yocoさんのレビュー一覧

パブリックスクール―ツバメと監督生たち― 書店共通特典ペーパー 元寮代表のひそやかな約束 特典

メンベラース!!!!!

なんとメンベラーズ視点のSSでした!本編では攻めも受けもちょっとイラっとしてしまったのですが、このSSでは桂人の奥ゆかしい思慮深いところ、可愛いところが分かりやすくて、「うーんメンベラーズにしとけば良かったんじゃないの?」と萌え萌えしました。

以下好きだったところ

メンベラーズの「桂人可愛がりたい病」がモノローグ形式で語られているのが良いです!「この世界で一番可愛がりたい相手」やら「ス…

3

パブリックスクール-檻の中の王- 小説

樋口美沙緒  yoco 

攻めにも受けにも憤る

読み終わったあとの感情は、怒りです。
弱い受けと弱すぎる攻め。
私の大嫌いな組み合わせ……
それなのに、先が気になって仕方がない。
樋口先生の素晴らしい表現力と文章力、キャラ作りの上手さに脱帽です。

母の愛を一身に受けて育ったレイ。
母が亡き後、引き取られたのはイギリスの貴族でーー…というお話。
そこで出会ったレイの甥で孤高の王様・エドに陶酔していくのですが、エドは男色です。

2

火曜日はもう待たない 小説

火崎勇  yoco 

ミステリアスな受け

受けの終始謎めいた雰囲気が素敵です。初めて出会った攻めと意気投合し、ベッドインするもののファーストネームも連絡先も教えてくれない。「次の火曜日の同じ時間に会いましょう」と約束するだけ。

珍しい攻めの一人称で攻めに共感しながら読み進めましたが、この攻めは辛抱強い!私だったら理由もわからず急に帰っちゃうような思わせぶりな事をされたら「めんどくせー」と思っちゃいますが、余程受けが魅力的だったのでし…

1

パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

こちらのキャラ達の方が好き

パブリック…シリーズは私は本シリーズよりこちらのキャラクター達のお話の方が好きです。攻め受け同級生だし良家のおぼっちゃま達のお話とはいえ高校生っぽい青春を感じられるからです。

前作の自分レビューで貶しまくってた攻めの双子であるアルビーは真人間として成長し、かなりいい奴になってました。そんな短期間で人って変わるかな?とひねくれた目で見ないこともないけど。寮の監督生代表という自分の能力以上の地位…

11

パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

読まなくていい……でも……。

正直、前作のラストが気に入ってる方は読まなくてもいい作品かもしれません。
幸せな余韻を打ち破る辛すぎる展開に胸が苦しくて、
この作品の萌えはどこにあるのかと心が折れそうでした……

スタンの母親に対するトラウマは根深かったのです。
治っていない傷口に被せた瘡蓋ーーそれがケイト。
現実から目を逸らして、ケイトとの〝それなりの幸せ〟を望むスタン。
そんなスタンに、母親と共に失った音楽(バ…

18

パブリックスクール ―ツバメと殉教者― 小説

樋口美沙緒  yoco 

感動以外の言葉が出ない

なんとなく避けていたパブリックスクールシリーズ。
いざ読んでみたら面白くて面白くて、あっという間に引き込まれてしまいました。

しかーし、読む順番を間違えて、先にスピンオフを読んでしまった((;゚Д゚)))
なんか思ってたのと違う?と違和感はあったものの、あとがきを読んでやっと気が付きました。
こちらの主人公たちは新刊も出ているようなので、とりあえず次はそちらを読みたいと思います^^;

7

パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

肝っ玉母さんケイト

あらすじなどは他のレビュアー様が丁寧に説明してくださってるので省きます。
樋口先生の攻様はいつも傲慢で自分勝手で自己中なキャラが多いですが、今回スタンはまぁすごい。途中読みながら心の中で何度ぶん殴った事でしょうか。
ケイトも健気に全てを受け入れる……かと思いきや、途中でわりと開き直って読者の代わりにスタンを叩いてくれたりしてるので、よしいいぞ!ケイト!もっとやれ!みたいな気分になりました。

14

パブリックスクール―ツバメと監督生たち― 書店共通特典ペーパー 元寮代表のひそやかな約束 特典

ある穏やかな日

前作で大好きなキャラクターだったメンベラーズ。
卒業してしまい、本編に登場はするもののリーストンに居ないのがなんだか寂しかったので、彼視点のお話が読めるのがとても嬉しい。
まるっとメンベラーズ視点ですので、彼がお好きな方にはぜひ入手して頂きたい…

舞台は本編終了後、イースター休暇を迎えたメンベラーズが桂人を誘ってデートをするお話。
スタンがメニューイン国際コンクールに出場する事になり、…

5

パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

愛を求めた彼らのその後

作中にクラシック楽曲が登場するからか、小説を読んでいるのに、頭の中でシーン毎にBGMとして音楽が流れて来るような不思議な感覚になりました。
登場楽曲のどれもが登場人物達の心情を表現しているようにも感じられる部分があったりもして。
樋口先生はそこまで考えられて楽曲を選んだのでしょうか。
今作も濃厚な人間ドラマが丁寧に描かれた素晴らしい作品でした。
読後にカバーや口絵を見返すと、yoco先生の…

13

パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

待ってた!!

大好きなシリーズの大好きなふたりのお話で、ずっっっと続刊待ってました!!いっきに読んでしまいました。このふたりの話を読める幸せの、なんたることか。
内容はどちらかというとスタンとケイトのそれぞれの苦悩や葛藤シーンが多く、読んでいるこちらも心を砕きながら見守ることしかできないけれど、それでもふたりは絶対に乗り越えるから大丈夫と信じて読み進められる。
本当に本当に大好きです。続きもよろしくお願いし…

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