思いました。
キャラ達も魅力的ですし。

**********************
受けの幸也は恋人の久住にベタ惚れで、彼のために借金までするデパートマン。
28歳で責任ある仕事を任されるような立場でありながらも、久住のこととなると非常識の塊となり…

4

パブリックスクール -ツバメと殉教者- 小説

樋口美沙緒  yoco 

続編が読みたい作品です!

前作の『檻の中の王』から続く三作が好きだったため、本屋さんで見つけたとき、「またあの世界観が読めるのね!」と大興奮しました。

前作と同様にとても面白かったです。
ちなみにお話は一気に読み進めましたが、個人的には一度目よりも二度目と読み返すたびに面白くなっていく作品なのかなと感じました。
パブリックスクールを統率する者の人物像もキャラ達の位置付け(主役2人周り含め)も前作と異なるところがち…

9

サンドリヨンの指輪 小説

綾ちはる  yoco 

ちょっと不思議な指輪のお話

綾さんてちょっと不思議な、というのかファンタジーというのか、そういった設定のお話を描かれることが多い気がしますが、この作品もファンタジー要素が詰まったお話でした。

ネタバレ含んでいます、ご注意を。






タイトルの「サンドリヨン」てなんだったっけ?聞いたことある言葉だなと思ってググって思い出した。
「シンデレラ」のフランス語。つまり、タイトルはシンデレラストーリーを手に…

7

パブリックスクール -ツバメと殉教者- 小説

樋口美沙緒  yoco 

閉塞感がたまらない‼

『ムシシリーズ』も面白いですが、やっぱり樋口作品は『パブリックスクールシリーズ』いいです!大好きです!そして今回のスピンオフも期待を裏切らない読みごたえのある作品でした。

なんといってもあの息苦しい程の閉塞感!寄宿舎という狭い世界の中で、まわりの目を気にしながら自分の立ち位置を必死に守りつつ、そんな環境に苦心しながらもどうすることもできずに堂々巡り。この八方塞がり感がたまらなくいいです!

11

パブリックスクール -ツバメと殉教者- 小説

樋口美沙緒  yoco 

健気受けの殿堂

読む前から想像していたものの、過酷な環境にいながらも心優しくて強くて健気な受けに泣かされました。
愛についての想いを語る演劇のシーンでは涙ボロボロ。。
分厚い二段組の分量を感じさせず、あっという間に読破しました。
最初はこれでもかというほど辛い目にあう受けが不憫でしたが、それでも人への優しさを失わない芯の強さに救われました。
そして攻めにも攻めの辛い過去や事情が多々あるのですが。。にしても…

5

パブリックスクール -ツバメと殉教者- 小説

樋口美沙緒  yoco 

読む勢いが止まらない!

手に取る時は迷いました。
如何せん、前作が好きすぎるので…

しかし、樋口美沙緒先生の作品を今まで購入しなかったことはなかった私。当然買いました(≧∇≦)/


前作が好きすぎるのは変わりありませんが、
めちゃくちゃ良かった!泣いた~( p_q)
他の方々の素晴らしいレビュー通り!

後半からスタンに萌えまくり(;//́Д/̀/)ハァハァ
前半あってこその、この萌え。
たま…

6

パブリックスクール-八年後の王と小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

脇キャラにも光を当てた

大団円の後のお話なのでファンブックに近いです。
ですので、本編未読者は先に読まれてからがお勧めです。

一本目は攻めのエド視点。
クリスマス休暇を取れなくなった礼へ、嫉妬や寂しさから怒りが爆発してしまうエドのお話です。

二本目はエドの友人で、礼の親友ジョナス視点。
礼へ近づこうとするエドへ拒否反応を示し、礼に内緒で勝手にエドへ忠告しに行くお話でした。
彼は受け入れた者へ愛情深く、…

4

パブリックスクール-群れを出た小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

脇役が光る

パブリックスクールの2巻です。
前回、礼はわけがわからずエドに抱かれ、そのことに理由もつけてもらえず…というところで終了でした。
その直後からのスタートです。

前巻と同じく受けは日本人(といってもハーフ)で、エドの祖父の子供の礼。
攻めは生粋の貴族で、パブリックスクールのトップをひた走るエドです。

前半はエドがなぜ礼を愛したくとも愛せないか、そのエドの心情を礼が理解し離れる決意を…

9

パブリックスクール-檻の中の王- 小説

樋口美沙緒  yoco 

ひたひたと胸を打つ

yocoさんの挿絵でほいほいされ購入してあったものの、樋口さんは不憫受けを書かれる方の中でもリアルに泣きたくなる不憫受けなので申し訳なくも積んでいました。
ただ最近虫シリーズを一気読みし耐性がついたために、手に取りました。

**********************
受けは、日本人の母を持つ大人しい礼。
二人きりの母子家庭であった為必死で母を支えていましたが、母親を突然亡くし12歳で…

9

パブリックスクール -ツバメと殉教者- 小説

樋口美沙緒  yoco 

買って悔いなし

一気に読みました
前作の続きではないし、お値段もよかったのでかなり迷いましたが買ってしまいました
前作も神評価ですが、こちらの話の方がより好きです
桂人の男前っぷりが良かったです
その後が読みたいです

2
PAGE TOP