朝田ねむいさんのレビュー一覧

Loved Circus コミック

朝田ねむい 

なんか、いい!! 愛もある。

登場人物が魅力的。それぞれに抱えている問題があっても、しっかり仕事をしているのが好ましい。主人公が、他の登場人物のことを知っていく距離感と過程も自然。
絵は、ざっくりした雰囲気で、線は硬め。整理された線なので見やすいし、人物の見わけもつきやすいです。いざ!という時の目の表情は、カッコイイ!
ラストは、予想通りだけど、ひねりがきいていて驚かされました。
エロは少なめ。でも私は漂う雰囲気にセクシ…

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Loved Circus コミック

朝田ねむい 

風俗店の舞台裏。

娼夫ものの一種ですが、お仕事そのものよりはお仕事の舞台裏がメインの作品です。

時々出てくるお客さん達がかなり濃い感じw めくるめく夜の世界というよりかは地道にお仕事をする系です。

メインカプはシロさんとケイらしいのですが、「なんか気に入ってる」×「尊敬する先輩」って感じで、そんなにBLっぽい感じはないです。むしろジョーとソムくんの方がBLしてました。

わいわい暮らしているCirc…

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マイリトルインフェルノ 上 コミック

朝田ねむい 

きみは強い人だから一人でも大丈夫

上下巻読了。一読目はまーくんの魔神ぶりにフォオオッと上がりましたが、何度か読むうちにナカモトが不憫になってしまった。自分の能力を買って最大限のパフォーマンス引き出してくれるパートナーより半径2kmくらいが生きる世界のすべてみたいな、愚かしい愛情で豚箱ぶちこもうとする仁くんのが可愛いっちゃ可愛いのだけれども、仁君を選ぶ理由が二股男のよくある別れの理由みたいであらあらまあまあという気持ち。ナカモトのむ…

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スリーピングデッド 上 コミック

朝田ねむい 

カバーイラストが美しい

紙版。

不条理展開にはやっぱり笑いの要素が不可欠ですが、朝田先生のセンス大好きです。

通り魔猟奇殺人に巻き込まれた教師(佐田)がサイコパスな科学者(間宮)によって人体実験を名目に蘇生させられる…というホラーじみた展開の本作。これからどこがどうなってBLになっていくのか、ハラハラ&ドキドキしかないです。というのも、終盤ににおわされる佐田と間宮の過去シーンが煽ってくれるんですよね、…

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CALL コミック

朝田ねむい 

沁みる

紙で購入。久しぶりの朝田先生。

笑いのセンスも相性がいい作家様だけれど、今作はしっかりとダウナーなお話でズキズキきた。朝田先生はシリアスなお話の方が個人的にはグッとくる。

ハルヒコは作者様の中では美形キャラだ笑。中身はニートで金がなく、どうせなら楽して稼ぎたいロクデナシ。で、ホモとか無理なはずなのに、ウリ専ボーイと偽って、アキヤマ(36歳・サラリーマン)を客にとる。

はじめはチョ…

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兄の忠告 コミック

朝田ねむい 

玉手箱のような短編集

今ならば、これってどれも
深夜枠のテレビドラマとかになりそうな短編集。
『毛虫』もね!
(あれを映像化する勇者が居てくれたら嬉しい!)

これはどのお話も、
簡単にBLという枠に
くくってしまってはいけないような気がします。

反対に言えば、
BLっぽい萌えは無いかなと。
色っぽいところもないし!!
(でもキャラクターはめっちゃ色っぽい♥)

それでも、
どれも魅力的…

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スリーピングデッド 上 コミック

朝田ねむい 

デッドなのにリビング、死なないように頑張らなきゃ。

ゾンビはあんまり…と言いつつまた買ってます。
一般の推理/ミステリ小説では猟奇ものとか大好きですが、BLなのにのっけからの通り魔からの刺し殺されシーンは衝撃的ですね…
殺人を目撃して、逃げようとしてるのに自分も襲われて。
正に刺されている瞬間の本人の視点って…
イタイ!コワイ!グロイ!

そして、目覚めてからの展開もなんとも言えず。
マッドサイエンティストが瀕死ならぬ完全に死んだ佐田…

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Dear, My GOD コミック

朝田ねむい 

ほんとにすごい

表題作ともう一つの作品が収録されています!

表題作のDear,myGODは主人公ロース神父がカルト宗教に心酔している若者を救う話です。
後半のはなばなしは、拾った植木鉢が人間になる話です。
個人的に後半の話がすごく好きで、花が人間になるっていう発送が素敵なんですが、それ以上に、この人間も主人公の知ってる顔でして、、それがまた面白いことになるんですよ……

まじでよかったです

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Dear, My GOD コミック

朝田ねむい 

洗脳から救う神父

苫米地先生の、カルト洗脳浄化シリーズを読んでいるので、
この作品で取り上げるテーマに興味を持ち、だいぶ以前に読んだけど、
後味悪い作品なので、レビューを書く気になれなかった。

リブ(あばら骨)と ロース(背肉、「ローストに適した肉」)
非道なカルト教祖の名は、タン(舌) 
カルト信者 と 神父

ネーミングは、訳肉シリーズのおふざけで、特にカルト用語ではないみたい。
カルトの洗…

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マイリトルインフェルノ 下 コミック

朝田ねむい 

タイトルの意味を調べたら…


上下巻を読んで率直な感想は「天才な攻めの取り合い」でした。

視点が色々変わるのですが、私は攻めのまーくんを中心にした物語だなぁという印象を受けました。

というのも、このお話は二巻通して受けが二人。
信じられないくらい平和な受けの新井仁と、麻薬のような受けのナカモトサトシ。
平和だけどスリルがない、スリルはあるけど虚無感と疲労がある。
二つの道で、一体まーくんはどちらに進むのか…

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