yocoさんのレビュー一覧

花降る王子の婚礼 小説

尾上与一  yoco 

受け様の真心と献身に涙(つд;*)

 読み初めてすぐに物語に引き込まれました。

 受け様のリディルは、魔法国エウェストルムの王子。
約束のため女王と偽り、武強国イル・ジャーナへ輿入れすることに。

この輿入れ先イル・ジャーナの王、グシオンがこの度の攻め様。

 約束を違える結果になるので、リディルは自害、もしくは殺害されることは承知の上、というかその使命をもって、嫁ぐのですよ。

 祖国では皆に愛され、リディルも…

5

Chara創刊20周年記念展 図録 Chara EXHIBITION 2016 ART COLLECTION コミック

  楢崎壮太  二宮悦巳  日高ショーコ  秀良子  穂波ゆきね  円之屋穂積  三島一彦  みずかねりょう  水名瀬雅良  山田ユギ  やまねあやの  雪舟薫  TONO  高階佑  今市子  円陣闇丸  エンゾウ  笠井あゆみ  葛西リカコ  禾田みちる  夏乃あゆみ  木下けい子  草間さかえ  左京亜也  高城リョウ  高久尚子  yoco 

美麗図録

2016年の記念展の図録。円陣先生の絵目当てでGET。A4サイズで見開きの作品もあり、本当に美麗です、入手できてラッキーでした。

どの絵も大体見ているのですが、表紙等の文字がなく、A4サイズで大きいということだけで、くらくらする迫力です。そんなにファンではない先生の絵でも見開きでババ―ン★とくると、本当に先生の技が素敵すぎて。
気になる先生の絵があるのであれば、一度手にしていただいてもよい…

0

ロイヤル・フェイバリット 小説

ライラ・ペース  yoco 

殿下の下の

待望の続刊
シークレットも読み返して、準備万端で挑みました!

◾️ベン(ベンジャミン・ダーバン)×ジェイムス(英国皇太子)
序盤のワクワク感!ベン視点とジェイムス視点が交互にあることが嬉しい。序盤のまだベンが現実を実感していなくて、皮肉ったりして遊んでいる様!どんどん現実が襲ってくるわけですけど。「バッキンガム宮殿?」なんてほぼコント。でもジェイムスが幸せなら嬉しいベン…愛…まぁこのあと…

5

パブリックスクール-檻の中の王- 小説

樋口美沙緒  yoco 

私の小説沼落ち作品!

急加速でBL漫画にハマった私は、月に数十冊ずつ購入しまくって読みまくっていました。
BL中毒(笑)のようになり、小説も気になるな…と思い始めましたが、どうも昔から活字が苦手で、小説を読破した記憶がほぼあまりありませんでした。
とりあえず何かひとつ読んでみようと、こちらで検索して気になったパブリックスクールを購入。貴族ものやパブリックスクールが舞台のものが大好きなのもあり、自分でも驚くほどの速さ…

6

kiss you,kiss me 小説

ひのもとうみ  yoco 

すれ違い10年越しの恋

表紙は、yoco さんの絵。
とっても目を引く綺麗な絵です。繊細で臆病な蒼の顔。
よーく見ると、蒼の瞳に「窓を背景にした優吾」が映っている。・・ラストシーンの蒼の顔だと思う。電子版だから、拡大して確認できる瞳の絵。

繊細で優しい蒼は、小説の中で独り忍び泣きする場面が多い。
著者の萌えは「10年愛」、この小説には「著者の萌え」のほとんどを詰めこんだそうです。著者の萌え部分の心理描写は特に…

3

ロイヤル・フェイバリット 小説

ライラ・ペース  yoco 

君主の恋人

神よ!と大興奮した「ロイヤル・シークレット」の続き。大団円までの長い長い道のりで、ごめんなさいちょっと読むの大変だったわ・・と思ったので萌2にしました。内容は完璧、素晴らしかったです。本編なんと510P弱。

前作最後で「ジェイムズの側に立つ、闘う」と決めたベン。最強戦士キンバリー・ツェン(ジェイムズのメディア対策要員)と共に頑張ろうと思ってはいるものの、宮殿で生活するジェイムズの近くに長くい…

8

愛しのニコール 小説

凪良ゆう  yoco 

田舎で暮らす普通の男の子たちの物語 

2016年作、あとがきの作者曰く「ごくありふれた普通の男の子たちのお話」。
・・マイノリティの気苦労についての、ありふれた話ってことなのかな?

取り巻く状況設定は、マイノリティが生きにくい状況の田舎。これが「普通の男の子たちのありふれた話」なら、田舎の普通って辛いんだな。
田舎風景のモデルは、映画の「リトルフォレスト」なのだそう。

前半のニコの人生は、思う様にいかない・・読んでいて…

1

パブリックスクール ―ツバメと殉教者― 小説

樋口美沙緒  yoco 

タイトルの意味を知ると余計に泣ける

樋口先生の代表作品の一つでもあるパブリックスクールシリーズのスピンオフ作品ですがこちらだけでも楽しめます。(本編のキャラも出てきますが本当にチラッとだけです)
メインの話はしつこく読み返すくらい読んでいたのですが、メインのカップルが大好きすぎたのでスピンオフになかなか食指が働かずズルズルと引き伸ばしてしまってました。年末になって時間が取れるようになったので意を決して読んだら……まさに滂沱、涙涙で…

2

ロイヤル・フェイバリット 小説

ライラ・ペース  yoco 

今年のナンバーワン小説はコレです。

24日に電子発売されたこちらの作品は、私にとって最高のクリスマスプレゼントとなりました。
今年も終わりに近くなりましたが、こんな素敵なお話が読めるとは感謝です。

ウィットの効いた会話
皇太子として国民に向けた声明文
テレビでのインタビュー内容

お見事すぎてこわいくらい。

王になるとされている立場の人間の性的指向と宗教と国が絡んだお話なんて、考えるだけで禿げそうなのに書ききっ…

11

花降る王子の婚礼 小説

尾上与一  yoco 

花嫁ものでも、やっぱり尾上与一さんだった

正直言って、この作家さんで花嫁?どんな話に!?甘々?
・・・と、思っていたらとんでもなかったという。
いやその、結果的には甘いんですが、ストーリィとして全然甘くなかった!リディルは命がけだし、グシオン王も・・・波乱万丈!
王を助けようとして、敵陣に突っ込んで、背中を切りつけて魔法円を回すシーンがド迫力。その後で王のそばで見守って、倒れるのが切ない。
またグシオンがリディルの為に、国に帰れと…

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